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算数にも忘却曲線!?   

暗記といちばん遠い科目といえば算数だと思うんだけど、懇談会のときに「忘却曲線」という言葉を使ったのはなぜか算数の先生だった。

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それは、一週間の学習の組み立てについての話をしているとき。算数の授業は金曜日にあるのだが、土日にはテストが入ったり外出が入ったりいろいろあって、まぁ算数の宿題をやれないことってあるじゃないですか…それで先生が言うには

「宿題はわりときちんとやってきてくれているようなのですが。いつやったのかを聞くと、木曜日(授業の前日)だったりするので、それでは忘れてしまうでしょう?」

といって、忘却曲線があってね…という話になり、なるべく翌日、せめて翌々日くらいにはやってほしいと。

ただし、そのように授業後すかさず宿題をやってくれさえすれば、あとは時間が経っても、カリテ直前の見直しなどはいらないでしょう、とのことだった。

つまり、先生の頭の中では、こういう図式になっているのだろう:
【未定着状態】…授業で聞いた説明、いちおうなぞった解き方などは、「暗記モノ」
【定着状態】…演習を一周(栄冠への道)もしくは二周(オプ活含む)したらそれは「理解モノ」

腑に落ちない状態で、先生が言った言葉としてのふわふわした記憶に留まっているものは、時間が経てばわからなくなってしまう。解き方自体はいったん定着したら大丈夫。

これはいちおう納得できる話なのだが、この「いったん定着したら」が案外クセモノ。大人の目から見て「もういいだろう」と思ったものが、しばーらくすると、「忘れた」ということになってガックリくることというのは日常茶飯事なのだ。

だいたい、何が「暗記モノ」で何が「理解モノ」として捉えられているかというのは人によって違うもので。

なんでも、高校のとき、私はyoyoさんに「物理、化学、生物、地学でどれがお奨めか」と聞かれて(うちひとつを共通一次で選択しなければいけなかった)、私は
「物理はなんにも暗記することがなくていちばん楽だよ」
と答えたそうだ。(←自分では覚えていなかった) yoyoさんは騙されたといってます(^^;;

なかなか定着しないタイプの場合は、結構暗記物としてみといたほうがいいこともあるのよね。実際、四年生のころはよく、「こんなところでっ」というようなところで「忘れた」を連発されたものだけれど。あれ?? 最近、算数では引き続き苦労してるけど「忘れた」ズッコケ事件はあまりないような。

忘却曲線の話を持ち出すまでもなく、「忘れた」防止はやっぱり頻繁なリマインドですよ。

何度もいいますけど、はなひめにとって一番役に立ってる教材は「計算と一行題」です。あれで、いろんなジャンルの問題がとりまぜて、毎日、まい~にち、しつーーっこく、出てくるでしょ。ごくごく基本的な問題の、ぱらりとしたもの。でも、忘れる前に出てくる。

数列とか約数倍数とか小数・分数の計算、和差算とか数列とか、そして図形も一題。

いいですねぇ。とっても。定着というか納得できてなくって、あーだこーだバトルの元になっていたような問題も、日をおいて回数を重ねると、いつのまにか抵抗がなくなっていたりするもので、いつの日かすんなり解いて何事もなく。

理科とかは案外「忘れた」をいわれることがあって、私も意識してカリテ復習とか「たまに」入れてるけど、そんなGWみたいな機会が何度も来るわけじゃないし、なかなか回らなくて先に「忘れた」が来ちゃいます。だから、理社とかもそういう、じわじわ毎日くるようなのがあったら忘れないかもね。ま、それは六年生からでいっか。

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by an-dan-te | 2011-05-17 13:28 | 中学受験 | Comments(6)

Commented by うさちびママ at 2011-05-17 17:24 x
「計算と一行題」アンダンテさんの記事を読むと、本当に力が付きそうですね。欲しいです(笑)過去にやった範囲は、その時は理解しても、繰り返し、しつこくやらなければ凡人は絶対忘れちゃいますよ。

その教材があったら、Zはやめてるかも。
Zのドリルがそんな感じの、いろんなジャンルの問題を取り混ぜた構成になってて、すごく役立ってると思うのです。なんでNは、全国的にその「計算と一行題」教材を使わないんだろうな~。もったいない。
Commented by モンサヴォン at 2011-05-17 18:14 x
自分にとって何がどのくらい暗記モノなのか、理解モノなのか。子どもって自分の傾向を客観的に把握できないけれど、若さの勢い?でブルドーザー的に記憶消化していくイメージがありましたが、アンダンテさんの記事をいろいろ読んでいると、その子によるものなのかあ、とこちらが開眼です。(うちは母も子も一人っ子、の組み合わせです。)

毎日行っている学校で、短期記憶を定着させ、長期記憶を刺激する勉強をすれば、どんなに時間が助かるやらと思いますが、それは言ってもせんないことですね~。
Commented by ocarina at 2011-05-17 23:10 x
忘却曲線…確かに算数にもあるように思います。そして、定着するまでに苦労した(何度も忘れては覚えなおした)単元は、逆に「6年生の今になってみたら、割と得意な単元」となっているような気もします(ただし当社比)。

しかしつい先日、うちのバカ娘、「つるかめ算って何だったっけ(どういう問題がつるかめ算って言うんだっけ?)」
とぬかしやがりました(怒)
「この期に及んで、そんな質問する奴があるか~!!」と叫びたいのをグッとこらえて「例えば…」と例をあげたら、解き方自体は覚えていた(?)みたいですが...
Commented by an-dan-te at 2011-05-18 15:01
うさちびママさん、
そんな、Z会みたいなボリュームのある教材じゃないですよ。一日一ページ、計算問題と一行問題あわせて8問。コピーをホチキスで止めたみたいな簡素なものです。こじろうのときには配布されませんでした。

でもよくできてると思うんですよね。本科ででてきた題材はさりげなく取り入れられて、じわじわと慣らされてくる感じです。正規の教材にしちゃったらいいのに…
Commented by an-dan-te at 2011-05-18 15:04
モンサヴォンさん、
どのくらいで忘れていくか(あるいは忘れていかないか)って、子どもによって、そして題材によってすごく違いますよね。私なんて、またろうとこじろうで、漢字練習のExcelの繰り返しアルゴリズムを変えていましたよ(笑)

学校はねー、あれだけの時間いるんだから、もう少し有効に勉強してくれるとうれしいけどね。楽しいこともいろいろあるみたいだからいいけど。
Commented by an-dan-te at 2011-05-18 15:06
ocarinaさん、
なかなか納得できずに苦労したところなんかは、いったん定着したらあまり忘れないかも。ピアノの曲で、譜読みがものすごい苦労した曲はけっこう覚えてたりするのと似てるかな。

そのつるかめ算の件は、名称を忘れただけなのでは(^^;;

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