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時間泥棒対抗策はじめの一歩   

時間の感覚ってのはほんと人それぞれで…

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「しばらく」遊んだときに、それが3分なのか10分なのか30分なのか1時間なのかわかる子と、
ぜんぜんわからない子がいます。

我が家でいうと、前者がこじろうで、後者がまたろうとはなひめ(なんでうちではこっちが過半数なんだ)。

母が家に帰ってきたとき、こーんだけ時間があったのに、これっぽっちしか進んでなかったという場合に、いったい、
・時間を少ししか勉強に割いていなかったのか
・その課題にめちゃくちゃ時間がかかったのか
わからない。本人にもわからない。なんだか「うっかり」時間が経ってしまっている。

これじゃ、困ります。対策も立てられないし、ノルマ交渉もできない。

まったくつかまえどころのない時間泥棒が跳梁跋扈しているままでは、中学受験なんてできやしません。

中学受験に向く向かないを考えるとき、はなひめの問題は算数的感覚がネックになるのかと思っていました。もちろんそれはそれで大きいのですが、それよりももっと本質的な問題が時間感覚のほうかもしれません。

はなひめの算数は、確かに時間も手間も忍耐も必要とするようですが、じっくりやるとそこそこの成果は出るようなので、やってもしょうがないってほどのことはありません。ここはこの時期、せいぜいじっくりやったら「何かいいこと」あるんじゃないかと思うんです。

でも、そこをじっくりやって、なおかつ、いろいろほかのこと…他教科の勉強ということでもありますし、遊びとか、習い事とか、いろいろ。そういうものとのバランスを取るためには、時間というものがきちんと把握できていなかったら、前に進めなくなってしまいます。

今日は学校が終わるのが遅くて、塾に遅刻したという場合も、そういうことがあるのはしょうがないのですが、いったい何時に家について、支度に何分かかって、その結果遅れたのかがわからない。いつもと違うどんなことがあって何分かかったのか、ほんとにしょうがなかったのか本人がのろのろしてただけなのか、とにかくまったく経過時間を本人が把握してないので改善のしようがありません。

こじろうは時間をよく把握していたし、「栄冠への道」とかをパラパラめくって、これは20分くらい…これは1時間、とかすばやく見積もっていたし、それがまぁある程度の精度で正しかったんです。これが、「今日はどこまで終わったらゲームをしていいか」の親子折衝の基礎になったわけだし、目安があるからこじろうも集中してがんばれたってことがあるんですよね。

すぐ、その域に達するとは思えませんが、千里の道も一歩から。

テストがないこの貴重な土日、なるべく追いつきたいと思っていますが、ただこなすのではなくて、まとまりごとに時間を計ってみることにしました。

算数の本科テキスト、四角1~3の2ページ分、これは非常に基本的な問題です。所要時間は14分でした。計れた(^-^)

休憩を挟んで、続く四角5~8の3ページ分、授業でやった問題を飛ばすので分量的にはあまり変わらないのですが、やや応用的な問題になります。

そうすると、突然、横道に逸れやすくなって歌をうたっているとか、鉛筆を投げているとか、、「人間の髪の毛が生えているところを図にかくとさー」(なぜ、今、髪の毛なのか??)とか、「おやつは白玉団子にして~」とか、「5~8なんて長すぎる、こんなのいっぺんにできない!!」とか、ストライキの時間は課題をやった時間に入るんですか的な状況になってきて、時間が計りにくい状況に陥る。

そうやって、実際に5~8までにかかった時間(二時間…)を記録しておくのも一興ではあるけど、「これはこんなに時間がかかるたいへんな課題だねぇ」という結論になってもしかたがないので(白玉団子をこねたりゆでたり食べたりしてる時間も含む!!)、かかった時間の中でどのくらいが実際に勉強をやっていた時間なのか、密度の指標がほしいところだね。

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by an-dan-te | 2011-04-24 15:01 | 中学受験 | Comments(12)

Commented by とんび。 at 2011-04-24 21:37 x
時間管理ができたらそれこそ親の出番なんかないんじゃありませんか。
子どもが時間管理ができないのはふつうにふつうで、ご家庭の分布は世間一般のそれと変わりないような気がします。こじろうクンが出来杉クン?
子どもはしょせん子ども、親が期待し過ぎちゃアレだし、これからは期待外れを微修正しながら着弾させる蜜月の歳月と思えば、うれしくありません?
うれしくないか。。。
Commented by yoyo at 2011-04-25 12:07 x
時間管理の1、遅刻対策の方は 生まれつきの能力で ある程度しょうがない気がします。
ほら、誰とは言わないけど共通の友人に 極端にこの能力が欠けてる人いるじゃない?
うちも chobiが欠けてるタイプ。
後の方の能力は 親の持っていき方で 改善できそうな気がします。ほら、まとめてやるのは無理だって、本人自己申告してるじゃない?
うちは難関校対策問題 1日一題で 合意しました。やらないよりはましだよね。
中学受験がゴールじゃなし、お互い気長にがんばりましょう
Commented by トマト at 2011-04-25 13:17 x
基本問題はささっとできたわけですよね。嫌いなことはやりたくないし、おもしろくない…。だから逃げたくもなる。わかるよ、はなひめちゃん、おばさんも嫌いな仕事はち~っとも進まないから(爆)。結局やんなきゃ、いけないのにね。

