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本命校の過去問と日特   

本命校の名前がついた日特(日能研の志望校対策講座)に通ってる人は、最初の授業でがつんと最新過去問やると思います。テスト形式で。

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こじろうのときもはなひめのときもそうでした。日特は、ひとつの週に2教科ずつ、交互にやりますから、二週間かけて一回分の過去問ということになりますね。

答案は回収されて、それなりに添削つきで返却されます。

(ちなみにはなひめのときの初回日特:
第一志望校のある街で日特スタート
で、本人は気分よく帰ってきたとありますがたいして得点できてたわけじゃないです。周りよりはマシだったみたいだけど。結局ここからの練習が必要でした。

こじろうの日特の場合:
日特と過去問消化
にあるように、こじろうは最初から十分取れてました。相性ばっちり。併願校のほうが苦労しました)

最新の過去問といったら、志望校対策としてもうプレシャスなものといってもいいと思うんですが、いいんですかねこんな秋の入り口であっさり使っちゃって…

どういうポリシーだかよくわからないんですが(正直あまりうまいとも思えませんが)、日能研らしい(過去問をわりと軽めに扱う)スタンスだと思います。

こじろうのときは、進行がよくわかってなくて、その調子でほかの年度の過去問もやってくれるもんだと勘違いして家では放置していたら、なんと日特ではそれ以外の過去問はやらないから自分でやってねってことで、慌てて遅れ気味に開始したいきさつがあります(汗)

そして、家でやった過去問は、日特の先生ではなくて、ふだんの校舎の先生のほうにお願いします。

これもよくわからないんですが…

その学校に詳しい人が見たほうがやりやすくない??

…ま、そんな感じで、ともかく本命校の過去問(最新年度以外)は日特とは別に家でやらなきゃいけないんです。これ大事なトコね。

それなら日特では何をやってくれるのかというと、別の学校の過去問から、なんかこういうのはこの学校で出てもおかしくなさそう、というもの(要するに本命校過去問の類題的なものをひっぱってくる)を演習するんです。

まぁいいんだけど…それって是が非でも必要なことかっていうと、ねぇ…弱点補強とか計算と一行題とか漢字とか語句とかテスト直しとか通常授業の宿題とかメモチェとか、そして本命校の過去問やりこみとかそういうもろもろのやりたいことの中でそんなに優先順位高いかなって気もちょっとするんです。

前向きに考えるならば、日特でそういう(過去問やりこみではない)志望校対策をした子のほうが、傾向がこれまでと変わったりしたときに強いかもしれませんね。

という感じなので、なんらかの事情で(遠いとか)本命校日特に行けないとか、本命校の冠日特がないとか、そういう場合であっても気にする必要はありません。結局のところ家でばっちり過去問対策しなきゃいけないので、おんなじです。

(* 追記: 最近は過去問ももっと扱うようになってるところもあるようなので、確認してからスタート!!)

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by an-dan-te | 2015-08-31 13:16 | 中学受験

併願校の過去問、いつやるの?   

本命校の過去問をここからガーーーッとやりこむのはいいとして、
それだけでも相当な時間がかかるところ、
併願校の過去問なんていつやるの?? という疑問は当然出てくると思います。

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日能研的には、併願校の過去問なんて、直前にさらっと一回やるか、あるいはやらなくてもいいくらいの指導でしたが。

夏にこじろうが「押さえ校」(のつもり)の過去問をやったときの様子がこの記事:
過去問相性を探る旅 -こじろうの場合

一方の学校では夏休み前でもさらりと「合格者最低点プラス二十数点」、
もう一方の学校では計算する気も喪失するほどどうやっても受からない点数orz

ちなみに偏差値的には前者のほうが3ポイントくらい上だったんですよね。

真の実力(?)というものがあればオールラウンドに行けていいはずだと思うんですが、残念なことにこじろうのようなヘンな子はそういうわけにいかず、このあともいろいろな学校を試しましたが、偏差値から予想するよりずっと取れる学校と、冗談かと思うほど取れない学校に分かれました。

