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東大って、何がそんなにイイの?   

昨日は、東大の発表があったそうで、いくつかのブログを見て気がついて、今朝インターエデュを見に行ったら早速ランキング(判明した分)が載っていた。開成すごく増えてるのかな?

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中学受験界(^^;; を考えるとき、東大合格者数というのは避けて通れない話で、ぶっちゃけ学校間のランキング(のようなもの)は、東大合格者数または率というものに大きく左右されているわけだし、特に男子進学校なんかは前年の東大合格者数の増減で応募者数に影響が出るとも言われている。

これから「売り出していこう」としている新興進学校なんていったら、東大合格者を出すのに血眼になっている。またろうの併願校探しで、某高校の説明会に行ったときなんて、大学入試対策のいろんな手厚い施策を紹介してから「去年は一人も出なかったんですが、今年は一人出そうなんですよ、東大!!」と、その説明してる先生のワクワク感はハンパなくって、そりゃそういう学校にとって一人出るか、出ないかというのは大きいことなんでしょうね。でも、実際に入試が済む前(秋ごろ?)から説明会でしゃべるってどんだけ。聞いてるほうとしてはちょっと引いたけど(結局そこは受けなかった)。

ま、ともかく。世の中、いい大学は東大だけってわけじゃないのに、何でそんなに取り沙汰されるのか。

・偏差値表のてっぺんあたりに載っており、学部学科が細かくないので、極端に易しい学科(穴場)というものもない。
・総合大学なので、幅広い傾向の高校生が、進路先として検討できる。
・試験科目が幅広くって、しかも問題もそれぞれ「深い」ので、早くから受験科目絞るとか、テクニック詰め込みとかの、ちゃらい対策は取りにくい。
・国立大学で学費も安めなので、勉強はすごくできる子が、経済的事情からその大学はムリとかいう話にならないで済む。
・付属からとか、推薦とか、学力試験を経ずに入る経路がない。
・一人が複数合格して数稼ぎ、とかはできない(早稲田や慶応はできるけど)。

…ということで、これらは何の特徴かというと、
「指標として使いやすい」
ということですね。

つまり、中高一貫校を幅広く比べて、勉強できる子がどのくらいいるのか知りたい、そのための指標として考えるときに、

芸大とか、東工大とか、一橋とか、そういう「狭い」範囲の子しか目指せないようなところじゃダメだし、
早稲田とか慶応とか、そういう、一人がいくつも合格を稼げちゃうようなところじゃダメだし、
そもそも、スポーツがすごくできれば勉強できなくても入れちゃうんじゃ話がややこしくなるし、
何か特化した「対策」をやりこむとわりと受かるってことになると、高校教育がよけい歪むし。

そんなこんなで、東大というのは、「指標」として非常に優秀なのだ。実際に、中に入ってから、授業がどれだけいいとか研究がしやすいかとかそういう話とはとりあえず関係なく。

そして、そういった事情から、いったん「指標」として使われるようになると、その「指標」を使って評価されることに備え、その「指標」に沿って稼ぎたくなるのは人情というもの。たとえば、ほかの大学を目指している生徒にも東大を薦めるとか。そういう、個別露骨なことをしないにしても、学内を「東大へ!!」の価値観で染めておくとか。

そんなわけで、東大という大学は、実際の実力(?)以上に、受験界での扱いが大きくなっている、という面があります。今後、秋入学だとか、入試改革とかやっていくとすると、「指標」としての優秀さが崩れ、この状況に大きく変化が訪れる可能性もありますね。

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by an-dan-te | 2012-03-11 08:52 | 中学受験

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