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科目バランスが悪い子の合格力   

akira先生のブログで、偏差値データを加工して興味深い分析をされていますからぜひご一読を:
科目バランス その1
科目バランス その2

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特に苦手な科目がなくバランスが良いと何がいいかっていえば、なんといっても難易度変動に強いこと。難しい算数でもいくらでも解けちゃうけど国語が苦手な子は、いつもは算数でなんとか国語の穴埋めをしていたところ、あるとき算数が簡単で差がつかなくて…なんて事態に陥る可能性があるわけですからね。

しかしまぁ、良いほうがいいったって、良くならないもんはしょうがないわけで。そういう子ってやっぱり合格しにくいんでしょうか。と、そういう話題です。

akira先生のすごいところは、この話にスパッと、科目バランスの良し悪しの指標を導入して、状況を捉えやすくしたところです。自分の子どもだけ見ていたって、得意な科目と苦手な科目の差が、ひどいほうなのかふつうなのかわかりませんから(^^;; 私なんてほら、またろうがいるもんだからこじろうなんてバランスタイプってすっかり思い込んでいて、室長先生に呆れられましたもんね。

六年生の一年間の公開模試で、科目ごとに平均偏差値が出ます。その平均値(四科偏差値の平均値ではなく、科目ごとの偏差値平均の平均値です)を出して…
一番低い科目が、それよりどれくらい低いか。

偏差60以上65未満のグループについてこの値を出すと、4ポイント以上下回っていたのが26人中6人、最大で5.4ポイントでした。

はなひめは、我が家の中ではピカイチのバランスタイプ♪なんですが、なんとこれより差が大きいんです(-_-;; 算・国・理がバランスしていて社のみ低いため、大きく出てしまいました。

もうひとつ、最高の科目と最低の科目の差を出すという指標もあります。これだと最大差の子で10.8ポイントだったそうですが、なんとかはなひめはこのギリ内側におさまりました(^^;;

というわけで、我が家の常識は世間の非常識、バランスが取れていると思うはなひめでもアウトってことになるんですが、それはともかく。

問題は、そういうアンバランスタイプの子の受験結果がどうなるかってことです。

akira先生の実感によれば、こういう子は、最終的には合格してくるものの、2/1で決まらず長丁場になると。たとえば同じ学校に、二度、三度とチャレンジするうちに、出題との相性で「よい目」が出ればちゃんと合格してくるんだけど
「長期戦覚悟で2/5もしくは2/6まで戦い抜く気持ちが大切です。」 ひ~

多数のケースを見てきたakira先生のこの実感は、圧倒的に正しいとは思うんですが、しかし、私はまた別の感触を持っています。

ぶっちぎりの苦手科目があっても(こじろうの国語、はなひめの社会)、志望校の入試当日にはその科目が足をひっぱらないという根拠があれば、むしろいわゆる「持ち偏差値」の見た目より強い子になるわけです。

こじろうの第一志望校の国語も、
はなひめの第一志望校の社会も、

日能研公開模試とはちょっと違っていたんです。二人とも、自分の苦手科目において、過去問では他三教科と遜色ないくらいの出来で取れるようになっていました。

国語が弱くないこじろうとか…
社会が弱くないはなひめとか…

そりゃ、受かるでしょう(^^)

ただし、苦手科目ということは、すくなくとも全方位的オッケーではないわけですから、入試傾向との相性がことのほか重要になってきますね。また、元から相性がよくなくても、練習によって合わせていくことができれば、ということです。ぶっちぎりの苦手科目がある場合は、日能研的受験(偏差値データドリブン)よりも、もう少し丁寧な志望校対策をしたほうが吉だと思います。

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by an-dan-te | 2013-04-19 12:51 | 中学受験

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