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時間に余裕がない人の子育て(幼児期)   

たとえば、夜七時に、乳幼児と会社のかばんと園バッグ(たっぷり、洗濯物が入っている)をいっしょくたに持って家に帰り着いたとする。

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夫/妻はまだ仕事から帰ってこない(あるいは、いない)。この状況の中で、
・子どもは夜ごはんを食べさせお風呂に入れ歯磨きをさせ、しかるのちに9時(=よいこの寝る時間)までに寝かせたい。
・子どもの相手と同時並行的に、夜ごはんの支度、風呂の支度、洗濯をする。
・子どもを寝かせたら、夜ごはんの片付け、連絡帳書き、園バッグの支度をして、自分も10時半ぐらいには寝たい(明日も6時には起きないと…)

という、ミッション・インポシブルを、あなたはこなせるか??

これは、まぁもちろん子どもの状況によって非常に異なるんだけれども、「抱っこ」が基本の乳児である場合、あるいは「いやだいやだ」がマイブームの幼児であるとか、「自分で~」世代の癖にまったりまたろうであるとかしたら、たいへん困難を極めるのだ。

人により、どのような家事・育児項目が得意か、あるいは特に苦になってしまうかというのは違うものだ。私の場合、得意なことは、「夜ごはん」「連絡帳書き」「園バッグの支度」などで、苦手なことは…はっきりいって、「子どものペースに合わせること」。

つまり、私は、段取りというものに相当な自信を持っているし、実際、自分の工夫で段取りができるものならずいぶん効率よくこなせるのだが、要するにせっかちであるし、「様子を見る」「見守る」ということが苦手なのだ。だから必然的に、「寝かしつけ」なんて作業と最悪の相性だったりする。

得意・苦手のツボはそれぞれ違うにしても、この全体がスムーズにできるって人はあんまりいないだろう。いるとしたら、それは天使のようなお子様に恵まれたのだ(^-^) 天に感謝しよう。

この状況の中で、「つい寝かせるのが遅くなってしまう」というパターンになるのか、「つい早く早くと子どもを追い立ててしまう」というパターンになるのかは性格によって違うが、やっぱり明日の朝ってことが頭にあるので後者の人が8割くらいを占めるようである(アンダンテ調べ-嘘)。

我が家の場合、早寝早起きってことなら、たいがいの幼稚園家庭よりむしろ厳格に行われていたけれども、子どもに「早く」という回数は、幼稚園家庭平均の3倍超にのぼった(アンダンテ推定)。

おおざっぱにいってこんな状況の子育てというのは、「時間に余裕がある大人がいる」場合と比べて何が不利だろうか。

そもそもこの話の発端は学力差って話だったけれども、別段、知的能力そのものに問題が生じるという気はしない。もしかしたら幼児期に字をマスターする率とか違うかもしれないけど、そんなことは大勢に影響ないし、見渡す限りの保育園育ちは、別段、世間並みより勉強ができないなんてことはないんだよね…

そんなことより。時間や物の管理の自立ということでいうと、とたんに自信がなくなる。ご存知のとおり我が家の子どもたちはそういったところに弱いし、知人のご家庭を見ても、そういったことが苦手な保育園卒は枚挙に暇がない。
#もちろん、きちんとできる子もいる。子どもの素質が違うのか、親の対応が違うのか?

保育園では、非常にきちんと、生活自立についてプロの指導がなされていて、保育園では脱いだパジャマをたたんで棚に自分でしまっているとかそんな話は多いのだが、そういう丁寧な生活指導と、夜の怒涛の生活がつながっていなかった。つなげる努力をしなかった(私の場合)。それどころじゃなかったから。

実は、共働き保育園の生活であっても、かえって「余裕を出す」道はないこともない。「家事外注」と、「一人より二人」だ。たとえば掃除はシルバー人材センターに頼んで、貴重な土日は子どもとしっかり遊べるようにする。あるいは、せっかく二人で働くんだから、お父さんが大黒柱じゃなくてもいいし、残業はなるべくしないで、夜の時間から二人揃うようにする。

上記の状況は、夫婦の手が揃った場合、一変する。一人が家事をしながら一人が子どもの相手をできる。その担当は、随時交代できる。子どもの相手をする時間的余裕ができるだけではなくて、気持ちの余裕もできる(煮詰まらない、自分だけで責任を負わなくていいから)。

子どもとの会話、遊びということであれば、一人でずっとやるよりも、二人でつんぐりもんぐりやったほうがバラエティーが出る。我が家では、そういったメリットを出すことに早くから意識的に取り組んでいたこともあって、そういう面については、特に幼稚園家庭より劣っているという気はしない。

でもね。一人より二人、という面はあるんだけど、じっくり生活自立を促す、という意味では二人でうまく分担して進めるのってかえって難しいというか混乱する部分があると思う。まぁ、プロの保育士さんはきっちり方針を決めてチームで仕事してるんだろうけど、こっちは素人だし、そういうの得意じゃないからねぇ…

ということで、心残りもあるし、よい思い出もある、「時間に余裕がなかった子育て(幼児期)」。とてもじゃないけど一回の記事じゃ書ききれない。

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by an-dan-te | 2011-12-22 07:40 | 中学受験

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