人気ブログランキング |

過去問の解きなおし、する??   

ブログや掲示板で、過去問の解きなおしをどうするという話題がちらほらあったので、こじろうやまたろうがどうだったか思い出してみた。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ←忘れる前に繰り返すもの、忘れてから繰り返すもの

記録によれば(*):
こじろうの算・理・社…解けなかった問題に再チャレンジ
こじろうの国(第一志望限定)、またろうの英・国…全体を再チャレンジ

となっている。解けなかった問題に再チャレンジするというのは、要するに「見つけた穴をふさぐ」ということで、そりゃせっかくみつけた穴があったらふさがないとバチが当たるし(^^;; ほら、穴を見つけるのにだってコストがかかるんだから、みつけた穴はなのだ。そこの面倒を見るのは効率がよい。

こじろうの理科の場合は、解けなかった問題そのものを再度やるだけではなくて、前期日特のテキストから弱い分野の類題を探して解くのまでやってる。

いわゆる「解きなおし」というのは、こういう「穴をふさぐ」行為のことではなくて、全体を解きなおすことを言うのだろう。それを、するのとしないのと、線引きは何か。

言い換えれば、新しい(手付かずの)過去問をやるのと、一度やった過去問をやるのと、どちらのほうが効果が高いのか。


先日、忘却曲線どうのこうのという話があったが、あれは知識を暗記するという場合を想定していて、「忘れる直前にリマインドするのが効果的」な気がすると書いた。過去問の話でいうと、社会でできなかった問題(というか知らなかった固有名詞とか)の場合は、「覚える」ということが必要なので、漢字を覚えるのと要領は同じ。「忘れる直前」のタイミングをつかまえて繰り返して定着を図るのがよいと思う。

全体を解きなおす場合は、その話とは別だ。なにも、答えを暗記しようとしているわけではない(そんなことをしても意味はない)。

先日引用した「東大脳の作り方」からまた引用すると、筆者は(比較的)苦手だった数学の克服に、こんな方法をとっている。

-------
この頃実践していた復習法として、付せんを使った方法があります。解けなかった問題に初めて取り組んだ日付を付せんに書いて貼り付けておき、二週間くらい経ったのを見計らって二回目を解く。二回目の日付も書いておき、そこからさらに今度は一ヶ月くらい経ったのを見計らって三回目を解く。その後も、「もうわかった、しつこい」と感じるくらいまで間隔を広げながら繰り返し解くのです。
-------

これで、壊滅的(?)だった数学が息を吹き返し、次の東大模試では六問中「四完(駿台)」「四完半(河合)」とのことですごい。この復習方法は、暗記のときの繰り返しに似ているようだけど、答えの丸暗記をしようとしているわけではないので、むしろ単純な意味での記憶がちょい薄れたあたりでやるのがよい。

つまり、完全な記憶に頼って頭を使わずに解答を再現するのではなくて、おぼろげに感触が残っていて、でも直接は覚えていない状態で、取り組み方・解き方を繰り返し練習するということに意味があるのだ。

だから、例えば社会で、いくつか覚えてないことがあったけど(穴)、それを知ってれば問題なかったかなという場合に、全体の解きなおしをしてもしかたがない。

全体の時間配分が悪かったとか、問題で何を問われているのかを汲み取り損ねて手間取ったとか、そういう暗記すればすむ以外の問題があったときに、あえて全体を解きなおしをする意味があるだろう。

こじろうの国語は、一般的に国語の実力をつけるというところがどうにもうまくいかず(-_-;; 第一志望の国語にだけチューニングをして乗り切ろうとしていたから全体を解きなおしをしたわけだし、またろうの場合は、英語も国語も全体に歯が立たず課題文すら読みこなせない状態だったので、親が手助けして課題文をいちおう読んだ状態にしてから再度チャレンジしたわけだ。あと、またろうの場合は時間配分や注意の向け方、記述のお作法など全体に問題があったので、ということもある。

そんな遠い話でも効果があるのか、って?? もちろん、またろうの英語や国語は「稼げる」ほど成長するわけはないが、それでも当時の実力でかき集められる点数は取れるところまでこぎつけたと推測される。とにかく合格したもんね。

にほんブログ村 中学受験 ←ランキング参加しています。

(*)関連過去記事
二度目の正直!? 過去問の解きなおし
過去問の解きなおし、の続き

by an-dan-te | 2010-12-11 09:05 | 中学受験

<< そこに山があるから登る志望校選択!? はなひめ作 はじめての塾弁 >>