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家庭教師をお願いしたときの話   

家庭教師を「した」ほうの話を書きましたから、今度は逆の立場だったときの話。

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私は、公立中に入って、授業がものすごくつまらないことに気づいてわりとすぐのとき、塾に入って英数国の勉強を始めたのですが、これは高校受験目的ってことで、JGに転入することになったので辞めてしまいました。

それで、そのまま中学の間は全力でたるむつもりだったのですが、「数学だけはやっておいたら」という話になり(親が言い出したのか、自分が言い出したのか記憶がはっきりしない)、数学のみ、家庭教師をお願いすることになりました。

センターとかではなく、親が近所の大学の学生課に頼みに行ったようです。最寄りの大学ってのは、早稲田大学理工学部でした。当時私が住んでたマンションのベランダからは、真正面にあの20階建て(くらい?)のビルがそびえていました。

来てくれることになったのは、そこの数学科の一年生で、まじめ~で静かな青年でした。とにかく週一回2時間(途中におやつの時間含む)は問題(「A級問題集」とかいう、学校で買わされたもの)を解いて、わからないところを教えてもらうという、ひたすらそれだけの内容で、この先生も(私も人のことはいえませんが)特に戦略とか展望とかあんまりなかったみたいです。

というか、問題集やるだけなんだから自分でやれよなって話だけど(笑)

ま、自分だとなかなかやらないんで、先生が来ればその時間やるでしょって、そういう趣旨の家庭教師依頼です。

…なんかね。子どものこといえないよね…

それでも、中学校の数学なんて、こつこつ解くのをやっておくかおかないかだけの話といってもいいですし、効果はあったと思います。高校に入ってから困らなかったし。

それと、一番大きかったことは、大学受験についてかな。その先生は何か「語る」ってタイプじゃなかったので、詳しい事情は知りませんが、早稲田大学で一年生を過ごしたその先生、次の年は東大の一年生になっていたのです。いわゆる仮面浪人ってやつで、それは学生もやってバイトもやって受験勉強もやってでたいへんだったと思います。それに、一年余計にかかるのにね。

それでも、早稲田から東大に替わったんだ、わざわざ…

というのは強い印象がありました。私はそれまで、なんとなく、「早稲田大学理工学部に行こう!!」と思っていて(定期もいらない)、あまりその路線に疑いを持ってなかったのですが(考えようによっちゃ図々しい…)、そうか、東大もいいかもねって思った(!!)んです。

なにしろ、私は大学へは結婚相手を探す気満々でしたから、先生の、まじめで地味で誠実な人柄が、とってもいいなと思ったんですよ。そういう人がたくさんいる大学を想像して(笑-このとき想像したのとはあんまり雰囲気が合ってなかったが)。

家庭教師というのは、単に勉強を教わるということのほかに、じわっと、その人となりから影響を受けるところが醍醐味かもしれません。

時は流れて、またろうが小学校高学年のとき、中学受験はしないけれど、勉強の習慣というか態度というか、親からでなく他人からテコ入れをしてほしいと思って家庭教師をお願いしたことがありました。

家庭教師派遣の某大手に依頼したところ、最初はコーディネーターさんが来て、詳細な要望を聞いていきます。このとき、話は通じていたと思ったのですが(少なくとも、相槌の打ち方はうまかった)、こちらからの依頼はまったく派遣されてきた先生には通じておらず、最初から説明しなおさなくてはいけませんでした。

ここの事務局は、折り返しの電話がくるはずなのに忘れられたり、試験の結果も期日に来なくて催促するまでそのままになってたり、でたらめもいいとこでしたけど、来た先生は明るくかわいくまじめなお姉さんでした。でも、またろうのまたろうたるところからすると、あまりに話が遠すぎて、こちらからの要望のポイントはどうもつかめなかったようです。

もっとも、こちらからの要望というのが、なんというか特殊?で
「勉強を始めるときは、鉛筆と消しゴムがある状態で、床でなく机に向かって座ることをまず習慣づけたいんです」
とかなんとか、先生にしてみれば「???」という感じだっただろうと思います。気がつくと筆箱の中身はカラ、宿題が何かを知るところが一番困難とか、そういうプロブレムの数々は先生のこれまでの人生とは無縁だったはずで…(私だって、またろうを育てるまで知らなかったよ!!)

というわけで、なんの成果も上がらずあきらめる結果となってしまいましたが。またろうに合う先生といったらそりゃ、ほんとにばっかいず世話係さんを呼んでくるくらいしか無理だったでしょうね…

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by an-dan-te | 2012-05-21 13:12 | 中学受験

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