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小入・中入・高入   

こじろうの学校を選ぶときって、あえて条件をつけるとすれば、小入・高入がないところ、と思っていたことがあった。最初のころ。

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それはなんというか単純に、自分がいた場がそうだったから、それが居心地よかったから、ということに過ぎず、特に比較検討してどうこうというようなものではなかったけど。中学受験で入った子のみで構成され、小入・高入なしというのは、とても私立らしい形態というか、たぶんある意味究極の私立らしさを生かせる学校かなとは思う。

固定面子で六年間、もはや誰が同じクラスだったか違うクラスだったかの記憶もあやふや、あるのはただいっしょの学年だったという一体感だけ。生涯の友人をじっくり作るにも、六年通しで部活に打ち込むにも、いい環境だよね。

大学受験ということを考えた場合も、すっきりそのまま六年間をまとめて考えてカリキュラムを組めるわけだから有利だ…と想像する(^^;; ここで突然歯切れが悪くなるのは、私がいたのはあんまり大学受験方向に目を向けている学校じゃなくて、がんがん先取りとか組まれていたわけじゃないから。この利点はあまり生きてたとはいえないかも。でも、先取り以外の意味でも、途中で入ってくる子たちの都合を考えることなく、通しで考えられるのはやりやすいし無駄がない、とは思う。

でもまぁ、だいたい最初に並べた「単なる条件」どおりにはならないとか、惚れちゃったらあとは関係なくなるとか、結局のところなんか結婚の話に似ている。

こじろうの場合、第一志望候補が二校とも、小入・高入ありだったからその条件では比較にならなかったんだよね。ただおそらく、高入のありかたはこの二校でだいぶ異なっているはず。進学校である一校のほうは、基本的に中高一貫教育のところへ比較的少人数が入っていくようなイメージで、数学では先取りしている内進生に合わせるため、高入生には別授業が組まれる。

一方、こじろうの学校は、高入の人数もとても多く、どっと入って混ざって新たに高校が始まる感じ。部活もいったん引退して新たに高校での部活を選ぶような形式を取る。「無駄なく大学受験勉強」という要素がない分、中学から高校へがらりと人間関係も変化し、雰囲気も変わるはず。

こじろうは、高校になっても部活を変えるつもりはさらさらないらしいが、新たに強い子が入ってくる(スポーツ推薦の制度があるからその可能性は高い)ことをちょっと楽しみにしているようだ。あと、例えば外部模試を受けたときに、自分の学校に高校から入れる偏差値というのが目安になるから、わかりやすく励みになる。

高入なく、ひとつながりの六年間を大切にする考えも
高入あり、節目をむしろ生かす考えも


要するに、その学校の中で、制度が「生きて」いて「実」を結んでいればいいのかなと思う。

もちろん、小学校から中学校になったときも、人数が倍くらいになったわけで、雰囲気はがらりと違うものになっただろう。それがどんなふうに受け止められたのかは、そっち側じゃないからわからないけれど、少なくともこちら側からいうと、もともとがっちり仲良く固まっている(ようにみえる)ところへ入っていくのは不安もあり…でも実際に部活経由で馴染んでしまえば小入も中入もあったもんではない。子どもはただ気の合う同士でつるんでいるし、親もまた然り。

もちろん、カルチャーの違いはあって、特に小学校から来た人はだいたいおしなべてサラリーマン家庭とは経済的ランクが違うし(^^;; それから、難関小学校入試を突破してきただけあって、子どもをものすごく大切に育てている(ような気がする)。それはそれでいろいろな発見があっておもしろいし、とても気配りがあって気持ちのいい人が多いので、別に経済的ギャップで困ったことはない。

学力のほうは、たぶん小学校から来たほうが幅広いんだと思うけど、これまたごちゃまぜになってしまってそんなに顕著な差はないものらしい。強いていえば中入のほうが「ペーパーテストで点を取るコツ」については訓練済みというくらいか。よく、小学校から来た子のほうがいちばん下といちばん上を占めているという俗説を聞くけどそんな感じなのかな。

ということで結局、これも入ってみたら快適だったからいいや、というちょっとしたひとつの状況にしかすぎないのだった。

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by an-dan-te | 2011-07-04 13:10 | 中学受験

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