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テストで「実力」が発揮できない!?   

インターエデュの日能研板に、「テストで実力が発揮できない…」というスレが立っています。

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同じようなことを感じている親は多いと思います。ここでいう、「『実力』が発揮できない」という意味(=親の気持ち)は、
・話をしていて感じる、本人の理解度よりも
・家で解かせたときよりも
ひどく低い点しか取れない、という意味であったり、

・ポカミスが多すぎる
・知っているはずのことも書けていない
という意味であったりします。

このスレ主は、特に「四教科目になるとひどい」ということを言っていますが、逆に「一教科目は(まだ気分がのらないのか?)悪い」といっている人もいます。ま、いろいろです。

ここでひとつの正論が、このスレにも投稿されている
「テストの結果が実力です。」
というものです。これはまったく正しくて、なにしろ、中学受験でいう、「実力」というのは、こういうテストをして、取れる点数の高低のことをいうわけですからね。定義どおり、というわけです。ここまでは、議論の余地なし。

しかしこれは同時に、親がどう感じようが、現実問題、取れている点数が「実力」というものであって、過大な期待をしてもしょうがない、認めなさいという主張でもあります。

ここに関しては、異論があります。もちろん現状の「実力」なるものが、実際に取れている点数だというのはいいのですが、そこで思考停止してしまってはなんの役にも立ちません。

つまり、現状発揮できている「実力」であっても、その中身はいろいろと異なっており、今の状態をどう見て、どう誘導していったらいいのか、あるいは今後どのように成長していくかの予想というのは、おのずから異なってくるわけです。

世の中には、今知っていること、理解していることを最大限に生かして、テスト時間をめいっぱい使って、取れる点数はすべて取るタイプの子ども(たとえばこじろう)と、テスト時間中もぼーっとしてしまって時間泥棒の侵入を許したり、ケアレスミスで怒涛の点数落としをするタイプの子ども(たとえばまたろう)がいます。もちろんその中間タイプもいます。

五年生の最後くらいのこじろうは、テストでのアウトプットは非常に上手でしたが、知識の穴がたいへん大きかったので、そこを埋めることで成績を急上昇させた時期があります。さらにそのあと、みんなが必死に過去問に取り組むころになると、みんなのアウトプット能力も急速に伸びてきて、アドバンテージがそれほどでもなくなった(成績伸び悩み)感じがありましたが、それでも、いち早くそこらを身に着けていた強みで、安定感はピカイチでした。こういうタイプは、無謀チャレンジ校に奇跡の合格ってことはないでしょうけど、相応校に順当に進学してほしい親としては安心です(注: そのころの私が安心できてたということではありませんが-笑)。

またろうの場合は、アウトプットが悪いってことはよーくわかっていたので、「そこがなんとかなると」急速に伸びることはわかっていました。わかっていても、それをどうするのかってのは難題です。中学受験はパスして高校受験にかけ、本人の変化をとらえて公文につっこみ、結果として本人も親もびっくりするほどの成績上昇(アウトプット能力の向上)をものにした時期がありましたが、そういつもうまくいくとは限りません。チャンスのないまま受験が終わってしまうことだってあるでしょう。

こういうタイプについて、
「テストの結果が『実力』です。」といっても、
「この子の『実力』はこんなものではないわ。」といっても、
それはどちらも正しいです。でも、親としてはその子の「今は見えてこないもっと大きなポテンシャル」を信じてみたってバチは当たりません。

しかし、現実問題、どうやってそれを表に出すのか?? …受験までに
…それが、問題よね(-_-;;

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by an-dan-te | 2012-03-04 16:53 | 中学受験

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