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間違った褒め方!?   

というわけで、「心が折れない」勉強法などについては、私が生活実感として持っているものと「まるっと」一致していた「受験うつ どう克服し、合格をつかむか」(吉田たかよし)の本なんですけど…

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「間違った褒め方」についての記述のところでは、おぉぉっ!? と思いました。

私、この本で「間違ってる」とされた褒め方をめっちゃしてたなと思って(^^;;

いつでもけなすってのはそりゃまずそうですよね。「なんでこんな問題ができないの!!」「だいたいあんたは…(グチグチ)」とか。まぁなかなか褒めるところがない生活態度だったりすると褒めるのも苦しいですが、なんにせよ8割褒めるくらいで行けとはよく言われることです。

でも褒め方が問題だという実験が紹介されていまして…

要するに、「テストの結果がよかった」と褒めるときに
結果についてのみ言う
「きみは頭がよい」と褒める
「よく頑張ったね」と褒める

を比べてみると、
・頭を褒められた子は次に簡単な問題を選ぶ(難しい問題を選んで解けないとイヤ)
・努力を褒めれた子は次に難しい問題にチャレンジしようとする
というのです。

褒められるとそれが快感でまた次も、と思うのは人間の性質上当然ですが、
頭を褒められると、もっと褒められるには努力しないですいすいできちゃうのがイイ、みたいなことに。

この著者がこれまでに治療してきた数多くの受験うつの子によくあるのが、「才能がある」「天才だ」のように幼いころから褒められたケースだというのです。褒め伸ばしのつもりだったかもしれませんが、いつか「現実」をつきつけられたときに、そのギャップはコントロール不可能なギャップになるというわけです。

…それをふまえて我が家を振り返ってみるとですね…

褒めたくなるほど努力の子って、うちにはいなかったので(笑)、「頑張ったね」みたいな褒め方をした記憶があまりありません。テストの振り返りのときとかに、「これをやっていったからこれができたね」とかいうのはわりとよく言ってたと思うけど。

一方、「才能」をほめることなら日常的にしていました。なにしろ我が家は三人とも超がつくほど凸凹くんなので、
・またろうは、空間把握能力に優れていて、数学が得意。
・こじろうは、数の感覚に優れていて、算数が得意。
・はなひめは、言語能力に優れていて、国語が得意。

それぞれ、ものすごく違うタイプの人間です。得意なところにおいては、「ちょこっと」やっただけで、ばーんと点が取れて、超コスパいいんです。その他のところは、ハラホロヒレハレ(-_-;;

「この空間図形が、「みえる」んだ!! すごい」
「こんなのでも暗算でいけちゃうんだ!! すごい」
「よくわかるように書けてるよ!! すごい」

だって、すごいと思ったら、そりゃ褒めるよ。うちの中に、あからさまな比較対象もいるもんだから、親としては素直に感服して褒めたくなるんです。それに、自分が得意なところをよく知って、それでほかをカバーしていく(実際に凹部分を補える場合もあるし、あるいは凹のままだけど凸で稼いでチャラにする場合もある)考え方も、とても大切。私だって、よしぞうだって、結局大人になるまでに、何を磨いたのかっていえば、そういうことでしょう。

別に、そうやって才能を褒めて育てたことが、現実と乖離するほど自己愛を育てたとも思わないです。

たぶん、褒めることにそんなに臆病にならなくていいと思う。ただ、いつも、現実に即して、具体的に本音で率直に褒めてれば、大丈夫。

受験うつになりやすい褒め方というのは、もっとざっくり包括的に(?)褒めてるのかもしれないですね。テストで偏差値がたいしたことなかったり、受験でどこかに不合格になったら、必然的にへし折られてしまうような。

ちゃんとピンポイントで具体的な事実を褒めてれば、褒めることが努力であれ才能であれ、

才能がある部分は、少ない努力で、大きな効果が出せる。
苦手なところは、なかなか大変だけど、こうすれば、ここまではできた、とか。
試験を受けてみれば、上には上がいるけど、ま、やっただけのことは(自分ができるだけのことは)結果が出る。

というようなことがわかるし、そこそこ現実と折り合いつけながらもそこそこ自信を持ってやっていけるんじゃないかな。

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by an-dan-te | 2016-02-22 21:58 | 中学受験

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