タグ:テスト ( 71 ) タグの人気記事   

一夜漬けの功罪   

別に自慢にはなりませんが、私は一夜漬けが得意です(でした、というべきか)。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験終了組(本人・親)へ←コツコツ推奨。
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと ←アマゾン
*「なか見!」機能で「立ち読み」できます♪

一「夜」といっても、これまでの生涯で勉強のために徹夜したこととかは一度もなく、テスト前夜の「よいこは寝る時間(10時とか、大学生時代でもせいぜい11時)」までの話ですが、要するに前日漬けのような、短時間詰め込み。

私はどうも記憶力が悪いのですが、賞味期限24時間の記憶なら(そして気合が入っていれば)わりといけるようです。メモを取ってなくても臨場感あふれる議事録とったりとか、そういうの得意です。一夜漬けも同じ要領で…

ガーーッと詰め込み、こぼれないようにそっとテスト会場まで運んで(笑) 壊れないように慎重に再生します。

自分の理解として定着しているものではないので、ふわふわと雲をつかむような感じですが、ふっと「このへんだろう」という出題者の意図と、自分の頭の中にある模様の濃淡のマッチングをして、答案を作ります。

最近読んだ本「脳が認める勉強法」(ベネディクト・キャリー著)によれば、一夜漬けというのは記憶の定着からいうと下の下策だそうです。まぁ当たり前ですが。

確かに明日のテストの点数のためには一定の効果がありますが、そのあと抜けるのも早いということで、要するに実力とはなっていかないのです。そうでしょうね~。だから、世界史とか、高校で授業を受けてテストも受けて単位は取ったけれど大人になったらあきれるほど何も残っていなかったし、大学での数学なんていったい何を教わったのかすらほとんど謎だし、第二外国語(ドイツ語)なんてA評価取ったのに今や1から10までも数えられません。

記憶の定着ということに関していえば、一夜漬けより分散学習、結局こつこつやれってことですが、同じ時間をかけるならばそれをちょびっとずつ頻回にするほうが記憶に残るっていうのははっきりしています。中学受験なんて、定期テスト(というか日能研ならカリテ)でがんばって内申(?)取らなきゃいけないものではなくて、2月1日の本番まで覚えてなきゃしょうがないんですから、カリテ前夜に一夜漬けばっかりしててもそりゃしょうがありません。

前述の本には、記憶や学習に関していろんな実験や研究成果が書かれていますが、およそ「分散学習」ほど確実に効果が見込めるものはありません。授業で習ったら、翌日か翌々日に復習、週の終わりにテスト(復習テスト的な)、1か月後にまたテスト…なんだかんだあって入試。中学受験塾のリズムってあらかたそんなふうになってますけど、それって実はとても理に適っているということがこの本を読むと納得できます。

繰り返し(分散)学習が効くということがわかれば、メモチェのような暗記用教材の消化の仕方もちょっと違ったものになると思います。過去記事によれば、こじろうくんは6年夏休みにまず、1日に1項目か2項目やろうとしましたが、そうやってのんびり時間をかけてやっていますと、「2回目」に戻ってくるまでにはるかな時間が経っています。1か月かもっとです。時間空けすぎです。

そうすると、きれいさっぱり忘れていて、わからないところが1回目と2回目でまったく同じだったりします。賽の河原です。

1回目の痕跡が残っていて、ギリ思いだせるくらいで初回の復習が回ってくるようにするとちゃんと前に進みます。そのためには、「全範囲をいっぺんにやろうとしないで短く区切って繰り返し」でもかまいませんし、口頭確認してどんどん進めるとか荒く速くする方向もありです。とにかく「がんばると思いだせる」という線を狙います。

私は自分の受験のときには、暗記モノはさっぱりのまま終わらせてしまいましたが、子どもの受験のときにはメモチェにも付き合ったし、こじろうの漢字なんかはExcel管理であんなに緻密にやって(^^;; その中で体感的に、どう暗記すればカタいのかというのもずいぶんわかってきたのですが、「脳が認める勉強法」を読んだら、そういうことをまじめに研究してる人がいるとか、その結果は経験上の知恵とまったく一致していることとか、あと私の作ったExcelみたいなことをやってる人がいた(笑)とか…

まぁ、おもしろかったです。先にこの本を読んだら早かったんじゃないかとも思いましたが(しかしこの本が出たのは去年だからダメだな)、たぶんこういうのは実感しながら方法を掴んでいったんじゃないととてもじゃないけどめんどくさくて実施できないとか、そういうものなんだろう、とも思いました。


(ところで、タイトルに「功罪」といいつつ「功」がないと言われそうですが、一夜漬けがうまくても確かに記憶系科目には強くなりません。けど、何か「一夜漬けエキスパート」になるとほかの部分が鍛えられるんですよ。ウスい手がかりでも点数化する術とか、ざっくり素早くツボを押さえるとか。だから英語とか、あと会社生活のあれこれとかにはきっと効いてます)

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 中学受験(指導・勉強法) ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験 ←こちらも参加しています。
にほんブログ村 中学受験(日能研) ←こちらも参加しています。

実用書じゃないけど文句ナシのおもしろさ↓
ブログやってなかったころのこじろうの様子がちょこっと載ってます。
中学受験 叫ばせて! (地球の歩き方BOOKS) ←アマゾン
[PR]

by an-dan-te | 2016-06-28 13:35 | 中学受験

「偏差値の生みの親」死去   

「偏差値の生みの親」として知られた教育評論家の桑田昭三さんが昨日亡くなったそうです。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験終了組(本人・親)へ←指標はじょうずに使いましょう
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと ←アマゾン
*「なか見!」機能で「立ち読み」できます♪

…というか、考案者がご存命だったことも今日初めて知りましたし、「偏差値」が日本独自システムであることも今初めて意識しました。(「標準偏差」とかはもちろん万国共通概念ですが、この応用、運用がということです)

