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「ジャイアントキリング」の条件   

「二月の勝者」3巻の最後に「ジャイアントキリング」という言葉が出てきます。

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これは、成績下位からのスタートで難関校に合格するびっくりケースを指しますが、
このようなことが起こる条件を考えてみます。

まず、最も中核となる条件は、「受験勉強の進行が遅れていること」。
要するに、勉強してないため、低い成績しか(現在)出ていないということです。

これは、受験を思い立つのが遅く入塾自体が遅いケースもありますし、
入塾はしていたけれど忙しかった(他の習い事など)とか、
やる気がなかった(^^;;、あるいは
勉強の仕方がわからなかった、
などの場合もあるでしょう。

そして、次に重要な条件は、ある時期を境にその後は学習がきちんと効果的に積み上げられるようになったということです。

このためには、本人の意志、能力、そして環境(時間や指導も含む)の三拍子が揃う必要があります。

そのようにして、集団のはるか後方からものすごい勢いで追いかけていき…

だいたい、入試の直前には模試がなくなってしまいますから、そこからの伸びは観測できません。最後に観測できた実力(偏差値)は低めに出ているわけです。

最後の条件としては、当日のコンディション、問題との相性などが「悪くない」ということです。「すごく良い」ならなおよいですが…

爆上げ中は、なかなか実力が安定しません。実力が安定して半年~一年を経た子であれば、多少何かあってもその実力どおりの結果を出しやすいですが、「猛追中」の子が合格をつかむには多少の運(少なくとも、運が悪くないこと)が必要です。

つまり、「勉強をしていなかったこと」「ある時点からきちんと勉強できたこと」「運」この三拍子揃うことがジャイアントキリングの条件です。

そう考えると、別に狙ってやるようなこっちゃない、とわかります。余裕を持って準備して、実力を安定させ、ドラマなく受験終了するのがなによりです。別に傍から見ておもしろくはありませんけどね。

漫画の中では、まるみちゃんという不登校の子が、のんびり受験のつもりでいたところ、JGに行きたいと突然思って成績爆上げしていますね。あと、遅れて参入したサッカー少年とか…テツな子とか…そのへんが「ジャイアントキリング」候補のようです。

スポーツとか、趣味(〇〇オタ)とかで既に得た知識、思考力、集中力を動員して受験勉強することで短期間でも成果が上がるわけです。

娘は、あんなにきちんと対策して無風で中学受験を終えたのに、大学受験ではやや「ジャイアントキリング」的に先生方をびっくりさせることになりました。勉強の進行が遅れていただけのことでなんの自慢にもならず、よいこは真似してはいけません(-_-;;


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by an-dan-te | 2019-11-10 07:56 | 中学受験 | Comments(0)

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