大学受験昔々: 英語の流儀、多読と精読
2013年 09月 30日
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独自の文法教材三冊セットがあったり…
どんどんプリントが出てたくさん読まされたり…
高校になるとレベル別授業が組まれてたり…
そういう感じ。
でも、私はJGの英語のやり方が好きでなくて、いつも反発してました。
何が気に入らないって、なんだかんだと量が多すぎること。学校で出されるとおりに英語につきあってたら、英語ばっかりやってなきゃいけなくなっちゃうよ?? と思ってました。実際、わりと英語ばかりに時間かけてる人は多かったような気がするんですが。
私はそこまで英語と心中するほどの英語好きじゃないです。
駿台の英語テキストって、ぱらりと短めの文章が載っている感じ。
予習のときはまず自力で訳してみます。辞書もどんどん引きます。自分でできる最善の訳をつけて持っていって…授業を聞きながら改善する。
復習のときは、修正後の訳を心の中に流しつつ、それと照合して繰り返し読みます。音読すればなおよし。
とにかく、英語と日本語がうまくからみあった状態で英日を流す、というのがとてもいいんです(おもしろい、という意味でも、効果がある、という意味でも)。
単語は、単語リストとか、いわゆるデル単(今はないかな? 試験に出る英単語とかそんなタイトル。シケ単とも)で暗記する勉強は一切しなくて、「文章まるごと何度も読む」という勉強スタイルを貫いていました。
とても気に入ってた英文法の授業があって、そのノートは、私には非常に珍しいことに、保存版として何度も活用していました。分量的にはたいしたことないんだけど、その薄っぺらいノートを、擦り切れるくらい何度も味わっていました。
「英文法頻出問題演習」、「基本英文700選」という、駿台発行の市販教材(当時、超定番品だったもの)は使っていましたが、それ以外に浮気することなく、ひとつの教材を何度も繰り返していました。繰り返すことで、深く納得ができて、そこに載っていなかった問題が出てきても、自然と「これはこうなんだろうな」とわかるというようなイメージです。
学校の、量で勝負的な考え方に対抗して、いかに教材をミニマムにするかにこだわっていました。
学校ではいろんな課題が出ていましたが、まぁJGですから、提出を求められることもなく、ほぼブッチ。定期テストでも、いまさら定期テスト用の勉強をしても誰得ですから、素のままの自分で臨みます。
でも不思議と、学校の教材を無視しまくっていた高三のときに、むしろ学校の英語の成績が上がったんですよ。
精読を究めれば、多読の世界にもある程度対応できると思います。逆は難しいですよね。
多読が悪いということではなくて、多読の経験があって、そこに精読もプラスしたら、それまでの経験がつながって生きてくると思います。でも、「なんとなく読み」だけで終わってしまっては、それだけのこと(トラベル英会話レベル)であって、とてもおシゴトで使えるようにはなりません。
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by an-dan-te | 2013-09-30 12:47 | 大学受験 | Comments(4)
基本英文700選、ありました。すごくきれいなまま残っています。他にもきれいなままの教材がずらり。駿台からでてるものも。学校から買わされた教材を眺めていると・・・やればよかったなあと思います^^;提出やチェックは全く無し。そのかわり、テスト範囲にその教材たちが入っていました。
高校生のとき、アンダンテさんのブログがあったらな。この教材やってみようかな。子供にあげる?アンダンテさん、お手元にありますか?第一番は、
My house is only five minute's walk from the station.
私の家は駅から歩いてわずか5分のところです。
でした~。懐かしいかなあ・・。
えー(o_o) 物持ちいいね!! guraさん。
しかも、愛用してぼろぼろになったから記念に系じゃなくて、
きれいなままの教材ずらりとってあるとは(^^;;
私はすぐ捨てちゃいましたよ~
あーでも
> My house is only five minute's walk from the station.
なんかそんな気する…不思議だ…