カリテ中心から公開模試中心への移行をスムーズに
2013年 08月 26日
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この波にうまく乗って、学習内容を吸収していくことが大切ですから、日能研でいえばカリキュラムテスト(カリテ)、他塾でもそれに相当する「範囲のあるテスト」が軸になります。
はなひめが新五年で日能研に入塾したとき、最初の説明会で室長先生が言っていたのがまさにこれです。
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始めのうちは、公開模試では点がとれません。当たり前です。ほかの子は、もう四年から積み重ねてきているので。
それについてはこちらでも(塾側)よくわかっているので、慌てないでください。しばらくはカリテの状況を見ていきます。コンスタントに共通評価の8が取れるようだったら、順調に学習できているということです。
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カリテを目安に勉強するということは、つまり、その週の範囲をみっちり勉強してカリテに臨み、そして直しをしっかり穴埋めしてまた翌週のカリキュラムに向かうということです。まずはここから。そして、その積み重ねができていれば、自然と公開模試の結果も上向いてくるはずです。おおむね、三ヶ月から半年くらい経つと表れるかな? (入塾後半年経つと最終的な位置づけが占えるといわれる所以でもあります)
しかし、いつまでもカリテの「範囲」を対策することを中心に据えていると、六年生に入ってから戸惑います。もうそのときにはカリテ状況よりも、公開模試で出る偏差値が重要になっているからです。
入試は「範囲」がないわけですから、範囲のないテストでどれだけ取れるかが「実力」なので、この切り替えは当然のことです。でも、いつも範囲のことしか考えていないと、なかなかこの切り替えがうまくいきません。気がつくと、あれもこれも忘れちゃった…なんだっけ…ってなことになります(-_-;;
そこでお勧めなのは、五年の秋から六年カリキュラム開始(二月)までにかけては、薄く広く、中学受験の範囲全体を、その週に扱っている「範囲」に関わらずおさらいしておくことです。
算数は、計算と一行題のよい教材があって、それを丁寧にやっていればだいたいそれで十分です。欲をいえば、カリテで間違えた問題の中で、正答率が比較的高いものについては、しっかり解きなおしておけるといいですね。テスト直後の直しは当然ですが、一ヶ月経ったころに、もう一回。
国語は、まぁ読解に関しては、範囲とか、「忘れちゃった」とかはあまりないので、漢字と語句。
理科と社会は、基本知識について。
これを五年後半の半年間、「日割り」して、頭にすり込んでいくのです。
かるらぴぃさんの場合、漢字は「漢字の要」、理科と社会は「コアプラス」(いずれも、市販されているサピ教材)を使って、ページ数を日割りして、寝る前15分の暗記タイムでこなしていったそうです(*)。とても上手な方法ですね。私はそこまでコンスタントにできませんでしたが、というか算数だけでほとんど手一杯でしたが(^^;; いちおう、意識としては同じ方向ってことで。
六年生カリキュラムに入ったときに(つまり五年生の二月)、どの分野も大穴なく、テストにおいても任意の分野の問題から抵抗なく手がつけられる状態であれば、より深められていく学習にスムーズに対応することができます。また、公開模試でもコンスタントにその子のポテンシャルが発揮できて、その結果、六年前期の平均偏差値でクラス分けが行われる志望校別日特では上のほうのクラス(実際に合格する子の多いクラス)に入ることができるでしょう。
目先のカリテ対策(大波のように押し寄せる新しい分野の学習)だけで忙しく、なかなかそのような時間も取りにくいですが、今の範囲の勉強をその分圧縮してでも、価値ある「一日15分」といえます。
(*) 教材は、使いやすければ何でもいいのですが、日能研生ならメモチェを使うのは避けたほうがよいです。メモチェは六年夏以降の「いよいよ!!」感を演出するアイテムでもありますので、新鮮味がなくなっちゃうともったいないので。
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by an-dan-te | 2013-08-26 12:46 | 中学受験 | Comments(6)
夏期講習も夏休みも終わりました!!
昼間子供がいないのって、天国だわ~
5年生、ということで、お友達と遊んだり、旅行に行ったりはしましたが、算数中心に、前期テキストの基本問題、そして再チャをしっかりやりました。理科は、結局ユリウスにお願いしてカリテの復習を、社会はほどほどに、、、国語は漢字だけ
結果、理科と算数は少し良くなり、社会は変わらず、国語はえ~こんな点数とる?という悲惨な時も、、、それでも算数よりはましですが。
後期はテストも増えるし、時間があるのか?と不安ですが
とにかくすぐに忘れちゃう子なので、かるらぴぃさん方式で、毎日15分!!がんばってみます!
「今日さぁ、『( )千( )千』って何が入るのかな~知らないな~ってずっと考えてたら時間が足りなくなっちゃった!」
とか言って、最後の記述が中途半端になってしまったことが幾度かありました。
「え~?!知らなきゃ無理だよっ!とばしてよっ!」
「考えたら分かるかもと思って」
「え~??」
模試ではテキストに載ってない語句も意外と出るなぁ、11歳のこどもじゃぁ、知らないよねぇ・・・という感じで。
5年のうちは気にしなくていいけど、6年の2月から始まる6回の模試の平均偏差値次第で、本人が行きたい学校の日特のクラスに行けるかどうか変わってくるので、今のうちに・・・1月末までに、「見たことない語句」をなくして「あ・・・なんかやったよ!1回は書いたよ」くらいにしてあげたかったのではじめました。
『漢字の要』は、四字熟語はいくつ覚えればいいとか、類義語はこんだけ、とか対義語はこれだけ、とか全体像・・・全体の個数が見えるので使いやすかったです(^^)
でも「ごめん~絶対やったなぁって思ったんだけどやっぱ書けなかった!」てのもありました。。。
うちは、この夏休み、3人の子のスケジューリングと次男の野球で、私がほんとうに疲れ果てていて、5年の娘の勉強はほんとうに彼女任せの「馬なり」になってしまいました。元気に毎日塾へは行ってくれましたが、最後のまとめテストの結果がどうなることやら……。採点前答案もアップされていて、自己採点はできる状態だけど、それすらも疲れてできてません。思い切り1人で1日寝てたいです。
充実した夏を過ごされたようですね♪
> 結果、理科と算数は少し良くなり、
おぉ(^^)
毎日こつこつ、うちは算数は必死で「積んで」いたけど暗記系が手薄だったかもね…早め早めにがんばってください!!
そうですよね~
知らないんならするっと飛ばしてほしいもんですよね。そんなの当たり前に飛ばしてほしいけど、なんか「知らないくせに思い出そうとして(笑)」時間を食うんですよね。ふしぎ。
> 『漢字の要』は、四字熟語はいくつ覚えればいいとか、類義語はこんだけ、とか対義語はこれだけ、とか全体像・・・全体の個数が見えるので使いやすかったです(^^)
全体が見えると「日割り」しやすいですね。よい選択だったと思います。
サピの教材、よくできていますね!!(^^)
毎年思うんですけど、夏休みってほんと疲れますよね。子どもが休みなだけで親は休みじゃなくて、よけいわかりにくくて、やることも多い(-_-;;
家も、切りかけの新聞記事やら、学校からお持ち帰りしたものやら、作りかけの作品やら、とにかく片付かない!!
毎日元気に塾へ(あるいは学校へ)いってくれるのがなによりですね…
> 思い切り1人で1日寝てたいです。
あぁ…おなじく…