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受験適齢期   

こじろうにとって、中学受験というのは、まさに「適時」。本人のフェーズにぴたりとハマっていた。

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日能研という塾も、こじろうの性格に合っていた。そしてその結果、本人に「似合う」学校に進学できたのだから、よいことづくめだったといえる。

子どもの発達の道筋やスピードは個人差が大きいので、小学校高学年の四年~六年に、中学受験を勉強してすんなりいくタイプと、いかないタイプがあるのは当然だ。またろうが後者であることは火を見るより明らかで、試してみるまでもなかったので、中学受験は見送った。

見送った理由は、点が取れないから、だけではない。もちろん、やってみなかったので正確なところはわからないけれど、こじろうよりもはるかに低い成績でおさまったであろうことは想像に難くない。それは別に、またろうがこじろうより「頭が悪い」からではなくて、単に「適齢期」ではなかったから、ということにつきる。

例えば、時間どおり塾に向かうこと、必要なものをもっていくこと、そんなことの困難さを考えると、我が家では到底支えきれないと思ったからだ。勉強以前に、その、受験勉強「生活」が。

その判断は間違っていなかったと思う。中学生になってから塾に通ったら、しばらくの練習を経て、無事Suicaなどの重要物品を持って、おおむね時間どおりに塾に向かうことができるようになったし、成績もぐんぐん上がった。文字の読み書きも猛スピードでキャッチアップできて、成果は大きかった。

本人なりの「時機」があるということには100%同意する。やりにくい時期に力こぶを入れても、疲れるだけで成果は上がりにくい。

でも、中学受験するか、高校受験するかという違いは大きすぎる。三年のずれはでかい。そこまでずらしたくはない場合は、どうすればいいのか?? 王様の息子(王子様)で、すべての教育はカスタムメイドってことなら、なんでも本人のフェーズに合わせてやればいいだろうけど、こちらは日本に住む一般庶民。良くも悪くも、所与のシステムに乗っかっていかないといけない。

中学受験でなく高校受験というふうに選ぶと、漏れなく公立中がついてくる。公立中のあり方に、その子にとって不都合な点がある場合は、それならどうしたらいいのか。
#またろうの場合の選択も、私は後悔している部分がある。

今週のAERAの特集に、「中学受験から撤退する決断」というのがある。毎度まいど、働く母の不安をあおって部数を伸ばす(^^;; AERAらしい記事で、中身はなんというか、極端な話やなんかピンボケの話の羅列で、もうちっとまじめに書けよとは思うが、これだけは同意する。

「無理に推し進める、中学受験は、よくない」…勉強に不向きな子に、夜中まで勉強させて、内容は消化不良、成績もグダグダで、ストレスで爪かみやタンパク尿。そんなの、よくないに決まってるじゃないですか。

でも、その無理むりコースか、さもなくば中学受験撤退の二択みたいな書き方が、もうね。

( 冒頭の事例では、学校での成績もよくなく、「通知表は毎回ど真ん中の"ふつう"一直線」。それで、長時間の進学塾に通い、そのあとお父さんがついて12時まで勉強させても、成績は上がらず。それを、塾をやめて、学校の勉強に集中させたら成績はみるみる伸びた。
…ってそれ、どんな勉強させてんねん(-_-# ヘタすぎやろ!! )

中学受験というものに、またろうが不向き、こじろうが向いてたとして、はなひめはその間くらいのどこかにいると思う。できる範囲のことを積み重ねて、入れる範囲の中学から、似合うところを選ぶ、身の丈受験。難関校かさもなくば撤退かなんていう、のっぴきならない受験じゃなくていい。

中学受験が、本人の適齢期より手前だったら、その分ちょっと、「ゆる受験」にすることを考える。その範囲で、行きたい私立があるなら、そういう中学受験は十分「あり」だと思う。

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by an-dan-te | 2012-04-26 12:22 | 中学受験

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