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学校が「似合う」ってどういうこと?   

志望校選択のときに、よく「似合う」って表現を使っていたんですが…

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←「似合う」学校に入っちゃうと本人も楽しく、親もラク。

「似合う」学校の見分け方についてはずいぶん書きまくってきました。学校に行ってみるとか、過去問を解いてみるとか、etc. でも、そもそも「似合う」っていう言葉を正面から説明したことがなかったような。

ということで、私が考える、学校がその子に「似合う」という状態はどういうことなのか、ざっくり一言でいうと、
生き生きした毎日が過ごせること。

ぶっちゃけ、「生き生き」とは過ごしようがない最悪の状態というのを考えると:
・いじめる子がいるので、教室にいるときはいつもビクビク。
・授業が難しすぎてさっぱりわからない(あるいは、あほらしいくらい簡単)。退屈。
・やりたいことがない。部活もやめちゃった。
・話の合う友だちがいない。
・細かい意味不明な校則が多くて、先生も高圧的で嫌。
とか。たとえばですけど。これじゃ困りますね。

つまり、その逆が、「生き生き」過ごせる条件:
・学校が、安心して過ごせる場である(必須)。
・授業は、おもしろいのと、まぁつまらないのもあるけど(^^;; ときどき「おぉ」「へぇ」とか思う。
・部活は楽しい。というか、部活仲間といると楽しい。
・話が合う子がけっこういる。
・やってみたいことが(いろいろ)ある。今、がんばっていることがある。
・先生は、けっこう生徒のことを真剣に考えてくれてると思う。
など。わくわくがいっぱいあって、感動があって、体験があって、仲間がいる。

学力が順調に伸びていちばん「いい大学」に行ける学校はどこか? と考えるのとは方向が違います。

生き生きした六年間を過ごしたからといって、親が望むような進路に行ってくれるとは限りません。本人がやりたいことを見つけてしまって、「劇団に入れるために○○中(中高一貫進学校)に入れたんじゃないのよ!!」と親が叫ぶことだってあるかもしれない(笑)

まぁでも、もしもそういう、親が安心できないような進路を本人が選択し、それで親の懸念どおりどこかで挫折したとしても、そこからまた転進し立て直すときには、「生き生き」した六年間を過ごしたことが支えになってくれるのだとは思います。たぶん、人とコミュニケーションすることも、自分の頭で考えることも、それなりにできるようになっているでしょうから…

それと、おそらくですが、学校生活が「生き生き」していなかったら、やっぱり「いい大学」に行けるほど学力伸びないでしょう(六年間、長丁場ですから)。

仮にですね、ほんとにもし仮に、とにかく少しでも難しい大学に行ってくれることが子育てのゴールだと考えていらっしゃる親御さんがいるとして(いないと思いますが)、そういう方にも、子どもが「生き生き」過ごせる学校はどこか? と考えて学校選びするのはお奨めできます。

脳の働きがよくなり、記憶力がよくなるのは、
・他人とのコミュニケーションが豊富にあるとき
・どきどき、わくわく、感動があるとき
であることは、最新の脳科学の知見からも明らかです(*)。毎日まじめに勉強しているけど、脳が退屈している(会話も乏しい)なんてのじゃ、六年後の難関大合格は難しいですからね。

百ます計算の話のときもありましたが、同じ課題に取り組んでも、「死んだ」実践は学力を伸ばさず、生き生きした実践はきちんと効果を上げました。まぁそういうことじゃないかと思います。

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(*)「記憶力を磨く方法」池谷祐二監修、夏谷隆治著(大和書房)など

by an-dan-te | 2013-04-10 22:11 | 中学受験

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