提出物とか答え写しちゃうとか
2015年 05月 27日

はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと
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こじろうの行ってた学校でもはなひめの行ってる学校でも同じなんだけど、数学については配布されている問題集の範囲のところを解いておいて、テストが終わった日に提出ってなっています。そういう学校は他にも多いみたい。
提出の準備をすることがそのままテスト勉強になるんだから、真っ当な指示でしょう。
ところが、範囲の問題集といっても、普段からこなしてればいいけど、溜めちゃうとすごい量なんで、試験前になって慌てて手をつけると、やってもやっても終わらない、という事態に陥るんです。
どうしよう、間に合わない。という場合に
1. 徹夜でがんばる
→暗記物教科に手をつける時間もないまま、フラフラな状態で数学のテストに臨む
2. 提出を放棄する
→平常点部分は下げられちゃうけどね。
3. 答えを写して出す
→勉強にはなってないけど。
さぁどの道を選ぶ!? というか、どれもあんまりいい案じゃないんですが(^^;;
私だったら、強いていえば2.かな。徹夜したって点数伸びないし、体調崩したりしてろくなことないし。答え写すのはその時間が丸ごと無駄だからね。
ただ、その結論に間違いなく落ち着くのは、内申が気になる高校受験がなく、内申が気にならない大学受験しかないからでもあります。こじろうのいた学校は、学校の成績も気になる(学部を選ぶにあたっては関係する)わけで、3.を選ぶ人もある程度いたりする(らしい)。
はなひめのいる学校では、学校の成績に「勉強の成果を示す」以外の意味がないから、そもそも3.を選ぶ動機が薄いんだけど、提出システムにも差があるため答えを写す気は起きにくいようだ。
こじろうの学校では、締切までに提出しないと受け取ってもらえない。
たとえば、問題集を途中までやったんだけれど、やっぱり間に合いそうもない、というときに、途中で止めちゃったんじゃ提出できないから、残りを写して出しちゃえという気になりやすい。
(または、まったくやってないままテストが迫ってくると、もういっそ手つかずのまま他の教科だけやろう、なんて気を起こしたりするかもしれない)
一方、はなひめの学校では、締切を過ぎてもやっぱり提出しないといけない(^^;;
それだと、試験期間内に、半端なところまででもなるべくできるところまでやっておく(ちゃんと解いて)のがトータル得かな、ということになる。
そう思うと、はなひめの学校のシステムのほうが、ちゃんと勉強するという意味ではよさそうだ。
でも、こじろうの学校のシステムは、「提出物というのは期限までに出すことが大事」(時と場合によっては、でっち上げてでも…)というメッセージを伝えようとしていて、なるほど人生の中でそれもいえてるかなと。
ま、考え方の違いね…
というわけで、学校によって多少、状況が違うけれど、その中で、中学生以降は自分で考えて、振る舞いを決めることになる。そのとき、小学校のころすでに、「答えを写してやったフリ」みたいのが身についちゃっててあんまりにも抵抗なく写せちゃうと、大事なものを取りこぼすことにもなるんです。
だから、大人の目がある程度届く中学受験のときには、ズルの習慣をつけないことが大人の責任だと思うわけ。
はなひめ、こじろう「だって中学受験のときには、そもそも答えを写す意味がないでしょ?」
(提出物に意味があるのではなくて、勉強になるかならないかだけの問題だから)
あぁ君たちはそう思ってるかもしれないけど、現にまたろうくんは高校受験のとき、目を離すとすぐ写しちゃったりしてたじゃない。そういう子もいるんだよ。
そういうとき、あんまり怒ってもしょうがないんだよね。雰囲気悪くなるだけだし。別にその子の性格が悪いわけじゃないんだ(またろうくんはいいやつだよ!!)。そういう性質だってだけで。解答冊子を家の中のどこかに隠すと、必死に探すのに時間費やしたり、結果として見つかっちゃったり、変なところに隠し過ぎてわからなくなったり、泥沼化するばっかりだから、私は解答冊子を会社鞄に入れて持ち歩いたりしてたわね。猫を追うより皿を引けって。
写し癖がある子の対策は、とにかく「明快に」絶対写せない環境を作ること。
課題に手をつけるハードルが高すぎないよう、シンプルな課題にすること。
そうやって、たんたんと課題をこなす実績を積んでいくこと。
習慣として写すのが定着しちゃうのは、とにかくいけない。写すのが意味ない、時間の無駄、ってことは頭ではわかってるし、ハナから写すことを諦めて自分で解く習慣が定着すれば、そのことの価値もわかってくるから。

