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2009年 01月 21日 ( 1 )   

私が東大に行きたかった理由   

今の若い人は知らないと思うが、その昔、「クリスマスケーキ」(*)という言葉があった。女性は、24歳までに売れないと(結婚できないと)大安売りになってしまうという意味。

だから、中学生~高校生ごろの私の人生設計(?)というのは、「24歳までに結婚(=永久就職)してそののちは専業主婦」というものだった。永久就職って知りません?? これまた激しく死語なんだけど、要するに、女性が結婚をすることによって一生分の生活の安定を得るという話。いやほら、笑うけど、なにしろ20世紀のことだから。

それで、若いころの「出会い」を求めるにあたって、東大か早稲田に行こうと思った。それも理系に。理由は、「なんとなく就職が固そうだから」。自分がじゃない、相手が

母もそのような志向(娘を24歳までに結婚させる)を持っていて、しかしふつう当時のそのような親は娘にお嬢様大学を薦めるんじゃないのか?? とも思うが、母はそういう面でふつうではなかったらしい。

「出会い」の問題だけではなく、「よさげな」男性をゲットするにあたっては、自分の価値も高めておく必要があるわけだが、それも東大めざして勉強することでOK、と思っていた、らしい。お嬢様大学に入り女を磨くという道をまったく知らなかったわけじゃないのだが、まぁ自分の得意分野でがんばったほうがいいよね、って感じ。

東大の女性が必ずしもそういう意味(結婚市場)で価値が高くないと知ったのはずっと後のことだ。

…このプラン絶対変。ありえない。

実際のところは、長続きする相手と22歳で結婚し、三児をもうけて、ぴったりの仕事とも出会って現在に至るので結果オーライだけれども、これは類稀な幸運に恵まれて深い落とし穴を回避したとしかいいようがないのであって、こんなでたらめな人生観、進路選択でいいわけがない。

よしぞうの父が、若すぎる結婚に対してそれはそれは大反対したのだけれど、ほんっとにまったく正しい。あまりにもハイリスクな決断だったと思います(あとから考えれば)。よしぞうの父もいまやこのブログを愛読してくださるまでになってますが。その節はたいへんお騒がせしました_o_

だから子どもにはぜひ、この母の轍を踏まず、まともな進路選択をしてほしいと思う。しっかりした職業意識をもって、つまりは何でメシを食っていくのかという、大問題を頭において、自分の適性を考えたうえで、自分の夢を追いかけてほしい。

というわけで、次回以降は、子どもの受験に際して思うことなどを。

(*)「クリスマスケーキ」…この言葉は、私が結婚したころから急速に陳腐化し、実際に私が24歳になったあたりではもう誰も焦っていなかった。私の世代が年齢を重ねるのとシンクロするように、結婚適齢期なるものはどんどん後ずれしてついには雲散霧消し、21世紀に突入し現在に至る。

「OL進化論」という漫画は、ちょうど私が結婚したころから描かれ始めたものだが、途中までは、「独身だけれどもちょっと結婚が気になるお年頃」として「29歳」という数字が出されている。

12巻(1997) 「29歳の夜のぬくもり」
13巻(1998) 「29歳のこんな時に限って」など

14巻以降は、それに代わって「35歳」になった。

14巻(1998) 「35歳で独身で」など


今日の献立:
カレーライス
* 残り野菜の都合で、なすとピーマンたっぷり入って、なんだか夏野菜のカレー??

by an-dan-te | 2009-01-21 09:15 | 大学受験