桑田さんがご存命中のインタビュー記事があったので興味深く読みました。

これによると、「偏差値」というものを生み出したいと思ったシチュエーションは、生徒をその志望校に向かわせるか向かわせないか(志望校変更)という、のっぴきならない進路指導現場でした。

桑田さん(当時、東京都の教員になって二年目)はある生徒を「いける」とふんで元気づけて送り出してしまったんですけど、進学係の先生(ベテラン)は志望校変更の判断だったんですよね。結果、その生徒は不合格になってしまい、

「その時の、生徒に対する贖罪の思いと、教師としての自分の不甲斐無さが、この偏差値を生むきっかけになり原動力になったとも言えます。」

とのことで、真面目な先生ですね。

当時の進路指導は、校内テストの点数、順位と志望校一覧を元にgo/non-goの判断をするものだったようですが、この成績、この順位なら行けるのかどうかってときに、頼りになるのは「長年のカン(?)」だったようで…

そこで、桑田さんは、「生徒の学力分布を正規分布とみなす」アイディアから偏差値の考案に至ったのですけど。

でも、順位で表示するのと、偏差値で表示するのと、この場合の違いはどこでしょうか?

いずれにせよ、この集団の中での相対的な位置(ある一回のペーパーテストの)を元に指標化しているには違いないので、本質的にはそんなに違いないような気もするんですが。

いちおう、違うと思うところは、
・学年の人数が年度によって違ったりするなら、偏差値に揃えておいたほうが見やすい。
・200人いるとして、1番と20番はけっこう実力差ありそうだけど、100番と120番はたいして違わないような気がする。そのへん、偏差値のほうが「実力」に即した数値に見える。

要するに、母数によらず揃えた指標となり見やすいこと、真ん中が団子になってるあたりは違いを圧縮して示せること、ふたつ合わせて「相対的なポジションを感覚に合う形で表示する」効果があると思います。

本質的な違いはなくとも見やすい数値。そのほうが、「長年のカン」だって働きやすいというものです。この時点では、ある学校の進路指導で順位の代わりに偏差値を使ったからといって、受験先の高校の偏差値一覧がない限りは結局のところ判定はカン頼りになるわけですけど…

だから、ここまでだったら、偏差値という概念導入は、「功罪」の功も罪もたいして大きくないといえるでしょう。

しかし、偏差値というのが見やすい、扱いやすいという性質を持っているため、拡大路線と相性が良かったのですよね。

・何度もテストをやった結果を平均する(ならす)
・校内テストではなく、数千人規模の業者テストをやった結果を使う
・学校の難易度を偏差値を用いた一覧にする

ここまで来ると世界が変わってきます。そこまでは桑田さんの意図したことではないと思いますが。

桑田さんは研究を重ねるうちに
「学力テストによって測り得る生徒の学力的相対位置は、人間がいかに手を尽くしてもその時々、かつ各人各様に揺れ動くものである」ということを実感し、
「試験は一種の測定ですから、測定値には誤差は付きものだからです。学力テストのような間接的な測定では尚更のことです。」といっています。

元々の意図は、ある生徒がある学校を受けに行くべきか否か、「科学的に」判定したいというものであったのですが、結局それはあるブレを持ってしかわからないことだった(当たり前ですが)。

「高校入試関連のテストに限って言えば、偏差値で±3ぐらいの範囲で成績が変動する確率が60%前後でした。厳密には揺れ幅は各人各様です。私でも本番のテストで取る成績の範囲と確率は予言できますが、試験当日、実際に取れる成績は、どう知恵を絞っても予測することが出来ませんでした。つまり、本番の試験は、平均的学力より高い側の成績が出るのか、それとも低い側の成績が出るのか、神様だけしか知らないということです。したがって、この闇の部分を私は『テストの神様の裁量分』と呼ぶことにしています。」

偏差値という扱いやすい概念を導入したことで、「テストの神様の裁量分」の大きさをあぶりだすことができたのです。「データの日能研」もここに依って立っているわけですね。

インタビュー記事を読んで、すごい人だな(しかも謙虚)と思いました。
ご冥福をお祈りします。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 中学受験(指導・勉強法) ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験 ←こちらも参加しています。
にほんブログ村 中学受験(日能研) ←こちらも参加しています。

実用書じゃないけど文句ナシのおもしろさ↓
ブログやってなかったころのこじろうの様子がちょこっと載ってます。
中学受験 叫ばせて! (地球の歩き方BOOKS) ←アマゾン
[PR]

by an-dan-te | 2016-04-01 13:04 | 中学受験

答案用紙をヨムとわかること   

またろうとこじろうは、同じ親から生まれて同じ家、同じ保育園で育ったのにまったく違う「人種」なのですが、それはたとえば答案用紙を比べてもわかります。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験終了組(本人・親)へ←三者三様、答案用紙の「模様」。
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと ←アマゾン
*「なか見!」機能で「立ち読み」できます♪

比べるといってもまたろうは中学受験をしていないので日能研答案では比べられませんが、同様のテストを受けたものとして、中三時の市進テスト(高校受験用。こじろうは受験しないけど英語単科で通っていた)があります。

またろうもこじろうも数学が一番得意なのは同じで、最高記録の偏差値(中学受験ではあまりお目にかからない80台)もほぼ同じなのですが、答案用紙の「模様」が激しく異なります。

市進のテストは、基礎的な問題から超絶難しい問題まで、およそ前から順に並んでいました。またろうの答案は、簡単な問題からランダムに(?)ぽろぽろとミスをしつつ、でも空間図形を切ってどうのこうの(あまりややこしくて私は見る気もしませんでしたがよしぞうは挑戦して間違えました)というやたら難しい問題は正解。

一方、こじろうの答案は、前のほうからぴっちりノーミスクリアしていき、最も難しい大問ひとつ(ラス前)をさくっと飛ばし、そこまでではない大問(ラスト)のカッコ2までは解くという隙のないテスト戦略。

