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学校と宗教、そして歌   

昨日は、JGの学年会があって同窓会館へ。

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これは、ふつうの学年会ではなくて「歌う会」。中学のときの音楽の先生に来ていただいて、そのころ習った歌を次々歌っていくという会だ。今回で三回目、私は皆勤だけれどみんな都合があるからメンバーはその都度入れ替わる。今回初の人もけっこういたようだ。人数的には各回30~40人程度。

第一回の模様→「深い記憶にある歌をみんなで歌おう」(本館ブログ)

開始前の発声練習として賛美歌を歌うので、その伴奏を担当している。昨日はちょっと早めだけどクリスマス関連で。
神の御子は今宵しも ベツレヘムに生まれたもう
いざや友よ、もろともに
いそぎゆきて拝まずや


私はクリスチャンではまったくないし、それどころか学校で毎朝やっていた礼拝も読書または朝寝の時間として活用していたくらいの不心得者なのだが、それなのに賛美歌を弾くだけでこんなに心地よいのはなぜだろう。賛美歌を歌うときはさすがに立っていっしょに歌っていたから?(^^;; 話にはあんまり耳を傾けてなくても、メロディーは自然に私の奥深くに染み付いているらしい。

そして、ピアノで弾くだけではなくてそこにみんなの声が加わると、響きはよりいっそう豊かになって、メロディーには言葉がついてくる。私も、みんなの歌に合わせて心の中で歌いながら、自然に沿わせるように伴奏をつけていく。息遣いとピアノのフレーズがひとつになる。最後の「アーメン」では、コードが終止するとともに自分の中へすんなりと納得が降りていく。

宗教系の学校を避けようとした当初の予定が狂い、成り行きでJGに入ったときには、校内にあるキリスト教の存在をうっとおしく思ったこともあるのだけど、今から考えてみれば、学校がしっかりしたポリシーの基に運営されているのはいいことだ。

生徒はその傘の下に守られてのびのびと…時には「過ぎる」くらいのびのびと活動し、思考の翼をどこまでも広げることができた。学校の側としては、先生の目や、規則にしばられなくても、いつでもどこでも神様が見守ってくださることを思えばこそ、生徒たちをあれだけ信頼して野放しにできたのだろうし、一方、生徒たちはそんなことはまったく意識せず、ただ単に自由を謳歌していたようでありながら、重要なところでは足を踏み外さないというところがあり、それはある意味、確かに「神様に守られていた」と表現してもいいものかもしれない。

そしていよいよ先生がピアノにつき、次々と伴奏(というかリード)してくださるのに合わせて歌をうたっていく。先生は、たかだか賛美歌の伴奏をするにも楽譜にかじりついていた私と違って、歌のタイトルリストだけを譜面台に載せて、どの曲でもすらすらと、しかも現状の声の出方に合わせて任意の調で弾いていく。

音楽の授業で取り上げられた曲の数々は宗教系ではなくて、もっと幅広いもの。バッハ、民謡、オペラ…
「カリンカ」「さあ出かけよう」「ちびすけうさぎのカルロス・ロサーノ」「ミューズの子」「狩人の合唱」「ます」「スターリングラード市民は前進する」「チリビリビン」「魔笛」…

今回新しく配られた歌に「とぅっくいぐわ」という曲がある。
とぅっくいぐわよ とぅっくいぐわ
まーからんじたる とぅっくいぐわ
ちぶやぬかまからーんじたる
かりゆし とぅっくいぐわ


沖縄の言葉なのでさっぱり意味がわからないけどこれは、「とっくり」さん、どこからきたの、壷やの窯からきたのよ、的な歌(? うろ覚え、すみません)。前回だったか、歌詞が配布されなかったのに先生がこの歌を弾き始めたときがあって、それでもかなりの人が「歌詞つきで」歌えたのにはびっくりした。

若いころ覚えたものはなかなか忘れないというけれど、それだってたいがいのことは忘れてしまうわけで、だいたい音楽以外の授業で聞いた話なんて、ほとんど記憶に残ってはいないじゃないですか(それならその当時は覚えていたのかというツッコミはなしで)。音楽、メロディー、歌詞というものは、何もないところでもふと思い出されて、繰り返しその人を支えていくものなのだ。案外、ふだん音楽を趣味あるいは仕事としている人より、そうでない人のほうが、中学で習った歌をよりよく覚えていたりするところがおもしろい。

気持ちよく声を出して発散し、おなかもすいたところで店に移動してランチ。

成り行きで誰とそばに座っても話が弾む。これは考えてみれば不思議なことで、昔は私も人見知りが激しかったし(ほんとだよ)、ほとんど固定の人としかつきあわなかったものだけど、でも今となってはどのJG卒の人とサシになっても、あっちゅうまにノリノリでしゃべる自信がある。

今のJGにはあの合唱大会がないという話を聞いて、みんなけっこうショック。先生に「どうしてなくなったんですか??」と聞いてみると、音楽科としてはやりたかったけれど、あれは担任とかからあまり評判がよくなくて、というような話。ものすごい熱心な人と、そんなに時間をかけたくない人で温度差があって、その軋轢がやっかいだとか。まぁ昔もそうだったと思うけど。それってなにか問題なの?? その軋轢も含めて青春じゃないですか~

…って思うのは、何十年か経ったからでしょうか。ちなみに、私は熱心じゃなかった人です。

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by an-dan-te | 2011-11-13 09:18 | 中学受験

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