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ブログやってなかったころのこじろうの様子がちょこっと載ってます。
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by an-dan-te | 2015-05-27 22:59 | 中学生活 | Comments(6)


兄ちゃんの学校、もともとは中堅伝統校ですが、息子の代から難関国立大を目指すコースができ、たまたまはずみでそのコースに入ってしまったからさあ大変!
勉強頑張るコース一期生は方針を模索中なのか迷走中なのか、宿題の量が半端ない。テスト前は1か3です、兄ちゃん。
真面目な子なので、とにかく期日までに提出しないと気が済まない。が、とりあえずこなすのが精いっぱいなのでテストの成績は惨敗です。。。
数学教師はノートの内容チェックを一応してあるようですが、一切板書しない英語教師は何か字がかいてあれはハンコ押してくれるみたいです。
宿題提出に間に合わないと(宿題をやってないと)、終わるまで放課後毎日居残りでやればOKなので、もうそっち狙いの子もたくさんいるそうです。
先生は言われた宿題をちゃんとやっておけばテストもできるし、理解もできるとおっしゃいますが、なにしろ1つのことを身に付けるのに人の何倍も(ときには年単位)時間がかかる子なので、先生の言う標準的なやり方に当てはまらない人には苦行でしかないのが困ったところです。
しかも定期試験数日前にいきなりプリント配って、これ範囲だし提出必須の宿題。とか言い出す教師もいて、さらにアップアップでございます。

「2週間後までに体系問題集14ページ」と言われたら、「1日1ページ以上のペースで進めないと終わらない。」ということが幼い息子にはわからなかったようで。
実際は10日目ごろから取り組み始め、他の科目の勉強を犠牲にしても間に合わず。
二男の学校は 「次の数学の授業(毎日数学あり)までに1ページやってきなさい」という課題の出し方で、本人が計画性がなくても、13日経過したら13ページ終わっているシステムでした。計画性のない子供にはこちらのほうがいいかもしれません。
またろうが「写しちゃう」といってたやつは提出じゃなくて、単に自分の勉強のための問題集です…それを写すことには何の意味もなく、ただのアホです(-_-;;
宿題が、本人の勉強のためとして意味がなく、しかも提出しなきゃいけない事情があるとなると写すって話が出てくるんですが、それにしても無駄な時間ですよねー子どもがやるにしても親がやるにしても。
私自身が子どものときは、よく宿題をブッチしていましたが(笑) ブッチして済むなら写すよりシンプルです。小学校は内申どうのでもないんだから、それで済むはずなんだけどねぇ…
進学校であれば大事なのはちゃんと身になる勉強であって提出じゃないんで、自分にとってよい方法で勉強すればよさそうなものですが、
…というか、提出という形をとるとしても、自分のための勉強がスムーズにできるように手助けする意味で組まれているはずですが、
その組まれ方がめいっぱいで、
本人も提出することに関してまじめだと、
なんかうまくかみ合わないこともあるのね。
ちょっともったいない気がしますね~
手の抜きどころとかうまくペースをつかんで、身になるように勉強できるといいですね。せっかくだから。(まじめは美徳!!)
溜め込むとキケンですよね(^^;;
計画性は、本人の中にきちんとあるに越したことはないけれど、それを持ってない以上は(-_-;;
こまめに区切っていただいたほうがいいかも。
こじろうが言ってたけど、毎回授業の最後に、確認小テストをする先生がいるとか(注: 大学です)。それ、授業聞いてないといけないし、おもしろいですね(面倒見いいわね…)