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中学受験向きでない部分があっても   

前回記事「中受と公立中、両にらみの時期の勉強は」に書いたように、「受験するかも/しないかも」と揺れつつ、学習状況を見守っているときは、子どもの、「中学受験向きとはいえない部分」がいろいろと気になると思います。

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そもそも、中学受験向きの子ってどんな子かっていえば…
・時間の管理がしっかりできて、やるときには集中して勉強に向かえる。
・物の管理がしっかりできて、教材の整理整頓ばっちり、忘れ物ほぼなし。
・先生の話を聞いて理解する、受け入れる、素直な心。
・幅広く、物事に関心を持っている。
・処理が速くて正確。
・文字面のとおりの読解、プラス、行間に滲む登場人物の気持ちも読み取れる大人度。
・努力の積み重ねができる。努力の価値を知っている。
・論理的思考ができる。
・文章表現力がある。

…いやぁ、書いていて妄想モード全開になってしまいました(^^;;

(世間のどこかには)いるよね、こういう子って。そしたらもう親はあと月謝払うのと健康管理くらいしかやることなくて楽ちん。そうしたら受験ブログなんて書かなかっただろう(笑) 書くことないから。

しかし現実の、自分の子どもはそうではないわけで、それにもちろん上記のような意味で中学受験に向いてないというのは、ほぼそのまま高校受験にも向いてないってことになるので、手を打たずに三年ほっといて好転する保証はない。好転するかもしれないけれど。

私が思うのは、どこか欠けてるほうが圧倒的にふつうで、そりゃまぁ欠けてるにしてもものには限度があるだろうといいたくなるくらいボコボコだったりすることもあるけど(誰とはいわないが)、それだって「お取替え」の利かない自分の子どもだし、○○な子ほどかわいいというのもあるし、「中学受験向き」でないからこそ中学受験してみるというのはアリかなということ。

大学受験と違って、中学受験というものは、不得意な部分があるからそこを避けて通るということはしにくいもので、だから凸凹があってもやっぱりそのまま全面で勝負するのね。でもかえってそこがいいというのもあって…

この段階だからこそ、好き嫌いや得意不得意は当然あるにしても、ある程度はどこもそこもクリアしてほしい。将来は文系理系のいずれに進むにしても(あるいは大学に進学しないにしても)、読み書きそろばん、世の中の成り立ちの基本的な部分、それと生活そのもの。

時間通りに、必要なものを持って塾へ行くとか、毎日こつこつがんばるとか、小学校で習う漢字の読み書きとか、(電卓を使わない)計算とか、基本的な解き方を組み合わせてややこしい問題を解く感触とか、理科や社会の基礎知識、考え方、どれも大人になっていらないものなんて何もないわけ。(なくても生活してる人はもちろんたくさんいるが)

大人度が低くて行間読めない、どころか漢字も書けない(斬新な当て字を書く)子に、イチから、いやゼロから、「漢字には意味があるんだよ」とひとつひとつ教えていく(=説得)。学校教育を受けた後にも、我が子が取りこぼしているような大きな凹穴があるなら、それを埋めて次の中学段階につなげていくテコ入れなんて、親くらいしかしてやれない。

物の管理も時間の管理もできないなら、手伝ったり声かけたりしながらまずは「きちんとやる」のがどういうことなのか、見せてやりつつじわじわと自分でできる部分を増やしていく。

処理の遅さがものすごくて、実用レベルに達しない子には、ごく少ない課題かつ基本に絞って繰り返し、「慣れ」「定着」レベルを上げながら徐々に時間を意識させていく。

そんな丁寧なこと、親しかできないし、親でも今しかできないんですよ。中学生になったらほぼ無理だから。

不得意分野の切り捨てが許されない中学受験、思春期直前の中学受験だからこそ、じっくりと「不向きな部分」の底上げに付き合えたら、親冥利に尽きるんじゃないかな。とんでもない凹穴を「少し」埋めたことで、中学生になってからのもろもろの吸収度も、ぐっと良くなっていることでしょう。

そのためには、あまり「不得意」から逃げないでほしいし、
でもその一方で、
無理したり、焦ったりしないでほしい。
いつも子どもの現実から出発して…前からぐいぐい引っ張るよりも、むしろ一歩後ろから見てじっくり足元を整備していけたら理想的だと思う。

その加減が一番難しいんだけど。だって大手塾に通いつつ、成績度外視、焦るなっていっても難しいよね、人間だもの。それがあまりにも無理なようだったら、それはつまり親が中学受験に不向きなんだってことで、高校受験を目指すほうが正解かと思います。またろうのときは、そういう意味で、私が中学受験に不向きだったと思うんです。

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by an-dan-te | 2015-02-19 17:06 | 中学受験

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