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2011年 01月 02日 ( 1 )   

「地理」にもストーリーを   

せっかくの年末年始休みなので、毎日の「赤ファイル」もちょっと気分を出して特別バージョン。

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塾テキストの復習をする代わりに、社会は別教材で「音読」をしてみることにした。私が本屋であれこれ立ち読みをした結果、買ってきたのは「カリスマ先生の合格授業 地理(上)」(茂木昌彦、学研)。

地理には苦手意識があるものだから(←私が)、実はここまでにいくつかの教材を買ってみているんだけど、どうもあまりピンと来なくて、活用には至っていない。この上、「積読」教材が増えてもしょうがないのだがと思いつつ、本屋で立ち読みの範囲で見たところ、私にとっても「これはなかなか面白い」と思えたのがこの本。

こじろうのときの反省に立ち、四年生のうちには別に凝ったことはやらないにしても、基本的な地名地形くらいは覚えさせておこうと心がけて来たんだけど、どうもただ覚えさせようとしてもうまくいかないし、せっかく覚えても忘れてしまうし、第一やっぱりやっててつまらなかったら続かない。ま、おもしろかろうがおもしろくなかろうが、月例テストのときは範囲をおおよそ覚えていく、っていうのは悪いことじゃないと思うが。

それで、いつもの「問題をやる」とか「この範囲を覚える」とかではなくてただ交代で音読する、とやってみて今日で四日目。この上巻は、第一回から第七回に分かれているんだけど、その一回分を二日に分けて音読しているから、第二回まで読んだことになる。

暗記するというふうに考えると、その情報をできるだけコンパクトにするという方向で工夫するのがふつうだけれども、これは「授業」だから、いろいろ余計な部分があるところが逆に「売り」になっている。例えば、

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私はこれまで十回以上沖縄県に行っているのですが、最初に行ったのは夏でした。そのとき、空港の建物から外に出て最初に思ったことは、「あれ、この暑さ、東京とあまり変わらないなぁ。むしろ風が吹いていて気持ちいいくらいだな。」ということでした。
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ってなぐあい。ここから、夏の月平均気温で比べると、東京と沖縄はあまり違いがなく、一方、冬で比べると大きく違う、というような話になっていくのだけど、こうやって、この先生が十回以上沖縄に行ったなんてね…ま、いってみりゃどうてもいいこと(^^;; が入ってるのがおもしろいところ。

だってね、実際これを音読していると、飽きないし、話がつながるし、なんだかんだわかった気分になって楽しいんですよ。はなひめがどう思ってるかわからないけど、私がね。私は、大人としてはかなり地理的センスや知識にうとい人なので、いろんな発見がある。

昔、私でも「沖縄といえばさとうきびとパイナップル」くらいは覚えた記憶があり、でもこの本によればいまやパイナップルは外国の安いのに押されてダメ。代わりに、マンゴーやきくや洋ランなど、利益の出るものに変わっているという。マンゴーはともかく菊とはちょっと意外に思ったけど、本州なら秋が旬なところ、春の彼岸のためにもビニールハウスなしで菊を作れる沖縄に価値があり、飛行機で出荷してもモトが取れるとか。

あるいは、気候でも、いろんな地域のグラフをばらばらに見るだけではなくて、重ねてみたり、北海道の中でも帯広と札幌で比べたりして。例えば、「冬の体育の時間に、札幌市付近ではスキー、帯広市付近ではスケートをやることが多いのはなぜか」みたいな問いが出てくるわけ。

そうやって、昔と今で(垂直)…あるいは地域ごとに(水平)に話がつながってくると、そしてその合間合間に雑談ぽいもの(無駄話)が挟まってくると、ちゃんと地理にもストーリーがあり、おもしろいんだってことがわかってくる。

ぶっちゃけ、この音読にかかる時間は、ふだんの赤ファイルよりだいぶ長くなってるけど、はなひめも特に文句を言わずに読んでいるし、その話からインスパイアされて塾で聞いた話なんかも補足してくれる。

そうか…地理にも、ストーリーがあるんだなぁ。と見直した次第です。日能研に入って忙しくなる前に、一度はいっしょに読みおわっておきたい…とすると最後の月例テストの範囲の勉強(暗記)はしないってことか??

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by an-dan-te | 2011-01-02 17:15 | 中学受験