テスト巧者なのはこじろうだし、たぶん本当の意味で数学が得意なのはまたろうで、中身まったく別人なのですが、結果の数字だけ見るとほぼ同じ。

ちなみに、こじろうとはなひめの答案の模様を今度は日能研のテストで比べるとすると、これまた最高偏差値に関してはほぼ同じ(平均はこじろうのほうが上)、得意科目が違いますが(…ご存知のとおり)、模様もずいぶん違います。

自分の取りやすいところを全体から拾ってきっちり押さえるこじろうスタイル、
丁寧に解いていって(前からほぼマル)…途中でタイムアップ、以下空白のはなひめスタイル(-_-#

「こじろうスタイル」で集中的に白くなってるのは「記述問題」という感じ。

ま、ともかく、それぞれの「脳みそのカタチ」に合わせて答案の模様も様々。

こうした模様をよく観察すれば、これからどういう勉強をしたらよいかもわかりやすいですし、
調子を崩した場合も、何がまずいのかを速やかに発見することができるでしょう。

中学受験で、親ができるサポートは何なのか、人によって考え方はずいぶん異なると思いますが、
できあがった答案の模様を「ヨム」というのは、
もし親がある程度中身に関わる気持ちがあるならば、何より第一にやってみるべきことといえるでしょう。
(別に親自身がその問題を解けなくても大丈夫)

前に書いたことがありますが、
--------
成績急落は、勉強不足ではなく心が折れているサインのことが多い。
勉強を足すことでなく引くことを考えるのが吉。
--------

これも、単に「急落」ということでなく、模様をヨムことでもう少しはっきりしたことがわかるはずです。

たとえば、六年のかなりどん詰まりに来てこじろうの国語が「がたっと」来たことがありましたが、これは、模様を見ると、
「黒くなっている」
つまり、これまで完全無視だった記述にチャレンジしてみて、あさってではなく明日くらいの答案が書けているがまだ点にはなっていない、そしてそれで時間と集中力が取られてこれまで取れていた部分まで手が回らなかったということがわかりました。

スタイルを変えるときは突然がたっと来ることもありますね。だから別に心が折れているとか何かまずいことが起こっているというわけでもないのですけど(しかし本番にがたっと来ても困りますけど)。


先日、書店でふと目に入って衝動買いした本には、いわゆる「心が折れた」状態のときの答案の「模様」について詳しく書いてありました。(つづく)

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 中学受験(指導・勉強法) ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験 ←こちらも参加しています。
にほんブログ村 中学受験(日能研) ←こちらも参加しています。

実用書じゃないけど文句ナシのおもしろさ↓
ブログやってなかったころのこじろうの様子がちょこっと載ってます。
中学受験 叫ばせて! (地球の歩き方BOOKS) ←アマゾン
[PR]

by an-dan-te | 2016-02-11 23:18 | 中学受験

成績で順番をつけないこと   

女子学院にいた間って、定期テストはあって成績表はあったんだけど、一度も分布表とか順位表とかもらったことはなくて、相対的なポジションというのは最後までわからなかった。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験終了組(本人・親)へ←順位が低いからって、だから何?
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと ←アマゾン
*「なか見!」機能で「立ち読み」できます♪

外部テストを揃って受けるとかいうことも、ついぞなかったしね…

別に、出してほしいと思ったことはなかった。当然、大学受験のためには情報が必要だけど、それは駿台とか予備校に受けに行けばいいことで、それに学校の中の順位はいらないから。

それで、女子学院ってそういう学校なんだと思ってたの。

ところが、めりこ先生が
「成績で順番をつけるべきではない。私はそういう話が出るといつも反対していたので、担任を持っていた学年ではほとんどそういうことはなかった」
とおっしゃるので、逆に

「えっ、出すこともあるの??」とびっくりした(^^;;

分布表などが出たこともあって、その狙いは、いうまでもないことだけど全体の底上げというか。励みや目標にしてもらって、みんながもっとちゃんと勉強するようにね。ま、(よその学校ならば)ふつうだ。

めりこ先生が、出すべきでない、と思う理由もいちおう聞いてみた。すると、点数で並べれば、もちろん一番からビリまできっちり順位がつくわけで、それで上のほうならいいけれど、下のほうになったらどう思いますか? 劣等感を持つでしょう。そんなのいいことひとつもないわ。というお答えでした。

それにしても、そんなことについても、学校全体で統一されたポリシーというものはなくて、学年団の先生方があーでもないこーでもないって相談して決めてるというのがおもしろいですよねぇ。統一感がないことがポリシーというか。

ところで私は、めりこ先生とは違う考えを持っています。おおざっぱにいえば、

データは、出さないより出したほうがいい。これ大原則。
出されたデータは、各自、自分の幸せに貢献するように受け止めればよい。

テストは実施されたわけで、それを私たちは自分の時間使ってわざわざ受けたわけで、そして学校側はそのデータを持っている。データは学校のものでもあるけれど、私たちのものでもあるので、開示しないよりはしたほうがいい。

ある授業をどう受けて、どうテスト勉強して、テストをどう受けたら、結果どうだった。
点数がわかるだけじゃなくて、相対的なポジションがわかれば、もう少しいろんなことがわかる。

ふつうの利用方法として、たとえば「私は英語がんばろう」と思ってる人が、授業まじめに受けて、テスト勉強もして、だんだん成績がよくなっていくのを励みにしたいなら、当然それでもいいんだけど、

部活命で授業中はほとんど寝てる、テスト勉強もしないという場合に、どの科目がほんとにヤバいか知りたい(そこだけ救う?)とかでもかまわないし、

自分の得意不得意を推測して、進路選択に役立てたいならそれもよし。

自分の成績が先生の好き嫌いにどれくらい左右されるかというデータから自分を知るもよし。

あるいは、成績なんか気にしないで生きるの、って人が見ずに破り捨ててもよし。

ま、なんでもいいんだけど…

役立てようと思えば、いろんな観点から役立てることもできるし、
いらん劣等感なんか持たなきゃいい話でしょ?

