過去問相性を探る旅 -こじろうの場合   

こじろうが、過去問なるものに初チャレンジしたのは、夏休みに入る少し前。
おさえ校の候補として考えていた学校の説明会にいって、おみやげに過去問をもらって来たのを見せたら、「やってみたい!!」と本人がいうので渡した。

説明会を聞いてちょっと気になる点があったのと、二日に受ける学校としてはもっとがっちりおさえたい (もう少し偏差値的に余裕のある学校を) ということで、「ここはやめとこうか」という方に傾いていたので、過去問をやる時期としてはまだ早いと思っていたけど、あまり本気じゃないままやらせてしまった。

ところが本人がノリ気だったのがよかったらしく、採点してみると、合格者最低点プラス二十数点がすんなりとれ、問題の内容をみても…まさにセンター試験と似たような感じ。これは特別な対策がいらないという点で実にありがたい。この点数はまぐれとしても、今回落とした中で、漢字語句や社会の基礎知識あたりがあるので、このへんは本番までにまだ穴埋めするから、もう少し確実にしていけると思うし。

本人は、過去問が自分を気に入ってくれたということは、自分にとっていい学校なんだろうってな気分になっている。せっかくのその気分を壊すのもなんなので、親もまぁいいかな?? という気になってくる。「ちょっと気になる点」のほかは、いい学校なので。


それで調子に乗って、夏休みに入ったころ、「もっとがっちりおさえたい」候補の過去問をやらせてみた。親の目から見ると、問題傾向がちょっと変わっていて、こじろうの苦手な方面が出ているような気はしたのだがそれにしても…

結果は、合格者最低点どころか、計算したくなくなるほどのしっちゃかめっちゃか(o_o)

解かせる前に見たとき、こじろうにとって苦手そうと思ったのは主に理社だった。こじろうは絵や写真を読み取るのが極端に苦手 (軍靴が国会をつぶそうとしている風刺画を見て、鳥の絵にしか見えなかったという実力の持ち主) なのにそういうのが豊富に出ているし、中身も、なんていうか、「ふだんから、身の回りのこと、社会の出来事に関心をもって、よく見聞きして考えている子を取りたい」という雰囲気なのである。ちなみに、この「子ども像」はこじろうとは真逆である(--;;

でも、むしろ、取れなかったのは「得意の算数」と「苦手の国語」。

算数も、難問というわけでもないんだけど、ちょっとパズル的で、その場で試したり考えたりさせる要素が強く、まさに「塾でバリバリチューニング済みの子より、地頭がいい子を取りたい」という雰囲気なのである。ちなみに、この「子ども像」は… (以下略)。

国語は、ある意味素直な問題で、母は問題文なしでほとんど正解を選んでしまったくらいであるが、空気も行間も極端に読めないこじろうには意外な難問だったらしい。「ここでこう言ってるってことは、怒ってるにきまってるでしょう」といっても「だって書いてないもん(泣)」という具合。ほんと、人間関係基礎の基礎ってとこなんだけど。塾に通ってなくたって、あらかたの小学六年生ならこの問題が解けるように成長してると思う。まさに、「中受の国語は、面接の代わりでもある」といえよう。

というわけで、がっちりどころじゃないのである。数字だけではわからない。

まだまだ続く、過去問の旅。
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by an-dan-te | 2008-10-15 13:28 | 中学受験

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