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またろうの面接練習   

またろうの通う中学校では、校長先生が高校の先生役を務める面接練習なるものがある。またろうも申し込んでいるのだが、またろうが失礼のないよう(^^;; 振舞えるのかやや不安なので、家でも練習しておこうと言っていた。

しかし、言っていただけで、ついあたふたと日は流れて練習当日…。朝、「今日だっけ」と気づいて、「じゃとにかく一回やってみよう」とよしぞう。「そこ(リビングのドア)からそのつもりで入ってきて」。

またろうが廊下に出ると、「では次の方どうぞ」とよしぞう。「なーに? なにやるの?」とうるさいはなひめを押さえ、取り急ぎ食卓から退避~。

「お願いします」とまたろう一礼。それにしてもがちがちに緊張している。目の前は、朝ごはんを食べ散らかしたままの食卓、面接担当はよしぞうなのだが…。

よしぞう「どうぞ、おかけください」…声色がちょっといつもと違う。またろうがぎくしゃく座ると、「そんなに、緊張しなくて大丈夫ですよ」とにっこり。
「それでは、お名前と学校名からおっしゃってください」…それから、志望理由や、中学校でがんばっていたことは何か、得意科目は、入学できたらどんなことをしてみたいか、将来の進路について考えることなど、想定質問をこなしてゆく。

それにしても、穏やかな口調の、それでいて威厳のある(?)校長先生面接バージョンのよしぞう、完っぺきな出来栄えである。こんなに演技がうまいとは知らなかった。

1メートル離れたところでは、こじろうが笑い死にしそうになってこらえているが、そんなことはおかまいなく、食卓の周りだけ面接ワールドが展開している。

滞りなく「面接」終了し、またろうが礼をしてリビングを出て行った。はぁ~

さて講評。「まじめに答えようとしていて、基本的には好感度高いと思うけど。せっかく、高専ロボコンで優勝したいとか、わくわくしていることがあるんだから、そんなガチガチにならないでもっと楽しそうに話してごらん」。またろうはいつになく神妙な面持ちで聴いている。

「面接する人は、いじわるをしているわけじゃなくて、いいところを引き出そう、知ろうとしているんだから、もっと乗ったほうがいいよ」

* * *

本物の校長先生からのコメントは
「意欲は感じましたが、もう少し元気よく答えてほしい」
「とても真面目さが伝わってきました。楽しそうな顔をして、いきいきした表情が感じられればもっといいですね」
ということで、ほとんどよしぞうと同じだった。

もし、母が代わりにしゃべれるものなら、
「去年の年末には、国技館まで行って高専ロボコン決勝を見たんです。あのときに見たロボットで、こういうのがあったんですが、例えばもっと~したらどうだろうとか、考えるとどんどん自分でもやってみたくなってしまって」
「文化祭を見に来たとき、体育館で、高専ロボコンで出したロボットを実際に動かして見せていただけたんです。映画の「ロボコン」に出てくる回の、古い古いロボットまできちんと動く状態で見ることができて感激しました」
とかね。いくらでもディテールを語ればいいのにさ。別に品行方正が売りってわけじゃなし。嘘でない範囲でハッタリかまさなくちゃ、面接は。そういうのは得意なんだけどな~またろうは全然だね。

でも…いやーあのよしぞうのハッタリは、まねできないなぁ~。またろうは、多分によしぞう系なところを持っているけど、そこは似てない。それとも、数十年後はあんな感じに大化けするんだろうか!?

by an-dan-te | 2008-11-14 18:52 | 高校受験

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