だいたい、たかが勉強、たかが定期テスト、その点数がいいとか悪いとか、ひとりの人間の中身からすれば小さな小さなこと。ピアノに人生かけてるピアニストが、ピアノ下手だという話とはわけが違う。なんか悪い成績を取ったとして、それを救いにいってもよし、捨ててもよし、それは自分次第。

自分が自分をバカにするのでなければ、劣等感とか受け取る必要ない。

女子学院には、少なくとも、何かの(あるいは全部の)成績が悪いからといって他人のことをバカにする人はいなかった。

もしも劣等感を持って悩んだり、成績の悪い人を馬鹿にしたりする人がいればそのことをただすべきでしょう。(昔の)女子学院であれば成績表を出してもそんな問題はなかったと私は信じているし、そういう問題が起こるような学校は嫌い。

こじろうの学校だってはなひめの学校だって、(分布表出るけど)成績が悪かろうがそんなことで居心地悪くなったりしないよ。分布表は出しても出さなくてもいいけど、出るほうが便利、出てもそれで被害(?)にあう人が出ないような土壌が大事。というふうに私は思っています。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験終了組(本人・親)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 中学受験終了組(本人・親) ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験(指導・勉強法) ←こちらも参加しています。

実用書じゃないけど文句ナシのおもしろさ↓
ブログやってなかったころのこじろうの様子がちょこっと載ってます。
中学受験 叫ばせて! (地球の歩き方BOOKS) ←アマゾン
[PR]

by an-dan-te | 2015-09-25 13:17 | 中学受験

ジェットコースターな偏差値をとる子の結末   

ジェットコースターってのは、こう、カタンカタンカタン…と上がってきたかと思うと、ゴゴゴゴーッと急降下してキャーッとなる、そのようなスリルを楽しむ永遠に人気のアトラクションですね。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験終了組(本人・親)へ←フリーフォールは嫌
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと ←アマゾン
*「なか見!」機能で「立ち読み」できます♪

はい、アトラクションとしてはいいんです…

けど、模試偏差値の変動のたとえとして、「ジェットコースター」が頭に浮かぶようでは、親の気持ちは休まりません。

我が家の子どもたちの「ジェットコースター度」はこんな感じ:
またろう>はなひめ>>こじろう

こじろうは、六年生になってからの模試で
最高偏差値は、年間平均+2
最低偏差値は、年間平均-3
ということで、たいへんヨミやすい結果を出していました。幅は「5ポイント」ですね。
(過去記事: アップダウンと科目間格差 -こじろうの場合)

はなひめは、教室内の席順を、最前列から最後列まで行き来して、クラス男子に「おまえ、激しいな」といわれたくらいの実績の持ち主です(-_-;; 六年生になってからの模試で、最高偏差値と最低偏差値の差は、「11ポイント」。しかも、最低を取ったのは、最終回です。12月23日。ジェットコースターというよりは、気分はバンジージャンプです。

一般的にいって、安定した偏差値を出せる条件というのは、科目間格差が少なく、基礎の穴が少ないことでしょうね。でもその面からいえば、うちでははなひめのほうがこじろうよりずっとマシなんです。

こじろうは最後まで、算数と国語の格差が巨大な状態でしたし、理解のあり方も独特で、過去問を解いても、取れる学校と取れない学校の差がめちゃ大きかったのです。実力のムラという意味では、こじろうのほうがずっと不安定要因を抱えていたはずです。

ではこじろうの何が安定していたかというと、テストで発揮する集中力です。テストではいい点を取りたいと強く思い(できれば勉強しないでいい点を取りたい-笑)、それぞれの問題の得点可能性を素早く見分け、自分の実力と、テスト時間の制約から最大の得点を搾り取る。要はテスト巧者。

一方、またろうとかはなひめとかは、集中できるかどうかが「でたとこ勝負」なんですね。自分でもよくわからない。

これは「体質」なんでそう簡単には変わりません。親のできることは、せいぜい「最低」の結果を出す日でも合格できる学校を用意してやることくらいでしょうか。

もちろん私も、またろうやはなひめがサイアクの集中力だった日でも合格できるような学校で、それでいてちゃんと充実した学校生活が送れそうなところを必死で探しました。ほかの「ジェットコースター息子(←しばしば息子)」をもった母たちも、同じく上から下まで幅広く駆けずり回る羽目になりましたけど…

こういう、集中力に難がある子って、年間平均より「真の(?)」実力は上だし、本番は模試よりずっと集中できたりするので、案外悪い結果を聞きません。念には念を入れて選んだ、「サイアクの集中力だった日でも合格できるような学校」しか行けなかったってことはあまりないもののようです。

はなひめの場合、「遅刻しそうになって焦った」とかそういう「アドレナリンが出る」状況になるとよい成績を出す傾向がありました。さらに、外部会場で模試を受けることになる六年生後半、明らかに会場の学校によって結果が激しく上下していました。第一志望の学校から、第二志望、第三志望、押さえ校候補と四つの会場で公開模試を受けましたが偏差値はキレイに志望順(笑) とりわけ第一志望校での出来栄えは素晴らしく、

「あーーーもーーーわかりましたから2/1には本気出してください」って感じ。
実際、2/1の再現答案してみたら「誰?? これ」というくらい冴えた出来でした。

だから集中力欠如的ジェットコースターな子はきっとなんとかなります。ただし、基礎の穴だらけによる不安定な場合はちょっと話が違います。せっせと本番まで穴埋めしましょうね。

(過去記事: 誤差というよりジェットコースターな成績をどうする)

