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公文に向いてる子   

…つまり、うちの子のことではなくてですね(^^;;
(三人とも公文利用経験はあるが、それぞれ別の難アリ)

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公文の利用方法にもいろいろありますが、まぁうまくいく典型のひとつが、
算数の計算とか国語の読解の基礎、および「毎日こつこつ」習慣とかを学んでおいてから、中学受験塾中心に移行していくパターン (大昔ですがよしぞうはだいたいそんな感じ)

それと、中学受験をしない場合でいえば(というか、元々公文は中学受験のためのものじゃないからこっちが本流)、たとえば小学校でおよそ英数国それぞれI教材(中三相当)まで進めてあって、公立中学では実質ノー勉でほぼ成績トップ、ピアノに専念できた(そして音楽の道へ進む)なんてケース。あるいはもちろんピアノじゃなくて勉学の道でもいいわけですが(ただし引き続き公文でやるとは限らない)。

コメントをいただいた方の場合は、ほんっっとに公文に向いているお子さんで、「小学校卒業時にI終了」よりもっと速い(早い)ペースで飛ばしてますね。これは、親が無理くりやらせればできるってもんではなくて(と、いうことは私が保証いたします-笑)、もちろん親の賢い誘導もないではないですが主に本人の資質です。

公文に向いている資質というのは、毎日こつこつができて、例から学ぶことができて、進んでいくことが楽しいと思えて、素直さがあって(よしぞうは素直だったのか?? というのはおいとくとして)、文字馴染みがいい(読み/書き)とかでしょうか。ひっくるめて、勉強向きの資質のかなり重要な部分を占めているといえます。

気になるとすればむしろ、進行が早すぎることで、小学校終了でIというのは「ほどよい」感じがするんですが、もっとずっと前にそのへんまで終えてしまったとして、そこで公文(というか数学の計算)をやめてしまえば忘れてしまうし、かといって高校教材まで入っていくのも考えものです。

公文数学の高校教材は出来が悪くて、スモールステップ自学自習向きではありませんし、指導者も高校数学がよくわかってなくて、指導書と違う解き方をされたらマルつけも容易でないということが多いです。

その状況でも自力で突き進める天才がごくわずかいるらしいですけど、別にそこに天才を注ぎ込まなくてもいいような気はします(^^;;

せっかく、本人が今、楽しく公文をやっていて、順調に進んでいるのだから、別に先を心配して親が水を差すことはないと思うんです。そういう、すいすいすらすらの公文というのが、もっとも大きな価値を公文から受け取れる状況だからせっかくなのでそのまま活用するのがお得と思います。

でも公文だけじゃもったいないとも思います。もっと違う角度から算数、などの検討はしていらっしゃるようですし、もちろん公文のまま国語や英語と広げていく考え方もありますし、それはそれで悪くありませんが、さらに広く考えてもいいのではないでしょうか。

ピアノその他、音楽であっても、
スポーツであっても、
囲碁将棋のような思考ゲーム、あるいは
レゴブロック、理科実験系、美術系でもなんでもかまいませんが、

ご本人が一番夢中になれる何か。

夢中になれる、というのが一番の脳トレでもあります。「お勉強ぽいもの」に限定しないと受験が間に合わないってトシでもありませんし、できるだけ広く考えられたらいいと思います。

もちろん最初は公文と並行して進めていったらいいですし、あまりに夢中になって公文どころではない、あるいは、公文でうまくいかなくなって(おそらくは高校教材に入ってしばらくしたころ?)つまらなくなったら公文卒業とされればよいでしょう。

将来楽しみですね(^^)


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by an-dan-te | 2017-02-19 16:48 | 中学受験 | Comments(4)

Commented by りり at 2017-02-20 09:36 x
中学受験もないのに進みすぎ、、こんなことならもう少し遅く始めればよかったと心底思っていますが、、早めに四則や分数を知ることで「やってみようかな」と思える問題(パズルなど、楽しそうにします、ピアノよりだいぶ笑)があることも事実です。しっかり価値を受け取って活かすことが大事ですね^^
ただ「苦悶」になってから辞めるよりも「いいうち」に辞めて次のステップに進んだほうがよいのでは?という親心もあったのですが、それも経験。結局は本人の気のすむまで、ということになりますね^^;

夢中になれる、というのが一番の脳トレ、という言葉、目からうろこでした。しっかり胸に刻みたいと思います!
アンダンテさんが以前に書かれていた、自分より学歴が高くあることは望まないけど、自分よりも幸せになってほしい、という文章にもとても共感しましたし、とても教えていただきました。
うちの場合、よい仲間と出会える可能性の高い似合った私立に行かせてやれないのは残念なのですが、それはそれ。人間の価値や魅力は学校を出てからが勝負なので、いざというときにくじけないでがんばれる「貯め」をたくさん作って、幸せになれる子に育てようと夫とも話しました。
(あとはアンダンテさんはじめ「できる人」ってバイタリティがありますよね!それも大事な資質な気がします。)

また公文が向いている子の資質にも、なるほど!と客観的におしえていただきました。本当にありがとうございました。これからも楽しみにしています!!
Commented at 2017-04-07 22:59 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by an-dan-te at 2017-07-01 23:24
りりさん、
まぁ~余力のあるお子さんなので、贅沢な悩みではありますよね、進みすぎちゃった!! ナンテ(^^;;
このコメントくださったのはもう何か月も前だから、またちょっと状況違ってるかもしれないけど。

夢中になれる間は、その活動からちゃんと価値を受け取っていると考えればだいたい合ってるハズで、
能力がある子だったら親が変なほうに捻じ曲げなければ大丈夫ですね。楽しみいっぱい(^-^)
Commented by an-dan-te at 2017-07-01 23:30
***(2017-04-07 22:59)さん、
長らく放置でたいへん申し訳ありませんでした。
プリントのハンドリングが難しいタイプだったのによく粘られて、結果、成功体験として刻まれたというのは素晴らしいですね。

で、今度は公文で英語ということですが、英語はわりと経験者の評価が大きく分かれる気がします。音声教材を活用してマメにシャドウイングの練習とかできればものすごく役に立ちますが、本文飛ばして穴埋めだけ要領よくすましてやったことにしちゃうこじろうとか最悪です(笑) うまく合うといいですね。

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