ほぼ日Back to the Future   

またろうが塾に通い始めたのは中一秋くらいと割と早めだったが、主に力を入れていたのは、決まった時間に家を出る練習と、財布その他必要物品を持って出かける練習(^^;; だったので、長らく英語はどうにもならん状態で放置していた。

中二の六月ごろに突然、英語をどうにかテコ入れしようと思い立った母ではあったが、とにかくまたろうにとって英語というものは、まったく意味のない記号の羅列のようなもので、勉強する必要性自体がピンとこない様子。

そこで、まずは英語というのが日本語と同じく、生きて使われている言語のひとつであって、それを操ってコミュニケーションが、あるいは面白い物語が成り立つのだという当たり前のことをまずわかってほしいと考えた。

そこで目をつけたのが、当時またろうが非常に気に入っていた映画三部作、「Back to the Future」。もちろん私も大好きである(^-^) これをネタに、英語の使われ方を観賞してもらえば興味が持てるかな?? という思いつきである。

まず、それまで「吹き替え」で見ていた映画を、いっしょに英語音声日本語字幕でみて、またろうが知っている英語で理解できそうなセリフが出てきたときにはすばやく、「~っていってるよ」とふってみたりした。

そうやって音にいくつかピンポイントで注意を向けながら、「ほぼ日(ほぼニチ)Back to the Future」の発行。

これは、またろうにも理解できそうなセリフをピックアップして、意味や文法事項を解説しちゃおうというアグレッシブな企画で、例えばこういう感じ:

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Don’t say a word.
Doc!
I don’t wanna know your name, I don’t wanna know anything about you!

新しく作った読心装置の出来を試そうとして、ドクがマーティーを引きずり込むシーン。
「a word」は「ひとつの単語」だから「ひとつの単語をいうな」だけど、日本語でいうなら当然「一言もしゃべるな」って「も」が入るよね。英語にはこの「も」にあたる部分がないように見えるけど (字面上は)。

「wanna」は英語の教科書とかには出てこない単語。「want to」のしゃべり言葉。「名前も知りたくない、あんたについて何にも知りたくないんだ!」。「something」じゃなくて「anything」なのはどうしてか、もう大丈夫だよね?


Next Saturday night…we’re sending you BACK…TO THE FUTURE!

稲妻の落ちる時と場所がわかり、一気に盛り上がるドク。ここは決めゼリフだからバッチリ覚えよう。
「send」は送る。「back」がついてるから、マーティーを送り返す。どこへかっていうと、もちろん未来へ!!

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こんな調子で、「ほぼ毎日」発行したんだから我ながらマメだ…2週間くらいだったけど。

またろうは、それなりに楽しんでくれたと思う。しかし、ご想像のとおり、こんなもので英語の成績があがるってことはまったくなかった。

家の中で、「Hello. Hello. Anybody home?」だけは流行ったけどね(笑)

by an-dan-te | 2008-12-17 19:27 | 高校受験 | Comments(5)

Commented by ゆかりしょう5まま at 2008-12-18 06:15 x
奇遇にも、ゆかりの中2の選択英語B(応用)の教材が「Back to the Future」
教材といっても授業中に、ただ原語のビデオを『見てるだけ~』
自宅でも『見るだけ』の復習してたっけ!でも、見っぱなしで意味あるの?  
隣の中学の選択英語は、“英検対策講座”なのに!
しょう5は、隣の中学に入れようか…?

昨日、第一志望校で、夕方から①現代音楽にふれてみよう
②フランス近代音楽とその芸術的背景「印象派の研究」
という講師対象の講座に生徒も聴講OKだったので行ってきました。
内容は、アンダンテさんを以前お誘いした保護者、生徒対象講座を
もう少し専門的に(よりマニアックに)した感じで、とてもおもしろかったのですが
会場になんと!入学できたら4月から専攻実技で、担当(内定)の先生も
見えていたのに、挨拶もしないで帰ってきました。
夏期講習受講している→絶対に顔を覚えられているから挨拶しろっと言っても
1回しかレッスンしてない生徒を覚えてるとは限らない!きっと、忘れられている!
『誰?』って言われるのが嫌だから…

絶対気づいていて、失礼な奴と思われたに違いない!
内定取り消されるかも?
Commented by an-dan-te at 2008-12-18 14:23
原語のビデオをみるだけの授業なんて、そりゃ私が中学生なら是非とりたいです!! (^-^)

Back to the Futureは、わりと簡単ではっきりしゃべるから使いやすいですよね。何よりおもしろいから良いです。ほんとは本人がディクテーションとかしたら勉強面でもいいだろうけど…無理です…

合格したら担当する先生がもう決まっているんですね。
Commented by ゆかりしょう5まま at 2008-12-18 16:34 x
のだめのフランス語学習法は、プリごろ太のフランス語吹き替えビデオを
繰り返し見て、復唱して、見事習得したってことになってますけど…?

次の先生が内定しているというのは、
夏期講習等で、レッスン(お見合い)をして決める…
というのが、一般的なパターンらしいです。ゆかりは、お見合い成功?
うちの場合、こちらからの指名と言っても、どの先生がいいか(子どもに合うか)
なんて全くわからないから、現在の担当講師に相談して決めていただきました。
まだ、決まってない人もいます。早く決めないと人気のある先生は、既に、いっぱいで、断られる?なんて噂も…
願書に実技担当第一、第二希望を書く欄があるので、1月末の願書提出までには
決めて書かないと、学校から決められちゃう…?

ちなみに、都立芸高は、受験者から、担当希望は、言えないんだって
(特別推薦の合格者のみ指名ができる!)
他の学校はどうなんだろう?
Commented by 私も at 2008-12-18 17:18 x
またろう君の中学生ネタにまでおじゃましてすみませんが、
あまりに偶然なので思わずまた出てきてしまいました!
私は日本の大学からアメリカの大学に編入したのですが、その時課されたTOEFLが570点。
どーしても塾や語学学校に行く経済的な余裕もなく、考えたのが当時大ファンだったこの映画。
当時は音声多重ビデオもなく、日本語字幕版しかなく(あったのかもしれないけど)、日本語字幕版をみながら、字幕を隠すためにテレビにガムテープを張って見て、判らない時はテープをはがして確認。
この地道な作業で無事クリア、編入して卒業、今の外資系に就職できたわけですので、この映画には足を向けて眠れません。

しかしアンダンテさんは忙しいのに、本当にスゴイです。

「Hello. Hello. Anybody home?」 ー懐かしい!
これ、今息子に言いたいセリフNO.1かも?
Commented by an-dan-te at 2008-12-18 18:43
復唱するのは、聞き流すより効果だいぶ高そうです。
けど、会話が目的ではなくて高校受験(読み書き)がターゲットだったら文字として定着させるのもぜひほしいとこですかね。

テレビにガムテとはすごい!!
今は英語字幕にもできたりして便利ですね。

私は、英語音声+日本語字幕で、翻訳のズレというか飛躍を楽しむのが好きです。

> これ、今息子に言いたいセリフNO.1かも?
よく使ってます。だら~ん、ってなってて鉛筆ちっとも進まないときとか(^^;;

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