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験終了組(本人・親)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 中学受験終了組(本人・親) ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験(指導・勉強法) ←こちらも参加しています。

実用書じゃないけど文句ナシのおもしろさ↓
ブログやってなかったころのこじろうの様子がちょこっと載ってます。
中学受験 叫ばせて! (地球の歩き方BOOKS) ←アマゾン
[PR]

by an-dan-te | 2015-09-05 08:48 | 中学受験

偏差値をどう考えるか(アクセスラボ最新記事のお知らせ)   

暑い日が続きますね。8月になったので、アクセスラボ最新記事が掲載されました。
偏差値をどう考えるか

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験終了組(本人・親)へ←偏差値を越えて行こう
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと ←アマゾン
*「なか見!」機能で「立ち読み」できます♪

そう、いただいたお題は偏差値とか模試の結果の見方とか、そんな感じだったのですが、テーマ広すぎてどうやって1500字にまとめろと。

ってなことで悩みまして、一番基本的(?)なことだけ書きました。

合格可能性が80%といったらそりゃ、
10人受けたうちの8人が受かるってことで、
データからいってそれはわりと確かではあるんだけど、
それはある一人が10回受けたら8回受かるって意味じゃないよ、という。

そもそもたいていの模試で、合格可能性として出す数字は、20%~80%くらいなものですが、なんで90%とか、95%とか、あるいは5%とか、0%とか(!)出さないんだろうって考えたことありますか??

…それは、そこまで確かなことって、どうやっても言えないからですよね。たかが模試で。

模試というのは、いまいち歪んだものさしみたいなもので、入試当日に使われるものさしとはズレています。大きくいえば、科目ごとの配点が違うということがあったり(例: 模試では算国が150点で理社が100点だったのに、入試では四科100点ずつとか)、あともう少し詳しくいえば出題傾向が違います。

そして受けるほうのコンディションも、模試のときと入試当日では当然異なります。日にちが経った分、実力は相対的に上がる子も下がる子もいるというのはもちろんですが、当日たまたまの体調、あるいはその学校に何が何でも行きたいという気持ちの強さとか、不安や緊張にどれくらい弱いかとか。

そんなこんなで、一回の模試の結果で出す合格確率にたいした精度がないのはもちろんですが、
二桁におよぶ回数の模試を平均して出した合格確率だってなかなか、10%とか90%とか表現できるようにはなりません。

もし、判断材料が模試だけではなくて、過去問の状況とか、どのくらいその学校ラブなのかとか、性格とか、いろんなことを加味できればもう少し詳しくわかるでしょう。つまり親ならば模試の判定よりもうちょっと正確なことがわかると思います。

私の出した本のタイトルって、「第一志望校合格」云々となってますが、要するに
・偏差値的にも余裕がややあり
・志望校対策も万全で
・親も本人もその学校熱望で
・ふだんの勉強は基礎重視で穴が少ない
となれば模試でいう確率よりも確実に合格できる道理です。そういう、上を目指さない受験が好きじゃない人には別に奨めませんが(^^;; こんな感じで条件が整っていれば90~95%くらいのことは言えそうです。

実際、はなひめの受験の翌年に受験した子で、状況をよく知っている場合(つまり、ご相談を受けたりした場合)については9割超の合格率がありました。これは、私のアドバイスがすばらしかったとかそのような意味ではもちろんなく(笑)そういう志向の方が多かったというだけのことですが。そんなわけで

95%で狙う受験

というものは存在します(そういうのが好きかどうかはともかく)。

自分の受験の話でいうと、中学受験のときは「いつも8割出てるからいいだろう」というナメた受験で失敗し、
大学受験のときには周到に準備(過去問とか)をしたわけです。

東大については最後までそんなに確信を持てない、いわば「確率の受験」だったと感じました。
つまり、模試で80%が出なかったことはないからたぶん行けるんじゃないだろうかという、
でも中学受験のときはそれで実際ダメだったんだけれどという、そんな受験です。

早稲田の理工学部についてはそれと違いました。
数学物理化学英語、どれをとってもクリアに問題の求めるものがわかり、紛れなく正しい解答ができるものだけで合格ラインよりかなり上の得点ができました。どの年度の過去問を解いてもその状態で、当日も同じでした。
くまなく見通せるという感触で、コンピュータミス以外では落ちないという確信を持っていました。

でも、そのどちらも模試の判定では「合格率80%」という表現しか出てきません。10人のうち8人が受かるというアレです。でも、中身にはそのくらいの越えられない違いがある人が含まれている…絶対受かる人というのがいるんです。

だから、80%で大丈夫と過信しないで、なるべくなら確実に受かる側に回ってしまいましょう。

数字は目安として便利ですが、入試は数字だけでは片付きません。

80%のところ一つと、50%のところ二つ受ければ、全落ちする可能性は??
…とか、算数やってる場合じゃないです。もっと、着実に、志望校へまっしぐらにラブレター(解答)を届けましょう(^^)

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 中学受験(指導・勉強法) ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験 ←こちらも参加しています。
にほんブログ村 中学受験(日能研) ←こちらも参加しています。

実用書じゃないけど文句ナシのおもしろさ↓
ブログやってなかったころのこじろうの様子がちょこっと載ってます。
中学受験 叫ばせて! (地球の歩き方BOOKS) ←アマゾン
[PR]

by an-dan-te | 2015-08-03 13:31 | 中学受験

ひどい点をとっちゃった!!(アクセスラボ最新記事のお知らせ)   

8月になりましたので、アクセスラボに新しい記事が載りました。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←アクセスラボ連載は残り三回
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと ←アマゾン
*「なか見!」機能で「立ち読み」できます♪

「ひどい点をとっちゃった!!」
テストで悪い点を取っちゃったら、「なかったことにする」のではなくて、バツの部分は「向上の余地」「宝の山」だよという、まぁ、言うまでもなく当たり前の話ですが。

