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日能研結果R4偏差値表を観賞する   

私はデータマニアではないけれども(ここへのツッコミは却下)、「データの日能研」に子どもを通わせているからには、データも楽しまないとね、せっかくだから。

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いわゆる「R4」偏差値表には二とおりあり、「結果」というのと「予想」というのがある。

マイニチの説明によれば「「結果R4」は、日能研教室生の入試結果のデータから「合格結果=80%ライン」である偏差値を算出したものです。」となる。80%ラインといっても、その線ちょうどの子が100人いたら80人受かるのではなくて、その線から上を合わせて8割合格という意味なので、お間違えなく。ともかく、「結果」のほうは、実際に起こった合否からそのまま算出されるものだということ。

一方、「「予想R4」は、「結果R4」のデータをもとに、志望校調査等のデータや要項変更等も織り込み、9月以降の合格判定テストでの志望動向を加味した上で、「合格予想率=80%ライン」である偏差値を算出したものです。」だそうだ。前年度までの「結果R4」を参考というかベースにすることはもちろん、入試日程が変わったり、募集人数が変わったりしたらもちろんそれを考慮しないといけないし、六年生の実際の志望動向については、テストへの志望校登録で把握して加味する。

ほとんどの経験者(我が家も含めて)が口をそろえていうことには、とにかく入試の結果は恐ろしいほどこの偏差値表どおりになり、受かりそうなところは受かり、チャレンジなところはダメだったという。日能研は、上位層の厚みではなくて、現状この正確性で勝負しているといってもよく、「大きくいえば」予想と結果は非常に合っているし、また、合っているべきなのだ。

予想R4より結果R4が下回る場合の要因としては:
(1) 志望者が予想より集まらなかった
(2) 日能研生ががんばった
(3) 日能研の指導がうまくいった
ということが考えられ、(1)はともかく、(2)(3)であれば喜ばしいことではあるけど、予想が外れたという点ではうまくない。極端な話、仮に志望校日特の指導がものすごくうまくて、やや下の偏差値の子まで押し込むことが可能なのであれば、それに沿って予想R4もつけておいてくれないと、あきらめて他校を志望してしまうということにもなりますよね??

一方、予想R4より結果R4が上回る場合はもちろん、「まさかの不合格」(と、本人にとっては思える事態)が多くなるわけで、これはまずい。

日能研としては、そういう番狂わせが生じないように、データの収集と加工には全力を挙げているだろうと思う。白書のデータには、この結果R4を算出するもととなる、実際の合否の様子がもっと詳しく現れているわけだが、結果R4の一覧性、まとまりのよさはこれはこれですばらしいと思う。

というわけで、予想R4(入試直前のもの)と、結果R4を並べて比べてみると、けっこうな時間楽しめます。

今回の結果R4でいうと、桜蔭と女子学院が横並びになっていたので驚いた人が多かったのでは…私も驚いた(^^;; まぁ、結果R4はたまたまの結果でしかないので、こういうこともあるかなということではあるけど。白書を見ると、桜蔭で、予想R4よりちょい下くらいにつけていた子たちが非常に健闘したということがわかる。

掲示板などで、上位層が薄くなると、このへんの学校に対する「解像度」が悪くなるのではという懸念が書き込まれることがある。もちろん、人数があまりにも少なくなると結果偏差値は「あばれる(誤差が大きくなる)」理屈だけれども、現状程度の人数であればそんなに問題ないような気がする。

それよりは、センター(公開模試)という「ものさし」が、実際の入試で行われるテストの「ものさし」と合っていなければうまく測定できないということのほうが影響は大きいと思う。「R4」が開成や桜蔭に対して十分な解像度を持っていないとしたらそれは、下位層の精度向上のために易しい問題を多く出している(あるいは、採点効率の悪い記述式解答を避けている)ことによるんじゃないかな。

こじろうの学校とか、あと、聞くところによれば女子学院とかも、センターと入試の「ものさし」がよく合っている学校なんだよね。開成や桜蔭に対して実際のところどうなのか、私にはわからないんだけれども、予想と結果がずれることが何年も続くと、やっぱりよくないだろう…

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by an-dan-te | 2011-04-06 13:36 | 中学受験

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