鴎友2011算数解いてみた(後編)
2011年 10月 09日
←そろそろ比較のために
←共学校や男子校も解いてみますかね(解けるのか?)
算数で稼ぎたい人の場合はあと、どこまでいけるかだよね。
前編で取り上げなかった問題のうち、四角7の水槽問題は素直。「比」がきちんとわかっていれば、別段ひらめきはいらないし、計算もそんなに面倒ではない。
四角2のテストの平均点云々は、平均算と比をからめて聞いているけど、基本問題の組み合わせで、あとは計算が面倒なだけだ。時間はややかかるかもしれないけれど、特に難しいわけじゃない。
けっこうやっかいだなと思うのは、四角8。
隅の欠けた長方形の中を、円が動いていく。
なんか途中で間違えそうで、冷静に完答するのってけっこうたいへんそう。ひらめきは別にいらないんだけど…
真ん中の、変な格好の隙間を計算して、終わった気分になっちゃって、すみっこのちょびっとしたのを忘れる人いない!? (私だけ??)
L字型リビングを掃除するルンバくんみたいだね…
四角9(ラストの問題)も、何が難しいというわけじゃないんだけど、文章は長いし、条件の整理がめんどくさいし、うっかりしそうなポイントもあり(うっ…そうだシマッタ)、けっこうやっかいだな。
だから、鴎友の問題は、すごい難問とかいうわけではないけど、すべて冷静に整理して穴に落ちずに完答するのは難しいから、得意な人ならかなり稼げるんじゃないかな。
たとえば微妙に難しいと思うのがこれ:
---四角3
ある池のまわりを、A君は自転車で、B君は歩いて、同じ地点から同じ向きに回ります。A君が自転車で一周すると8分かかります。B君の歩く速さは、A君の自転車の速さより毎分144m遅いです。
B君が出発して4分後に、A君が出発しました。A君がB君を2度目に追い越したのは、B君が出発して19分後でした。この池のまわりの長さを求めなさい。
---
まぁいわゆる旅人算? でも何周とか、速さの差とか、手がかりをうまく整理するのがやっかいで、わけわからなくなるとパニクりそう~。四角3なんて前半のところでつっかえたくないと思うと、よけいにね。ま、もし、わ~どうしようとなったら、もっと先に解きやすいのあるから、サクッと飛ばして後で時間あったら戻ればいいと思うけど。
この問題の解き方については、後日、「中学入試に方程式は役に立つか?(仮題)」にて触れたいと思います(^^;;
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by an-dan-te | 2011-10-09 07:58 | 中学受験 | Comments(0)