テスト直しでうまくいかないパターンって、二通りあるような気がします。

パターンそのいち: 丸ごと無視しちゃう
テスト直しをしない。闇に葬り去る。

パターンそのに: 弱点に向き合いすぎて消耗
完璧な「直し」をしようとして疲弊する。

両極端はうまくいきません。中庸がなによりです。バツの分量にもよりますが、「ここはなんとかなったはず」のところから手をつけて対策を考えていって、疲れる前に「あとはなかったことにする」くらいでたんたんと続けられれば、ちゃんと前に進んでいきます。


ところで、理解不足でバツだったところの見直しはともかく、いわゆる「うっかりミス」で落としたところから何を学ぶかということですが…

ミス率みたいなものって、かなりその人間固有というか、改善しにくいところがあります。

またろうは、テストを早く解き終わると、裏に詳細なイラスト描いちゃったりとか(んで、ミスだらけ)
かたや、こじろうは、時間のある分、一回、二回、三回と見方を変えつつミスチェックして、さらに時間が余れば配点の推理をするというんですから、

ま、これは人生観、価値観の違いっていうんでしょうか。テストの点数がなんぼのもんかという、世俗を超越したようなタイプもそれはそれでいいんですが、入試のときにはちょっとね。

それで、またろうみたいなタイプはどうしたらいいかというと、ひとつには、基礎の繰り返しを丁寧にしてミス基本発生率を下げるというのがあります。これは、こういう子でもちゃんと効きます。ベースの事故率を下げるということですね。

もうひとつは、ミスノートを作るとかして、起きたミスのチェック「手順」を具体的に考えさせ、定着させることです。チェック手順は、こじろうのようなタイプなら自力で考えますが、関心がない子は考えませんから(-_-;; 誘導しなくちゃやりません。さらに、テスト中に実施するのもなかなかやりませんから、「今回は***をしよう」みたいに小出しに目標を決めて、できたら何々とか、小さなごほうびを決めてもよろしいでしょう。

「以後気をつけます」には意味がない。チェックプロセスの組み込みをしないと再発防止にはなりません。

それを、親がかりでもいいからやらせちゃう。けど、そんな疲れること、長期にできませんから、入試直前の数ヶ月くらいがせいぜいですね。それでも、一時力(いっときぢから)にはなります。

いずれにせよ、それで入試はクリアしても、性格変わりませんから、またろうはやっぱり二十歳になってもまたろうです。でも、中学入試と違って、年齢が上がると「ミス率」より「理解」が重要になってきますから、相対的にミスの致命度は下がります。今回、大学編入の過去問直しをやっているときはあまりミスについて気になりませんでした(あることはありますけど)。

ということで、まずは「いっときぢから」でもいいから目先の受験をクリアさせちゃうというのは十分「あり」だと思います。


「アンダンテのだんだんと中受日記」総合インデックス

インターエデュ
*みんなの中学受験満足度向上委員会

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 中学受験(指導・勉強法) ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験 ←こちらも参加しています。
にほんブログ村 中学受験(日能研) ←こちらも参加しています。

実用書じゃないけど文句ナシのおもしろさ↓
ブログやってなかったころのこじろうの様子がちょこっと載ってます。
中学受験 叫ばせて! (地球の歩き方BOOKS) ←アマゾン
[PR]

by an-dan-te | 2014-08-03 09:27 | 中学受験

模試は熱いうちに直せ!!   

模試の直しは早いほうがいいとは思うけれど、子どもが答えをメモってこないので、というご相談をいただきました。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←もうすぐ春!!
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと ←アマゾン
*「なか見!」機能で「立ち読み」できます♪

模試の直しを当日に(というか、返却されないうちに)しようと思うと
・答えを問題用紙にメモってくる
・帰宅後に再現答案を作る
のいずれかということになりますが、本人がやろうと思ってくれないことにはいずれもできないわけですね。

テスト中は一分一秒が惜しいので写す時間なんかとりたくない!! …まぁその気持ちもわかります。
テストが済んだらゆっくりしたいので再現答案なんか作りたくない!! …その気持ち、めっさわかります(^^;;

ところで、なぜ急いで直しをしたいのかということですが、
そもそもなんで模試を受けるかといえば、真剣に問題を解いてみて、得点できるところ、できないところを明らかにする。そして、できないところの中から、ひとつでもふたつでも改善項目を拾っていくということですね。

うっかりしたならしたで、どういうときにうっかりしやすいのか知ってその対策を。
わかってない分野があればその穴埋めを。
時間配分がうまくなかったなら、配分作戦を立て直す。
問題が読み取れないところがあったのなら、どう考えればよかったのかを調べて、次に生かす。

そうやって具体的にしていこうと思えば、圧倒的に、「熱いうち」にやるのが得策です。
後になればなるほど、なぜ自分がこう間違えたのか!? わかんなくなります。
当日と翌日でも違います。当日と一週間後じゃほぼ別人です。
「熱いうち」であればこそ、「ここでこんなことしたのは悔しい~」という気持ちにもなります。

すぐやるのと、後日やるのを比べると、「直し」にかかる時間はむしろ延びてしまううえに、効果は減ってしまいます。お買い損です。

あと、日曜日に模試を受けたとして、その日のうちに直してしまわないと、翌日からは翌週のカリキュラムが怒涛のように押し寄せてきて、なにがなにやらわかんなくなってしまう、という現実的な問題もあります。

結局、直しをしないままほっておかれた模試なんて、受けた意味が半分以下しかないですからね。
つまり、「観測」はしたけど「改善」はしてないってことです。もったいなさすぎる。模試いっこ受けるのって、けっこう時間とりますからね。直ししない模試受けるくらいなら、家で基礎演習でもしてたほうがいいかも。