どうしても行きたい熱望の本命校の過去問が取れないというなら、徹底的に分析して対策を考え、練習して練習してチューニングしていくのもいいでしょうけど、併願校にそこまでしたくないというなら…

むしろ、秋が深まる前に当たりをつけておき、ちゃんと受かるところを併願校にしましょう。

別に赤本買わなくてもいいです。こじろうのときはずいぶん買ってしまいましたけど、はなひめのときはなるべく銀本やダウンロードや、説明会のときにもらったもので間に合わせました。

一回やればだいたいのところはわかると思いますので…

ちなみに、はなひめが第二志望にしようとしていた学校は、素直な出題ではなひめ的にも問題なく、秋の入り口でもかなり余裕もって取れました。それであれば安心して本命校対策に邁進できますから、ほんとに気に入った第二志望があって、しかも入試も特に不安がないとなればたいへんありがたいことです。

はなひめのとき、国語に関してだけはずいぶん早くに試しています:
国語なら過去問できるよ

国語っていちばん、学校によって違うところだし、既習範囲がどうこうとかあまり関係なくて早いうちに試せますからね。

国語の設問の作り方にセンスがないと感じるとか、学校解答がどうにも納得いかなくて何か勘違いしてるようにしか思えないとか、いや問題がおかしいわけではないんだけどうちの子にはどうしても解けないとか、そういう学校はたぶん「呼ばれてない」…ご縁のない学校です。さっさと見切りをつけて次を調べましょう。

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by an-dan-te | 2015-08-29 08:58 | 中学受験

六年の夏の終わり、一番大切なこと   

いわゆる「天王山」を全力で乗り切って充実感に満ち溢れている人にも、
過ぎ去った日はかえってこない~と虚しさに浸っている人にも、

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…平等に九月はやってきます。小学校のスタートです。

ちなみに、我が家でははなひめがわりと「夏ちゃんとやれた」タイプで、こじろうが「登り損ねた天王山」タイプでした。もちろん夏にしっかりやることやれたらそれに越したことはないんですが、いずれも第一志望合格してますし、やれならかったらダメってことはないでしょ。

みんながバリバリ勉強したはずの夏休み、講習スタートの時期はまず学校行事の四泊五日で休み、その後もいまいち乗れずに塾も休みがちで体調を崩してうだうだしていたこじろうですが、九月の模試の成績は「ステイ」でした。急落するような気がしてどきどきしていたのですが、案外とそうでもないものです。考えてみれば、実力は伸びてないだけで、勉強してないからといってそんな突然落ちませんので、むしろ成績が急落するときというのは、勉強しすぎて(させすぎて)オーバーキャパになっているときとか、メンタル面でやられているときが多いようです。

だからまぁ、あんまり勉強できなかったな~と思っても、それで追いつめられた気持ちになるよりは、「よくはないけどふつーでしょ」「せっかく涼しくなったここからスタートしましょ」のように思っておくほうがおトクで、成績急落も避けられると思います。

この時期に一番大切なことは、勉強をがんがんすることではなくて、無理なく勉強がはかどるように一日のリズムと週のリズムを整えることです。

家の中も、学校から持ち帰っているものや、作りかけの自由工作・自由研究やら、塾講習のテキストやらプリントやら、そういうもので溢れかえってしまうのが夏休みですので、まずは防災ずきんやら絵具セットやらのかさばるものを子どもと共に学校へ送り出し、紙類ももう不要のものを捨て、家の中の風通し・見通しをよくします。

そして、勉強も「だらだら」やらずに集中してこなして、ゆとりの時間も取れて、遅くない時間に寝られるように、時間の使い方も整理します。

…ということを書いた、はなひめ九月のときの記事はこんな感じでした:
ようやく夏が終わり、週スケジュールの立て直し

六年春から夏まで通っていたユリウスを辞めて、ユリウスで勉強を見張っててもらうために往復時間をかけるよりは自分で勉強しよう、というところにようやくたどり着いた時期でした。

