偏差値30からの…ネイティブ・スピーカーをめざす旅   

「偏差値30からの中学受験」という本がある。私の愛読書のひとつでもある。このタイトルは、30ってところにインパクトを求めてつけたんだろうけど、たこ太くんのように、五年の途中とかから入ればそういう数字になることはごく当たり前のこと。それとは関係なく面白い本だけどね。

こじろうも、四年次のY塾月例テスト初回は四教科「33」だった。そんなことはどうでもいいのだ。他の子がなにがしか勉強サイクルを回しているところに、途中から入って素で受けりゃそんなもんだ。だからそのことには驚きもしないしショックでもなかった。

問題はそれからだ。遅ればせながら予習シリーズなるものを購入し、次回の範囲のところの基本問題をやらせてみようとした。理科も社会も、知らないことばかり。それはいいのよ、テキストを読んで答えを見て、写せばいいから。そのあと、覚えて。と、母は言った。

しかし、それがどうしてもできなかったのだ。こじろうは、テキストが読めないしどこに求める情報が書いてあるかも探せない。さらに、場所を教えてやっても正しく抜き出せない(視写できない)ということがわかった(o_o) えぇっ、日本人なのに

ま、ちょっと怪しいとは思ってたのだ。話し言葉がおかしかったから。こじろうの話すことは、単語の羅列でなかなか文の体裁をなさず、話題も唐突で脈絡がない。何をいいたいか非常にわかりにくく、特にトラブッたときに事実関係をほぐし、本音や感情を聞き出そうとしてもほとんど言葉がででこない…「げっ…げっ…うっ…」と詰まってしまう。

二歳とかのころ、カタコトの出方は普通だったと思う。その後の発展にどこかスムーズでないところがあったらしく、気が付いたら言語能力においては、三歳半下のはなひめにはるかおいてきぼりをくらっていた。

はなひめが年長さん、こじろうが三年生のときの口げんか。原因はあまりくだらないので忘れたが、はなひめが「お兄ちゃんがこの間~っていったんでしょう。だからはなちゃんが~に置いたんだよ」などと理路整然と突いてくるもんだから、こじろうは
「わー、わー、わー」
と耳を劈く大音響で対抗…キーン(*_*)。

あぁ、口ではかなわなくなったんだなぁ…手を出さなかったとこはエライけど。

それにしても、文章を読んで理解し、知識を得るとか、考えをまとめて書くとか話すとか、要するにそういうことが学習を支えていくわけだから…特に中学以降。日本語ができないってことは、勉強できないってことよ!? どうするのこれから。

ふだん、学校でのテスト(←非常に簡単)であれば100点を取り続けているこじろうだった。定型的な課題なら練習すりゃできるみたいだから、大学受験より高校受験、高校受験より中学受験でどうにかしたほうがいいんじゃないだろうか。というか、できれば、日本語について早めに「どうにかする」ことで中学以降の勉強にも対応できるようになれば万々歳なんだけど…

ということで、壮大なるこじろう中学受験計画は始まった。2006年春のおはなし。
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by an-dan-te | 2008-11-20 17:00 | 中学受験

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