国語もフェーズシフト
2011年 04月 10日
←なかなか厳しい五年生スタートです
はなひめからすかさず予告されていたとおり、ものすごく悪い出来でした。特に、国語の答案の白さが目に沁みます。社会はさらに破壊的です。
しかしそのことには触れず、とりあえず花見の支度だけして出発…見に行ったのは、徒歩四分の保育園の桜。またろうが赤ん坊のころから毎年見ていますが、どんどん見事になっています。写真を撮って、お昼を食べて、お茶を飲んで、図書館も回ってから家に帰ってきました。
帰ってからは、ひと悶着…というより大揺れがありましたが、それはともかくとして夜になってからテスト直しを。
国語で何が起こっているかということですが。
本人がいうには、なんだか話がピンとこない、しっくりこない、わからない、難しいということです。
国語は、波はあるものの概して四教科の牽引役として働いてきました。はなひめは「赤ん坊のころから」素質として高い言語能力を示していましたが、それがそのまま表れて「いた」ものだと思います。えぇ、過去形です。
つまり、なんとなく読んでなんとなく選べばだいたい当たっていたということです。ところがここ三回のテスト(カリテ、講習、公開)が悪いのは偶然ではなくて、もうたぶんはっきりした流れでしょう。今日のテスト直しをした感触でいうと、こういうことです。「なんとなく解けるレベルを超えた」。
これは、予想通りです。はなひめの国語の好調が続いているときも、ときどき聞いてみると「読み」も「選択」もナントナクで流れていましたから、これはどこかでコケるなと思ってました。でもそれがいつなのかはわからなかったので、ここで来たのはちょっと早いなという感じです。
早いのはいいことです。歯車が噛み合わなくなるのが六年秋とかじゃ怖いですからね。
直しをしながら、選択肢を選ぶ問題で、ひとつずつ「ここがダメ」というポイントを確認して落としていかないといけないことをきっぱり説明し、意味段落分けのような問題も、「このまとまりの話題が何」「ここは何」と、要するに根拠がなくてはいけないことを説明。
そして、お風呂に入ってから、はなひめがどこかでこうなることは予想していたこと、でも思ったより早かったこと、早かったのはよかったということと、これからきちんと読んできちんと答えることを練習していけば必ず上がることを伝えました。テストの点数がよかったときに、もっときちんと読んできちんと選ばないとダメだといっても説得力がないものね。
はなひめには国語のポテンシャルが十分あります。ただしそれによりかからず、正しい態度で理屈をつけていかなくてはいけません。でもそれができるのならば、数ヶ月から半年で必ず上がると信じています。
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by an-dan-te | 2011-04-10 22:32 | 中学受験 | Comments(4)
前日の算数の記事ですけど、ソウも5年の頃はそこらへんの問題は置いといて、基本問題を繰り返し「速く正確に」やる練習をしました。入試の算数が難問系でなければ、それで対応できるんじゃないかな~と思います(ソウの場合はそれ以外にも問題が山積みでしたから、苦労はしましたけど)。
ちなみに、うちの教室の5年は算国60超で応用受験、それ以下は基礎受験のイメージでした。6年からもだいたいそこを目安にしながら、あとは志望校の難易度と相談って感じだったでしょうか。急がば回れ、で頑張ってくださいね。
実は私、国語に関してはどう勉強するのがいいかよくわかってなくて。だって、「なんとなく」で高校二年くらいまではノープロブレムだったからね(^^;; それから、高三で駿台の現代国語の授業で、目ウロコというか、きっちり答えが決まるプロセスみたいなの、体験できてほんとによかったです。
昨日はとにかく、具体的に手がかりから決めていかないといけないという話をしましたが、それで実際の指導となると自信なしです。日能研でうまく導いてくれたらいいけど。
算数は、ここ数回低空飛行ですけど、予定どおりというか、練習してできるようになった分はテストでもできているし、ある意味順調だと思います。
国語は、「ここでコケるか!? ちょっと早いよ!!」という気持ちも、ないといえば嘘になる(^^;; だって、公開で良い偏差値出すのが一回だけなんて寂しすぎませんか??