こうしてみるとスケジュール表は(^^;;きれいですね。

実際には、土曜の午前中(過去問タイムとして区切っているところ)が頻繁に学校や外出(学校見学など)でつぶれたんですけどね。

同時期、こじろうの週スケジュールについての記事はこんな感じ:
週スケジュール

塾が同じなので基本的には変わりませんが、こじろうのほうがちょっとゆとりがある感じでした。記事からは違いがわかりにくいけれど。この違いは、同じことをやるにもこじろうのほうが何でも早いからで、こじろうは塾のいわゆる「宿題」(「栄冠への道」という復習用問題集をやることなど)をたいていやっていましたが、はなひめのときはほとんど省略していました。

とにかく、勉強時間はコンパクトにまとめて、気持ちに疲れを溜めないこと…気力体力充実で、本格的な過去問シーズンに入って行けたらいいかなと思います。

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by an-dan-te | 2015-08-28 09:07 | 中学受験

本人の意思のありかを探る旅   

中学受験は、親子の二人三脚的なところはあるけど、別に親は自分が勉強するわけじゃない。いや、する人もいるけど(^^;; それで子どもの受験が成功するわけじゃない。

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親の役割って、
塾代を稼ぐこと、塾を選ぶこと、塾弁を作ること、送迎すること、
そしてたぶん、勉強のサイクルが軌道に乗るように導くことも含まれるけど、
でもそれだけじゃない。

一番大事なことは、どういう小学校生活(中学受験生活含む)を送り、どういう学校に進学するのが、いちばん本人の意思にかなうことなのかを探るってこと。

これが大幅に掛け違ってたら、努力がハナから水の泡です。

小学生のうちにしかできないことというのは、学校の授業や行事ももちろんだけど、友だちと遊ぶことや、習い事をすることや、家族との時間を過ごすことや、まーとにかく受験勉強以外にいろいろある。

そこをあえて、どのへんをどのくらいセーブして中学受験に回すのかっていうことは、究極には本人の意思で決めるべきことだと思うのです。

でもたとえば、小四や小五の子どもにその都度「本人がやりたい分だけ」勉強させたら、そりゃたいていの子は中学受験できないね(^^;; うちの二人だってまったく無理だったでしょう。

親の役割は、本人のここから先のあり方を推測して、積分的に足し合わせた、将来にわたる本人全体(?)の意思にそって現在の行動が決められるように手助けすることだと思います。

これってかなりややこしく面倒くさく曖昧な話ではあるんで…

正直なところ、ただ一つの正解があったりはしないと思うんですよね。
あとから本人が振り返って、「あのやり方でよかった」「中学受験して(今の学校に入って)よかった」と思えるようなところをいちおうの正解とするなら、正解ってたぶん結構幅広い。幅広い中の正解に当たればよくて、あとは後付けでそれを正解にしちゃえばいいと思います。

後付けというのはですね、ある学校に入って、ああこんな学校に来たくなかった、こんなところが嫌だ、あんなところが嫌だと思って過ごすのと、やったーうれしいと入学して、こんな楽しいことがあった、こんな友だちができた、と思って過ごすのとではぜんぜんその学校の価値が別物だということ。親としては本人の受け止め方が肯定的になるように、充実した学校生活が過ごせるように、雰囲気づくりや声掛けで、学校の価値に「ちょっと盛る(笑)」というのはあっていいですよね。

で、まぁ「正解」というのはそんなに狭く考える必要もないんだけれど、いちおうやれる範囲でベストを目指す、というときに、頼りになる基準というのは?