しかし、こじろうとはなひめが、ほとんどの場合「当日に直し」をしていて、この「モッタイナイ」事態を避けられていたのはなぜかといえば、日能研のDI採点システムのおかげです。答案はスキャンだけして、実物はさくっと持って帰らせてくれますから、再現答案を作る必要がないんです。

写してくるのも嫌、再現答案を作るのも嫌な「おこちゃま」が、とにもかくにもすぐに直しができる、という意味で、これはものすごく優れたシステムだといえます。

ただ、この便利なシステムがあるため、再現答案を作るスキルを育み損ねる、という面もあります。再現答案を作る時間は一見、無駄なようですが、その日のうちに再現して答え合わせから直しまでしてみると、「振り返り」がものすごく深くなります。自分が何をしたのかよくわかります。たまたま答えが当たったけれど怪しかった部分なんかもわかります。ほんとうは、DI採点利用でちゃらりと直しをするより、再現答案を作るほうがずっと優れた勉強法なんです。

DI採点なんて親切をしてくれるのは中学受験までです。高校受験、大学受験ではそんなものはないので(その上、模試の返却はやたら遅くなるので)、再現答案が作れないってことは、模試の振り返りがぬるくなっちゃうってことなんです。

そんなことをわかった上で、がんばって再現答案作ろうって気持ちになるお子さんは、要するに大人度が高いということです。少しずつ再現答案を作るようにさせようと思ったら、部分で区切って今回はここだけ、とかやってみて、効果を実感させるといいかもしれませんね(しかし、我が家での実験例はないので滅多なことはいえません)。

「アンダンテのだんだんと中受日記」総合インデックス

連載: 日経DUAL 「共働きファミリーの中学受験」
*第一回 共働きのメリットもある
*第二回 学童保育の次の居場所
*第三回 通塾開始時期、4年生と5年生の違い
*第四回 5年生「わやくちゃ」な中学受験にしないために
*第五回 「塾弁」よりも大切なこと 共働きの塾選び
*第六回 共働き中学受験 「塾弁」生活を乗り切るコツ
*第七回 中学入試本番シーズン 親の休みはどれだけ必要?
*第八回 共働き率の高い学校、低い学校はここが違う
*第九回 勉強を見てやる時間がない親が今日からやること
*第10回 受験勉強の「やる気」は勉強から生まれる
*第11回 中学受験、夫婦の役割分担はどうすればいいか
*第12回 子どもが宿題の答えを丸写し 親の対処法
*第13回 共働き中学受験 個別指導塾は使えるか
*第14回 子どもの勉強 親子のほどよい距離感は?
* ブックマークするならココ→日経DUAL「受験」カテゴリー記事一覧

インターエデュ
*みんなの中学受験満足度向上委員会

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 中学受験(指導・勉強法) ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験 ←こちらも参加しています。
にほんブログ村 中学受験(日能研) ←こちらも参加しています。

実用書じゃないけど文句ナシのおもしろさ↓
ブログやってなかったころのこじろうの様子がちょこっと載ってます。
中学受験 叫ばせて! (地球の歩き方BOOKS) ←アマゾン
[PR]

by an-dan-te | 2014-03-11 13:29 | 中学受験

他塾模試、受けますか?   

日能研とか大手塾に通ってたら、その塾が用意してくれてるテストを受けるだけで、時間的にはもうめいっぱいになるんだけど…

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←土日はいつでも盛りだくさん。困っちゃうよね

そこをあえて、スケジュールの隙間を縫って、あるいは、隙間がなかったら作ってでも(自分の塾のテストを後日受験するか、省くかして)他塾模試を受けに行くかどうかについて迷っている方もいると思います。

他塾模試を受けるメリットとしては…
(1) テスト形式や問題の癖がいつもと違うときに、どういう結果を出せるのかを知る。
(2) いつもと違う、テスト形式や問題の癖に慣れ、実力発揮できるよう練習する。
(3) 会場の雰囲気がいつもと違う中でテストを受け、どういう結果を出せるのかを知る。
(4) 会場の雰囲気がいつもと違う中でテストを受けても、実力発揮できるよう練習する。
(5) 受験予定の入試に対して、より適切な難易度や問題傾向のテストを受けて合否判定精度を高める。
(6) 自信を回復する、あるいは慢心をへし折るために(^^;; いつもと違う難易度のテストを受ける。
などが考えられます。今、思いつくだけ全部書いてみたらけっこうありますね。

こじろうの場合は、他塾模試を二回受けています。いずれも、第一志望校のいわゆる「そっくり模試」にあたるもので、(5)が主な目的だったわけです。それと、漠然とですが(1)~(4)の目的もあったのですが、

たぶん、こじろうは、会場の雰囲気がいつもと違うからって、萎縮したり緊張したりはしないだろうなぁという予想があり、そしてそれはそのとおりでした(3)。つまり、(4)はあまり必要ない…

そして、(1)については、「そっくり模試」だと、ふだんの日能研模試より相対的によいポジションが取れるようだということがわかりました。つまり、(2)は第一志望校に関してはほとんど必要ない…(もちろん、過去問練習はしますが)

そんな状況ですから、受けてよかったと思いましたが、一度で十分だったかなとも思いました。

「そっくり模試」の問題の出来によっては、無理してでも受ける価値があるかもしれません(あるいは、当日受けられなくても問題だけもらってくる)。ただし、形式や難易度を合わせてはあるものの、その難しさのセンスがいまいちで、練習するならやっぱり本物の過去問のほうがよい、出来が優れていると私は思いましたけどね。

問題の出来は、塾により、対象の学校によりかなり異なると思いますが、だいたいにおいてホンモノのほうが出来が勝るものです(でなかったらおかしいです)。だから、念入りに練習するなら、いくらそっくりでも模試よりはホンモノの過去問のほうが価値が高いことが多いと思います。

