公文の英語について思うこと
2016年 04月 27日
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まぁ英語がわからないよりわかるほうがいいとは思うんですが、そんなに今の子たちのほうか英語が使えるようになってるかっていうと、別にそんなふうにも見えないんで(-_-;; いったいどこへ向かっていくのかなーと思っています。
ところで公文というとあまりそういった世の中の流行り廃りといったものとは関係なく、自分のポリシーを貫いているというか(よくいえば)、変わることはぶっちゃけ苦手だというか(悪くいえば)。
たまたま激安古本(50円)で「公文式英語教育の方法 子どもたちに英語の原書まで」という本を入手しましたので読んでみました。
我が家の子どもたちの中では、またろうとこじろうが公文英語経験者ですが、いずれもわりと短期でしたし、私も中をよく見てませんでしたので(^^;; 全体像というか趣旨というものはこの本を読んで初めて知りました。
こじろうが公文英語をやってたのは、中学受験が終わった六年生二月から、中学の部活が本格化する五月くらいまでです。短く切り上げるのは当初の予定どおりではありましたが(暇な期間を埋める趣旨もあった)、公文英語あまり効かないなと思ったのも事実です。
公文の教材やシステムが悪いということではなくて、こじろうの特性と公文が合わないんです。
導入のあたりはまだよくて、だからこの時期にやっておいたのは悪くなかったと思いますが、たとえばアルファベットを書きなれておくとか、綴りと音の関係が素直な単語からいくつか書き方を覚えておくとか。そういえば、英単語を覚えはじめのころに抵抗が一番小さかったのはこじろうです。またろうもはなひめも大騒ぎでしたから(…まぁ確かに英語の綴りと音の関連がデタラメすぎるんですがね)。
そのあたりが過ぎると、文→文章を読むようになっていきます。だいたい対訳がついています。自習が前提だから当然です。そして読み書きの練習や理解の確認のために問題がついています。
ここで公文プリントを「こなす」ということが何を指すのかが問題です。
こじろうは、とにかく丸を貰って用を済ますというか、その効率を最大化することを考えるタイプです。とても極端です。それは彼の良い面でもあり悪い面でもあるのですが…
公文英語プリントを最大効率で片づけようと思えば、まず英語本文は読まない(!) 日本語部分にナナメに目を通し、設問を見る。穴を埋めるのに必要な情報だけ、日本語からアタリをつけてさっと確認するんです。
早い早い!!
…いやそういうことをしても何にもならんのですよ。公文の英語は、本文を聞いたり(音声教材がちゃんとあります)音読練習をしたり、しっかり本文を味わうところがミソ。設問はオマケなくらいです。
で、公文英語を月謝分、きちんと生かしてもらうためにはこじろうの場合、ずっと横について監視しているしかなく、公文の意味ないわぁorzといったところです。もちろん私はそんなことする気分じゃありませんでしたし、公文教室は大規模なところで、本文がぜんぜん音読できてなくても空欄を埋めたプリントができてさえいればずんずん進ませてくれてしまい、まぁこれじゃしょうがないなと。
一方、またろうはというと、こじろうほど天才的に要領いいわけではないのですが、本文読みたくないことにかけちゃ同じなので、嫌々だらだらやってやっぱり最低限空欄を埋める感じで、これまたあまり意味がなく。というか母の見るところ、まじめにやろうにも難しすぎて実は手に負えないようだったのですが、なんかこのとき、高校受験目前だったこともあって、先生が学年相当まで進ませてなんとかカタチをつけようとしていたような…
いやそんなとこでつじつま合わせなくていいんですが…だってスタートが遅いのはこっちの都合で、別に先生のせいにしようってんじゃないですから、本人がすらすら読めてこれなら本文も読もうかなってあたりまで下げてくれて構わないんだけどね??
そのあたりがどうもうまく伝わらず、実力とプリントレベルが乖離しすぎたんでやめました。なんか公文ぽくない挫折(自分のちょうどをやるのが公文じゃない??)。
というわけで、どうもうまくいきませんでしたが、教材はなかなかよくできてると思ったんですよね。
ただし大前提が、ちゃんと興味を持って本文を読む練習をする子ってことで。
それで、その教材はどういうポリシーで作られているの? と思って前述の本を読みました(つづく)
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ブログやってなかったころのこじろうの様子がちょこっと載ってます。
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by an-dan-te | 2016-04-27 13:33 | 中学生活 | Comments(2)