将来にわたる本人といっても、結局のところ常に現在の本人の状態(現実)から出発するということ。とにかくよく観察する。
観察するのは、たとえば普段、勉強している(させられている)ときにどんな態度か。勉強をして、おもしろさを感じている部分があるか。やったあとに充実感があるか。
説明会やら文化祭やらでその学校に行ったとき、空気に馴染んでいるかどうかは五感+第六感フルに働かせて感じとる。

もちろん、現在の状態から出発して、親の希望というかポリシーというか、よかれという方向も「盛る」のはいいんだけれど、それはほどほどにして、決してそっちがメインにならないようにする。

あと、これは一般的じゃないかもしれないけれど、ほかの子と比べるということ。我が家の場合は、あまりにもタイプの違う三人の子どもがいたから、その比較をすることですごくいろんな気づきがあって、じゃあこんなことが向いている、向いていない、という判断や推測もつきやすかったんですよね。兄弟がいなくても、周囲の子と比較して、どう違うのかというのは大きなヒントになると思います。

もっとも、比較することですぐ優劣の発想になってしまい、焦っちゃうとか妙にバイアスかかるとかいう性質の人はあんまりやらないほうがいいかも。

結果として、三人それぞれ「正解」のうちのどこかに来ているようなので、「やってよかった中学受験」です。本人の意思のありかを探ることにだいたい成功すれば、受験はおおむねそんな感じにまとまるのではないかと思います。

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by an-dan-te | 2015-08-25 13:03 | 中学受験

終了組カテゴリー、待ってました!!   

放置気味の当ブログですが…

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最近は本館ブログ(音楽)がメインなので毎日はチェックしていなくて、しばらくぶりに見たら、ブログ村で新カテゴリーができていることを知りました。

「中学受験終了組(本人・親)」っていうの。

いいですね~ぴったりです。「中学受験(本人・親)」はやっぱり現役組メインかなというのがあって
(こじろう中学受験のころは、ほんとにずらり上位が現役なのは当たり前だったんですよ!!)
ポイントも4割だけにして、記事更新も間隔を空けていたけど、「中学受験終了組(本人・親)」ならそのまんまですから好きなように更新も割り振りもできますね。

今、月イチまったり進行でアクセスラボに連載コラムを書いていますが、
一年間一区切り、九月で終了です。
でも、もう一年書きませんか?? という打診をいただいたので、

二度目の中学受験が済んで、その子も四月には高校入学という人に
頼む方も頼む方だし(^^;;
書くほうも書くほうだ(-_-;;

とは思うんですけど、何が書きたいのか、何が書けるのかをもう一度まじめに考えます。

また現在、このブログには、膨大な過去コンテンツがあり、
一方、最近の更新は少ないですから、

ブログ村から飛んでくるよりも、検索エンジンとか、ブックマークから読んでいただくことがずっと多いんですよね。そんな性格を考えると、新しい記事を書くというより、参照性・検索性の向上というのがいいかもしれません。


というわけで、たぶん今週末に移動の作業をします。

長いこと…ほんとに長いこと、このカテゴリーにお世話になりました。こじろうが小六のときからだから七年間です。ここより古株は「鳥居りんこの母の人生に、子どもの受験あり !」と「地頭でわが子と挑む中学受験」くらいでしょうか。その間、三人の子どもの受験終了、出版、様々な人との出会いなどいろいろなことがありましたので感慨深いものがあります。皆様長い間ほんとうにありがとうございました(って、初めのころの読者さんはふつう残ってないと思うけど)。

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by an-dan-te | 2015-08-20 13:16 | 中学受験

本人の意図を汲むって難しいよね   

小学校の「お受験」ならもうあらかたは親の意志で決めるしかなくって、
大学の受験ならもうあらかたは本人の意志で決めるけれど
(親のほうからも「スポンサーの意向」というのは当然あるとして)

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中学受験というのはその間のどこか。

本人のためのものであることだけはわきまえておきたいんだけれど、
本人が表面上、述べるところの意見を文字どおり受け取っていいかどうかはやや微妙。

小学校四年生~六年生のときに本人が考えることと、
その六年後、十年後に考えることは違うかもしれない(というか、ふつう違う)。

親としては、
今の本人だけでなく、将来にわたる本人の意志を汲み取る
というややこしいことをしなくちゃいけない。

将来も見通すということになると、
現在見えている本人の特性をベースに、
親として子どもにどう成長してほしいというポリシーも加味しつつ、
予想と希望をないまぜにしたイメージを頼りに方針を決めることになる。