はなひめのときには、「そっくり模試」がありませんでした。しかし逆にいえば(1)~(4)はこじろうのときより余計気になるところだったのですが、結果的には最後まで他塾模試は受けませんでした。無理して受けに行って、スケジュールが崩れたり疲れたり、それでやるべきこと(勉強の中身)のほうに支障が出ることのデメリットのほうが大きいと思ったからです。

実際問題、はなひめは各回の自分側事情でのブレが大きすぎて(1)(3)があまり気にならず、そして(2)は過去問練習で、(4)は日能研模試であっても外部会場の模試を受けることや、一月受験をすることでカバーできるので、あまり困らないと思いました。

そんなこんなで、メリットはいろいろあるものの、限定的でもあるし、ほかのことでもカバーできるので、そんなにこだわらなくてもいいのではないでしょうか。疲れますしね。

[問題の難易度に関して補足]
たとえば、第一志望校で合格ラインが得点率6割5分だとしますね。いつもの塾の模試でも、6割~7割得点できたときに、その学校の「合格可能圏」~「合格確実圏」が出るというならいいんです。あるいは、もうちょっとゆるく考えて、5割~8割くらいでもまぁいいかもしれません。

でも、4割得点とかで合格圏になるとしたら、それは模試の問題が難しすぎます。もっと簡単な問題を出す模試を探して受けるのが吉。

あるいは、9割得点しないと合格圏が出ないとしたら、それは模試の問題が簡単すぎます。もっと難しい問題を出す模試を探して受けるのが吉。

簡単すぎる問題で測定した場合も、難しすぎる問題で測定した場合も、順位というか相対的な位置関係がずれますから、正確な判定にならないんです。もちろんよい練習にもなりません。

おおざっぱに(感覚的に)いって、その模試の偏差値表で40強~60強の学校を受ける場合に適していることが多いでしょう。
(なぜ50を中心とした範囲でないかといえば、作問者の中心的な関心が50の子あるいは学校に向いているわけではないから)

にほんブログ村 中学受験(指導・勉強法) ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験 ←こちらも参加しています。
にほんブログ村 中学受験(日能研) ←こちらも参加しています。
[PR]

by an-dan-te | 2013-06-11 13:29 | 中学受験

はじめての定期テスト、親のできること   

…というお題をショコラさんからいただきましたが、はてさて。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←進学校の英語ってすごいスピード(o_o)

元々、定期テストの結果とかに神経質になる必要がないってのも、私学に行かせたい理由のひとつだったわけで。またろう(公立中から高校受験)のときは大変でしたよ~。本人がまったりしてて、試験時間割も範囲も把握しておらず、必要なプリントも散逸している中で、テストの結果は気にしなきゃいけないっていうんだからね。これは、非常に(親の)健康に悪い。

中学の間の、こじろうの定期テスト、はなひめの定期テスト、この結果はまぁ、どうであっても別段痛くもかゆくもないので…そりゃもちろん、放校されるほどひどかったら困りますけど、そうであればそもそも別の問題が根深くあるのであって、結果(点数)で一喜一憂とかそういう話ではありません。

そもそも定期テストというのは実力テストではありません。範囲のあるテストで、学校の授業と連携した形で実施されます。

これは、何かに似ていますね…日能研でいえば、カリテ(カリキュラムテスト。範囲のある復習テスト)と公開模試があったうちの、カリテに当たるものです。

カリテは、実力を見るものではなくて、学習サイクルがうまくいっているかを見るものでした。結果も、席順の並べ替えには使われていましたが、クラス昇降の決め手には使われていませんでしたし、受験ラインナップを決める合格確率の推定のときも無関係。

日能研中学に行くのではないから、カリテ(内申点?)が結果として高くなきゃいけないってことはないんです。ただ、カリテの点数を目安にして、身につく授業の受け方を探ったり、自分に合った復習の仕方、暗記方法について考えることは非常に意味のあることですし、あるいは、カリテの結果を見て、よくわかっていなかったところがあぶりだされていれば、そこを穴埋めするとか、そういうのは有意義ですね。

…ま、そういうことじゃないかと思うんです。

子ども自身が、定期テストを上手に利用しながら、効率よく学習する方法を考えられるかどうか。

これって、けっこう高度なことです。少なくとも、塾がかり親がかりで中学受験を乗り切ってきたこじろう・はなひめあたりには相当ギャップのあることです。だから、全面的に手を離して、いきなりこれができるなんて期待はもとよりしてませんが、だんだんスキルアップできるように。手や口を少し出したり、出さなかったり(^^;; いろいろしながら、徐々に自立走行してほしいです。まだ時間はたっぷりありますし、はなひめの学校はたいへん面倒見がよいので、親はちょっと遠巻きにして見守るくらいでよさそうです。

入試で選抜されて一定以上のポテンシャルを持っているはずの子どもが、私立中高一貫校で深海に潜っていくときというのは、単に定期テストで低得点を取ったときではなくて、その教科が、あるいは勉強が、学校が、さらには自分が、嫌になっちゃうような閉塞感を持った場合だと思います。授業や学習にある程度の意欲と興味を持って取り組んでいて、努力をやめていないならば、ちゃんとその先があります。やり方が下手なときは結果につながらないでしょうけど、意欲があって下手なだけなら、大人も方向修正を適宜助けることができます。

だから、まずい結果が出たときには、次にどうすればいいか、努力の方向が本人にわかるように手助けすることは役に立つかもしれません。あるいは、あまりにも本人が成績どうでもよくて、よくなる方向に労力を払うつもりがない場合には、根本的につっこんだ話し合いや対策が必要かもしれません。その他のことはあまり気にせずおおらかに…せっかく、私立に入ったんだからね。きりきりしてちゃ、もったいない。

にほんブログ村 中学受験(指導・勉強法) ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験 ←こちらも参加しています。
にほんブログ村 中学受験(日能研) ←こちらも参加しています。
[PR]

by an-dan-te | 2013-05-31 15:43 | 中学受験