過去問の流儀
2011年 09月 05日
←秋からの段取り、考え方いろいろ
それを読むと、なんというか、過去問のやり方ってけっこう幅があるもんだなぁと。いや、考えてみれば当たり前だけれども…
読むとそれなりに納得できるのだが、うちでこじろうのときやってたのとはずいぶん違うし、巷で言われているのとも違う、ような気がする。
まず、準備編のところで、
> このときの注意点は買いすぎないようにすることです。
> 受験予定校をすべて買うなどもってのほかです。
> 第一志望と第二志望の2校程度にしておきましょう。
おぉ(o_o) 少なっ!! 少ないと思いませんか。私なんて何冊買っちゃったかというと…第一志望、第二志望はもちろん、「幻の押さえ校(滑り止めのつもりがちっとも滑り止らない相性の悪さのため除外した)」とか、その他二月の三日から五日に実際に受ける可能性のあった学校はすべて買っちゃったから、結局願書も取り寄せなかった学校が二校、実際に受けた学校が三校、受けなかったけれど願書は準備していた学校が三校と、八校買いました。あれ? ほかにもあったかな?? とにかく多すぎ。
ただ、なんで「もってのほか」かといえば「あまり買いすぎてもやりきれないですし、やらないままだと不安になります。」とのこと。やりきれないのはあたりまえだし、やらないままだから不安ってことは(私は)なかったのでまぁよしとしましょう。地球とお財布には厳しかったけど。
なんでこんなに買っちゃったかっていうと、こじろうの国語があまりにも好き嫌いの激しい状態だったため(ありていにいって実力がないともいう)、ガチの第一志望を軸に、できるだけそこからはみ出す負担のないような第二志望以下を組み立てたかったので仕方がない面もあった。
マイニチから過去問をダウンロードできるサービスは、とっても便利なんだけど、(うちにとって肝心な)国語がないのではねぇ。銀本はその点、国語もあってなかなかいいんだけど、解答用紙がないからなかなか同じ条件で取り組みにくいし、配布の時期が今頃だからちょっと待ちきれなくて。
だって、過去問で当たりをつけてから、実際に見に行ったりしたいわけだから、ちょっと早めに、においは嗅いでおきたかったんですよ。
第一志望もakira先生推奨の五年分より多く八年分。国語だけはいくつか余分に解いた。
実質第二志望は、偏差値的には安全校だったのでさらっと二年分くらい。
押さえ校も、同じくさらっと三年分くらい。
表向き第二志望は、偏差値的には第一志望より高いが問題の相性はよかったので、三年分くらい。
その他、一月校が二つ、これは赤本買ってなくて各一年分。
それから、実際には受けなかった学校四校がそれぞれ二年分くらい。
ということで、結局、ずいぶんakira先生の推奨より多く解いたことになる。「あまりさかのぼっても、傾向は変わっていますし、ほかにもやるべきことはあるはずです。」…確かに、ほかにもやるべきことはある(^^;; ってところは耳が痛いんだけれども、こじろう本人が過去問というとまじめに、「燃えて」取り組むので、単に問題演習&穴埋めとしてけっこうよかったし、苦手な学校の問題と格闘するのも、実際には受けなかったとしても何かロバストネスには寄与したような気がするし(測れませんのであくまで気がするだけ)。こんなのもありかと思ってます。
一方、サピに通う友人のところでは、こんなもんじゃなくてもっと怒涛のように夏休みからぎっしり過去問に取り組んでいるし(男子なのに女子校まで)、ほんと、やり方はいろいろ。
要は、実際に受験する学校の問題の癖にちょいと慣れておくことが必須で、あとはただ勉強。過去問を使ってやるもよし、別の教材で勉強するもよしってとこかな。とにかく、秋からは実戦練習と穴埋めなんだから、その線に沿っていれば、材料が過去問でも、そうじゃなくても、いいわけですね。
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by an-dan-te | 2011-09-05 13:30 | 中学受験 | Comments(6)
我が家は夏休みの有名中祭りを経て、第一志望の過去問に着手したのですが、やってみて「これはダメそう」な教科が意外とよかった一方、「この教科はまずまずイケルのでは?」な教科が信じられない点数で、改めて「ここからは合格するために足りないものを埋めなくては」と実感しています。
うちの息子、普段のテキストよりも有名中の入試問題や志望校の過去問の方が断然ミスが少ないんです。本人曰く「入試問題だと燃える」そうでw
あと5ヶ月を切った今、気分だけでも燃えてくれ〜とやけくそで入試問題のノルマ表を作っているハハです(^_^;)
2冊買ったうちの1冊は第一志望校だったのでやりこみましたが、もう1冊はだいぶ余裕のある押さえ校ということもあって、ほとんど開きもしないまま本番受験しちゃいました(^^;)あれは買う必要なかったな・・・
中古赤本の2校は、最新の過去問が学校で買えたり塾でもらえたりしたので、それと合わせて過去5年分を解きました。
塾ではいろんな学校の過去問(首都圏の学校や、女子校なども)を解きまくりました。
6年2学期はほとんど過去問しかやってなかったんじゃないかと思います。
翌年、「平成教育学院」を見てると「あっ、これやったことある!」っていうのがいくつも出てきたみたいです。
塾が過去問を重視していなかったというのもあって始めたのも遅かったし、第一志望の直しに時間が掛かってしまったから・・・って事にしておいてください(^^;
第一志望は塾でガンガンやっていたので自宅では直しのみ。夢の第二志望はほったらかしで(記念受験だったので)、実質第二志望の過去問だけは3年分位やりましたけど、ちゃんとやったのはそれくらい。あとの学校は説明会で頂いた過去問とかコピーとかでお茶を濁してしまいました。得意の算数でコケなきゃなんとかなるだろうと、押さえの押さえは算数だけやって終了とか。
そらの得点はどんなテストだろうと算>国>>理・社だったので、とにかく穴埋めの方が重要でした。要はそれを塾の教材でやるのか過去問利用するのかって事ですよね。
毎年傾向が変わるような学校は、過去問やり込んでもあまり得るものがないような気もするし、オーソドックスな問題であれば過去問の方が燃える子はそれを利用すれば良いのかと思います!
って、当時はぜんぜん進まなくて焦りましたけどね。
塾内でも流儀はいろいろありそうですね。
ま、最低限はやるとして、あとはなんでもいいから演習しとけってことですよね。
> 本人曰く「入試問題だと燃える」そうでw
こじろうと同じ(^^;;
そりゃ本人が「燃える」問題のほうが効果は大きいですよね♪
> やけくそで入試問題のノルマ表を作っているハハです(^_^;)
あと半年たったらこまちさん「自由の身」になってるのね。楽しみですね~
とにかく穴埋め、しなくちゃしょうがないですからね~
六年一月まで社会メモチェがかかるようじゃイカンと思います(^^;;
> 要はそれを塾の教材でやるのか過去問利用するのかって事ですよね。
そうそう。別に、実力が明らかに足りないまま、しつこくその学校の過去問をやったからって受かるものでもないですし。算数が得意っていうのは、なんだかんだいって強いですね。
国語はほんとに学校によってえらく出来が違いました。これは穴埋めというよりただ相性を調べていただけで、別にいろんな学校の過去問を解いたからっていってもちっとも穴が埋まってる感じはしなかった(-_-;;