今日、akira先生のブログ記事「野球を続けたいので塾を辞めます」を読んで、考え込んじゃったんだけど、

この子の場合、とにかく発言からいえば本人の意志は
「算数は好き。ただ、宿題をやっていかないと
怒られるし、野球の方が楽しいので塾を辞めたいなあ。」
だったわけだけど、

akira先生が「うまく」説得したんですね。それで結果は、六年生になったころには
> 「あれ、野球はいいの?」と聞いたら、「あっ野球はもう辞めました。勉強の方が楽しいので」
という具合になって、麻布合格。

ということで、少なくとも数年後の本人には納得・満足してもらえる流れになったわけで、これは成功例といっていいのでしょうね。

けど、先生の「うまい」説得の中身ってのはけっこうアヤシゲで(笑)

> 「野球をやりたいなら、残り2年半一生懸命勉強して
> たとえば、大学付属に入れば10年間思いっきり野球ができるぞ」
> という話をしました。2年半と10年。どっちとる? というような話でした。
なんか、受験をするのとしないのとを比べてないんです。野球が(思うように)できない2年半(中学受験が終わるまで)と、その後の学生生活の長さを比べています。

野球をやりたい気持ちを逆手に取り、受験を気にせず打ち込める期間を長くしたいということであれば、
・大学がついてるところを中学受験する
・公立中に行って、大学がついてるところを高校受験する
の比較が妥当かもしれません。ほんとうに野球重視であれば後者に傾きそうですが(中学受験組が野球で長く活躍するのは難しいこと、中学受験より高校受験のほうが短くて済むことなど)、そういった諸々を言わずに「2年半と10年。どっちとる?」なんてほんと、大人ってズルイよなって感じなんですけど。

仮に、考えられるすべての要因を公平に?説明して、本人の意志を確認したとしても、あくまでその理解は現在の本人のものですから、そのとおり受け取ればhappyとも限りません。結局、どこまでいっても。

それよりは、大人が本人にとってよい道を全力で考えて、そこに向けて誘導する。

というのがこの話のポイントだと思います。

ただ、akira先生は、「算数にはセンスがある生徒でしたし、正直もったいないと思いました。」ということなので、この子にとってどっちの道が幸せかということよりは「中学受験で十分やれる」子なので中学受験方向に説得したということなのでしょうね。中学受験塾たる日能研の先生なのですから、この視点となるのは当然です。

つまり、どういうきっかけを作って本人の意志を確認するか、どういう道が本人にとっていいのか推し量る、という部分は塾の先生ではなくてやはり親がやってその結果も責任取らなくちゃしょうがないんです。もちろん、その検討の材料として先生に相談するのは役立つかもしれないし、いざ「うまく」説得するとなったらプロの出番をお願いすることになるかもしれませんが。

この話では
> 親御さんは本人次第。そんな状態でした。
と書かれていますが、案外、もう親の気持ちは「この子には中学受験のほうが向いている」という決断済みで、背中を押してもらうためakira先生のところへよこしたというのも考えられますね(^^;;

親の「中学受験サポート」の根っこは、この、「本人の真の意志を汲み取る」という部分です。
ここがぐらついていて、子どもの姿を見失って単に親の願望を投影していても、
うまく親が「誘導」「説得」しちゃっていると親自身もズレになかなか気づかないってことはありえます。(つづく)

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by an-dan-te | 2015-08-13 21:27 | 中学受験

偏差値をどう考えるか(アクセスラボ最新記事のお知らせ)   

暑い日が続きますね。8月になったので、アクセスラボ最新記事が掲載されました。
偏差値をどう考えるか

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そう、いただいたお題は偏差値とか模試の結果の見方とか、そんな感じだったのですが、テーマ広すぎてどうやって1500字にまとめろと。

ってなことで悩みまして、一番基本的(?)なことだけ書きました。

合格可能性が80%といったらそりゃ、
10人受けたうちの8人が受かるってことで、
データからいってそれはわりと確かではあるんだけど、
それはある一人が10回受けたら8回受かるって意味じゃないよ、という。

そもそもたいていの模試で、合格可能性として出す数字は、20%~80%くらいなものですが、なんで90%とか、95%とか、あるいは5%とか、0%とか(!)出さないんだろうって考えたことありますか??