ご承知のとおり、ソウはあんな風ですから、特に苦手なこと、嫌いなことのハードルを下げる努力を(私が)しました。たとえば、5分考えてわかんなかったら、印付けて、解答見ていいよとか、解答見て理解できなかったら、印付けて、なかったことにしていいよとか。先日の「本読み」を提案したのもそういう発想で…。

特にアンダンテさんちはアンダンテさんがいない時間帯ってのが大変ですよね。そこはうちと違うところで、御苦労も多いと思いますけど、その時間帯こそめいっぱいハードル下げてあげないと…ですよね。

うちは取りかかるまでが一番エネルギーを要するらしく(今も…です)、そこの工夫も必要でした。
Commented by an-dan-te at 2011-04-25 13:47
とんびさん、
こじろうができたのは時間把握であって管理じゃないですからね。結局、親が全部仕切って、「今日はここまで済んだらゲームしてよし」みたいなやりくりをしてたんですが…それって大変だと思ってたけど、あれができたのはすごいなって。

> 蜜月の歳月と思えば、
えぇあの…。
うれしくはないですが、これはこれで貴重な瞬間ですね(^^;;
Commented by an-dan-te at 2011-04-25 13:51
yoyoさん、
おー。誰とはいわないけど、確かに。
彼女も、めちゃくちゃ頭よくって、でもバランスは悪いタイプだね。

着替えとか支度とかしてるだけでなんでだか時間がかかっちゃうってのは、どうしても残りますね、性質として。その上で、やるべきことが回るように工夫できるように…ま、中学受験がゴールじゃないからひとつのきっかけくらいに。親の忍耐が鍛えられますねぇ(-_-;;
Commented by an-dan-te at 2011-04-25 13:56
トマトさん、
この土日、けっこう進みましたけど、やっぱり算数はずいぶん残ってしまいました。結局、算数にさえこだわらなければ他のことならけっこう進むもんだ、というか(-_-;;

> 嫌いな仕事はち~っとも進まないから(爆)。
はは(^^;;
そう、それで結局やらなきゃしょうがないことも本人わかってはいるようなんですけどね。困ったねぇ。

日曜日にかなり進んだのは、状況を見ながらこまかく休憩をはさんで順番も工夫して小出しにしたら、ずいぶん消化できたってことで、これは不在時には無理。親がいないときの分は極力欲張らず、ゼロでなかったらほめるというくらいしかしょうがないですねー。
Commented by at 2011-04-25 14:25 x
時間泥棒は、我が家でも悩みの種です。うちの娘の場合、勉強時間までに遊び足りないと時間泥棒出現です。(最近分かりました)仲良しの友達と充分に遊び、運良く手際良く最初に取り掛かった勉強がさくさく進めば(ここも大事)その後も調子よいかな。この貴重な成功体験は「あの時、すごかったよね~。いつもあんな感じなら御三家だよ~(ーー;)。」とダラダラちゃん化がひどく時間泥棒と仲良しこよししている時に使います^^;。志望校もはっきり決まり欲が出て来たらもっとやるべきことを、やるべきスピードでさくさくこなしてくれるのかしら。でもそれでは遅いような…。
Commented by セロリ at 2011-04-25 15:07 x
そうですね、子どもですから「タイムマネジメント」ができないのは
当然ですよね。
セロリマンもずいぶん時間の使い方が下手なタイプ、と
思っていたところ、そこに落とし穴が。。

どうやら、受験における時間感覚の前提になる、
「これやるとこのくらいかかって、でもこのくらい“イイコト”が起こる」という実感にひどく欠けていることがさきごろ判明しました。
この実感がなかったから、
やりきれるわけのない、とんでもない課題量に挑んでは、
挫折(八つ当たり)→親子ゲンカ という悪循環を
生み出していたような。

もっと早く気付けよ、かあちゃん。
Commented by an-dan-te at 2011-04-26 13:02
彩さん、
> いつもあんな感じなら御三家だよ~
はは(^^;;
確かに。トップクラスの子が何が違うって、結局のところ「勉強をすることができる」というところだものね。
志望校は、漠然としてるよりは具体的にあったほうがいいんだろうけど、あったからといってそこと日常がつながるとは限らないから、難しいです。はなひめは行きたい学校あるのにね。
Commented by an-dan-te at 2011-04-26 13:05
セロリさん、
タイムマネジメントまで求めてるわけじゃないの。単なる、「事実の把握」。それから、「現実的な予測」までできたら、すばらしい。

> 挫折(八つ当たり)→親子ゲンカ
あぁぁぁ~
そうですね…よくわかります。

> もっと早く気付けよ、かあちゃん。
いやー。。いつでも、人間、遅すぎるってことはないですから(^^)
Commented by セロリ at 2011-04-28 12:56 x
夢見る夢男、セロリマンは「事実の把握」が大キライなんです。
確かに、中学受験は、「できないところをつぶしにかかる」のが
定石なので、つらい現実直視の中で、どうやってプラス思考で
いられるか、がポイントですよね。
夢見る歴オタは、
「江戸時代に生まれたかったな~」ですって。
Commented by an-dan-te at 2011-04-29 07:53
セロリさん、
確かに、欠点をあげつらうみたいな、しこしこ仕上げていく中学受験なんて、セロリマンくんにとっちゃ「辛気臭い」かもね。

> 「江戸時代に生まれたかったな~」
ははは(^^;; っつか、どんな時代と思ってるんだろ(暮らしぶりとして)

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