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公文の功罪   

昨日の記事を自分で読み返して、なんか公文に関して誤解を招くような気がしたので、急いでこの記事を書きます。

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途中式が書けるようになるために、公文に入れることを一般的に推奨しているわけではないので、そこのところはぜひご理解ください。

またろうに関して、公文は劇的な効果を上げましたが、あれは、そのときのまたろうの状態と、公文の教材レベルがたまたま非常に幸運な出会いをしたというだけのことです。つまり、またろうがそのとき「字を書くことに抵抗がなくなりつつあった」という時期にあって、そして公文の中学レベル教材が「鉛筆をすらすら動かしていると簡単に進められるようにできていた(←またろうにとって)」ということなのです。

公文は、指導者によって大きく実態に開きがあるものですが、途中式の書き方まで丁寧に指導している例は少ないと思います。たまたま、本人が「こうしよう」として取り組んだときにそのような効果が出るにすぎません。

中学受験のために大手塾に通っている状態のときは、一番足りないのは時間資源ですから、ダブルで公文に通ったほうがいいケースはほとんどないでしょう。もし、またろう事例からヒントとなる部分を取り上げるとすれば、

・本人が考え込まずにすらすらできる内容で、しかも暗算ではちょいつらいような教材を探して
・途中式の書き方については、お手本を真似て書くところから始め、その類題がしばらく続くような進行で
・途中式がきちんと書けていたらほめる。結果としてミスが減ってきたらもっとほめる!!

というようなことを家でやってみるしかないと思います。ぶっちゃけ面倒です(-_-;;

わりと広くお奨めできると思う方法は、中学受験が済んだらすかさず公文を始めることです。最初は勢いをつけるためにやや下のレベルから始めさせるのがセオリーですが、EやF教材(小数やら分数やら、小学生範囲)を進められても断って…そんなもんは中学受験済んだ子にはいりません…G教材(中学教材)から始めます。

文字式の計算が、すらすらできるように「操作」をコツコツ練習しておけば、算数から数学への移行がスムーズになるでしょう。中学の入り口の数学なんて、中学受験の超込み入った算数に比べたらえらく単純なものですが、たまに文字式の操作にうまくなじめずに代数の学習に乗り損ねる場合がありますから、数学での計算に慣れておけば安心です。

素質的に、算数つまり数字にものすごく強く、数学つまり文字式にかなり弱かったらしいこじろうには、「中学受験済んだら公文」はとても合っていたようです。

中学受験と公文といえば、中学受験塾に入れる前に計算力をつけるためのアイテムとしてよく知られています。はなひめもそれに乗って、小二から始めて二年ちょっと公文をやっていました。とにかく数なじみの悪い子だったので、あれがなければたいへんなことになっていたというのは確かです。

しかし、D教材後半(四年生相当)でつまづいたときとか、要するにつまづいたときにあの単調さは救いがないところがあります。すらすら進んでる分にはいいのですが、うまくいかないときは撤退してほかのやり方を考えたほうがいいかもしれません。

昨日のmimiさんのコメントにもあったように、計算力がついたのはいいけれど字が汚くなったし途中を書かない習慣がついてしまった…というのは、非常にポピュラーな感想です。はなひめも「字をきたなく書く癖がついたので直すのがたいへんだった」といってします。直そうとする子はまだいいですけどそうでない場合は以下略

また、計算力といっても、正確性については中学受験クオリティーには達しないことがほとんどです。結局、塾に入ってからの中学受験用計算練習からが本番となります。

というわけで。子どもの状態、時期で合う合わないがある公文。うまく合ったときは、便利かつパワフルです。

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by an-dan-te | 2011-06-07 07:48 | 中学受験

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