入試会場に消えていく背中   

はなひめが本命入試の真っ最中、夫婦でカラオケしていたわけですが(^^;;

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験終了組(本人・親)へ←自分の本心に気付いてどきっとする瞬間
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと ←アマゾン
*「なか見!」機能で「立ち読み」できます♪


いろんな馴染みの歌の、旋律は比較的よく頭に入ってるんですが、カラオケの予習をしていないので歌詞がわからず、必死で歌詞の文字を追っていました。それで結構気が紛れて「油断」していたところ…

ふいをつかれてボロ泣きしそうになり、危うかったのは「耳をすませば」の「カントリーロード」でした。

 ひとりぼっち おそれずに
 生きようと 夢みてた
 さみしさ 押し込めて
 強い自分を 守っていこ

ここを歌ったときに、ぱぁーっと、朝の風景…振り返りもせず、ごく落ち着いた足取りで教室へ向かっていくはなひめの後ろ姿が浮かんでしまったのです。

この状況に、それほどぴったりした歌詞とも思いませんが(冷静に考えればね…)、あまり冷静ではなかったので、イメージがいったん浮かんだら止まらない。

今回の受験、徐々に「自立」に向かっていく流れはできてきたようにも感じていますが、最初から最後まで、「今、何が欠けていて何が必要か」「どう勉強すれば効率がいいか」は親が考えて組み立てていました。記事を読んでいて、過干渉と感じられた方も多かったかと思います。それでも、私は、そのときそのときのはなひめの状況で、そのやり方がベストと思っていましたし、むしろ…

この中学受験の機会を生かして、自分の得意なこと(親が持っている自分の「宝」)をめいっぱい伝えたいという気持ちでいっぱいでした。学習の中身もですけど、勉強の方法とか、日々の積み重ねの価値とか、正しく読む/達意の文章を書く/論理的に考えるというのはどういうことなのかとか。

それで、私は、私のできることは全力でサポートしてやりたい、とにかく中学受験終了までは。と、強く思っていました。

けれど、はなひめの背中を見おくったときに、どんなに助けてやりたくても、本番中はひとりで集中を作り問題を読みこなして解かなくてはいけないということ(←これは当たり前)と、はなひめが実は想像以上に成長していて、十分自分でその状況を引き受けることができるようになったのだ、という事実がずしんと響いてきたのです。

はなひめと別れてからの私の動揺は、もちろん入試の結果についての不安が大半というか、少なくとも表を覆っていたと思いますが、その裏には、はなひめの成長を感じてどきっとする気持ち、寂しさがあったようなのです。

「カントリーロード」を歌ったとき、突然はなひめの背中が思い出されると共に、自分の動揺のほんとうの意味にも思い至り、愕然としました。

 歩き疲れ たたずむと
 浮かんで来る ふるさとの街
 丘をまく 坂の道
 そんな僕を 叱っている

たとえば、つっかかって解けない問題があったとき、あるいは、計算がどうもおかしいと思って焦ったときなど、何があっても、試験会場では自分ひとりで解決するしかありません。でも、それは「ふるさと」というかこれまで接してきた親や先生の記憶が、「自分ひとりで解決するのを支えてくれる」ともいえるのです。

 どんな挫けそうな時だって
 決して 涙は見せないで
 心なしか 歩調が速くなっていく
 思い出 消すため

「思い出」は支えでもあり、ある場合は足かせであるのかもしれません。自分の糧にはするけれども、その後、そこからも離れてさらに歩いていくのです。現実の、日常のはなひめは、まだそこまで親離れしているわけではありませんが、中高一貫校に入ったあとは、急速にその日を迎えることでしょう。

 カントリー・ロード
 この道 ふるさとへ続いても
 僕は 行かないさ
 行けない カントリー・ロード

私も、心の準備が必要です。

にほんブログ村 中学受験 ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験(日能研) ←こちらも参加しています。
[PR]

by an-dan-te | 2013-02-03 20:16 | 中学受験

<< このブログの今後 この学校に呼ばれてるような気が... >>