…それは、そこまで確かなことって、どうやっても言えないからですよね。たかが模試で。

模試というのは、いまいち歪んだものさしみたいなもので、入試当日に使われるものさしとはズレています。大きくいえば、科目ごとの配点が違うということがあったり(例: 模試では算国が150点で理社が100点だったのに、入試では四科100点ずつとか)、あともう少し詳しくいえば出題傾向が違います。

そして受けるほうのコンディションも、模試のときと入試当日では当然異なります。日にちが経った分、実力は相対的に上がる子も下がる子もいるというのはもちろんですが、当日たまたまの体調、あるいはその学校に何が何でも行きたいという気持ちの強さとか、不安や緊張にどれくらい弱いかとか。

そんなこんなで、一回の模試の結果で出す合格確率にたいした精度がないのはもちろんですが、
二桁におよぶ回数の模試を平均して出した合格確率だってなかなか、10%とか90%とか表現できるようにはなりません。

もし、判断材料が模試だけではなくて、過去問の状況とか、どのくらいその学校ラブなのかとか、性格とか、いろんなことを加味できればもう少し詳しくわかるでしょう。つまり親ならば模試の判定よりもうちょっと正確なことがわかると思います。

私の出した本のタイトルって、「第一志望校合格」云々となってますが、要するに
・偏差値的にも余裕がややあり
・志望校対策も万全で
・親も本人もその学校熱望で
・ふだんの勉強は基礎重視で穴が少ない
となれば模試でいう確率よりも確実に合格できる道理です。そういう、上を目指さない受験が好きじゃない人には別に奨めませんが(^^;; こんな感じで条件が整っていれば90~95%くらいのことは言えそうです。

実際、はなひめの受験の翌年に受験した子で、状況をよく知っている場合(つまり、ご相談を受けたりした場合)については9割超の合格率がありました。これは、私のアドバイスがすばらしかったとかそのような意味ではもちろんなく(笑)そういう志向の方が多かったというだけのことですが。そんなわけで

95%で狙う受験

というものは存在します(そういうのが好きかどうかはともかく)。

自分の受験の話でいうと、中学受験のときは「いつも8割出てるからいいだろう」というナメた受験で失敗し、
大学受験のときには周到に準備(過去問とか)をしたわけです。

東大については最後までそんなに確信を持てない、いわば「確率の受験」だったと感じました。
つまり、模試で80%が出なかったことはないからたぶん行けるんじゃないだろうかという、
でも中学受験のときはそれで実際ダメだったんだけれどという、そんな受験です。

早稲田の理工学部についてはそれと違いました。
数学物理化学英語、どれをとってもクリアに問題の求めるものがわかり、紛れなく正しい解答ができるものだけで合格ラインよりかなり上の得点ができました。どの年度の過去問を解いてもその状態で、当日も同じでした。
くまなく見通せるという感触で、コンピュータミス以外では落ちないという確信を持っていました。

でも、そのどちらも模試の判定では「合格率80%」という表現しか出てきません。10人のうち8人が受かるというアレです。でも、中身にはそのくらいの越えられない違いがある人が含まれている…絶対受かる人というのがいるんです。

だから、80%で大丈夫と過信しないで、なるべくなら確実に受かる側に回ってしまいましょう。

数字は目安として便利ですが、入試は数字だけでは片付きません。

80%のところ一つと、50%のところ二つ受ければ、全落ちする可能性は??
…とか、算数やってる場合じゃないです。もっと、着実に、志望校へまっしぐらにラブレター(解答)を届けましょう(^^)

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by an-dan-te | 2015-08-03 13:31 | 中学受験