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中学受験を親子で楽しめるだろうか?? 2012年版そのさん   

私が小学生だったときと比べると、今、小学校ではいろんな実験や見学など、生の体験をさせてくれるところがいいなと思っています。

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時代的なものというよりは、私の担任の先生が変わっていたからというのが大きいかもしれませんが…
(理科や算数が嫌いで、なるべくお説教でつぶすし、実験は隣のクラスがやってることでも絶対やらなかった)

はなひめが四年生のときだったか、電池のつなぎ方を変えながら、ミニカーを走らせることのできるキットを使った授業がありました。キットを持って帰ったときに、どういう工夫をして勝とうとしたかなどについて、生き生きと語ってくれたので、よい体験をしたなと思ったのですが、いくつか質問してみると、そのキットが意図していた内容(並列と直列、など)とその体験は結びついていないようでした。

それで、授業の進め方について聞き出してみると、とにかくミニカーでみんなで楽しく遊んでいたら時間がなくなってしまって、それの「まとめ」に相当する時間はまったくなかったそうです。そしてそのまま、その学期はおしまいになってしまったのです。

もちろん、はなひめはその後、塾に通って今度は紙の上で同等の(あるいはそれ以上の)内容を学び、演習もやっていますから、そのあたりのことはよくわかるようになり、問題ないといえばないのですが、それがなかったら、ぼんやりしたまま流れてしまったと思います。

実体験、実験、見学、あるいはそれをきっかけとした生徒どうしの、あるいは先生とのやりとりというのは、いずれも財産、宝物です。それはそれでよいのですが、そのまま終わってしまうと、例えば中学受験で使えるような、知識やスキルとしては定着しません。

親子で楽しむ中学受験を目指すときも、せっかく体験をしたときには、それが「熱いうちに」、知識としてまとめ、覚えるべきところは反復して定着させ、あるいは紙の上の演習も行ってスキルとして身に着けるということが必要です。

算数でも同じで、パズルやゲームなどで数や図形の概念を楽しく「体験」するのはもちろんよいのですが、計算練習などを地道にやらないで済むというものではありません。

もちろん、低学年の間は、そういう「塾でやるような」ペーパーワークをする必要はないでしょう。単に「塾任せの」受験をする家庭だってふつうは塾に通ってないような期間(例えば三年生くらいまで)に、ぼんやりした形であれ、いろいろな知識や考え方の土台を少しずつ作っていくというのは大きなことです。

でも、四年生あるいは五年生になって、塾任せの受験をする子どもたちがガリガリとペーパーワーク中心に課題をこなしているときには、親子で楽しむ中学受験の中にも、やはりそういった「基本演習」をしっかり入れていかなければ同等にはなりません。

そういったところまで含めて、親が面倒を見るのか??

という困難さを考えれば、三年もしくは四年くらいまで「楽しんだら」あとは塾カリキュラムに乗せてしまうというのが現実的かなと思うわけです。そういったルートを選択しても、親子で楽しんだ分は、目に見えないゆとりや感覚となって、そこからの(一見、無味乾燥な)中学受験勉強を支えてくれることでしょう。

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by an-dan-te | 2012-06-07 13:34 | 中学受験

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