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「似合う」学校を探そう   

またろうやこじろうの志望校を検討しているとき、文化祭などで最も気にかけたポイントは「似合う」学校かどうか。

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「似合う」かどうかは、
・本人を、この中に置いたとしてイメージ的にしっくりくるか?
・似た空気を持つ子がどのくらいいるか?
・そういう子が、どのような立ち居振る舞いをしていて、周囲とどのようにインタラクションしているか?

というようなことを総合的に考えて判断する。

またろうの第一志望校については、もう、ひと目見たそのときからぐわしっと心をつかまれ、文化祭、説明会と足を運ぶたびにその確信は強まる一方。またろうが発するのと同じ電波がゆんゆんだったからねぇ。またろう似の子がこんなに高密度で存在する場があるということ自体、新鮮な感動だった。

こじろうの第一志望校については、そこまでの確信はなかったものの、もうひとつの第一志望校候補と冷静に比べると、そうだろうな、と思えるものがあった。「もうひとつの第一志望校候補」のほうがむしろ、母好みの男の子がいっぱいいたんだけど、別にだからといってこじろうがそういう子に変身するわけじゃなし(笑) それよりは、本人の嗅覚と、「似合う」感触のほうが確かだろうと思う。

またろうもこじろうも、「似合う」学校に入っただけのことはあって、今まで毎日楽しく通っている。留年の危機などはあったにせよ(-_-;;、気の合う友だちがいて、落ち着ける居場所があって、この学校でよかったと思える。

考えてみれば、「似合う」学校があって、そこが地理的にも難易度的にも無理なくめざすことができ、しかも結果としてそこに合格したなんていうのは、ほんとうにラッキーなことである。二人ともそういう意味でとても幸せな受験だった。
#どういう意味で幸せじゃなかったかというと、親子バトル、荒れて散らかった家の中など。

もっとも、あくまで受験の結果というのは終わってみるまでわからないから、第一志望はぴったりで、でも第二志望校はぜんぜん似合ってないというのでは困る。二人とも、第二志望校はそこそこ「似合う」感じの学校で、しかもかなり安全な押さえ校だったので、そういう学校を見つけられたことももうひとつの幸運だろう。

はなひめにもぜひそういう学校を見つけたい。

そう思って、またろう、こじろうのときにはサボっていた学校めぐりを四年生の今年から積極的にこなしている。今年これまでにはなひめと行った学校は四校(こじろうの学校も入れれば)。その中で、ここはすごく似合うと思った学校もあり、すてきな学校なのだが「似合う」感じはしないという学校もあった。

もっとも、四年生から学校を回るのは、時間があるという意味ではたいへんよいが、四年五年六年と進むうち、はなひめだって成長するわけで、今考えていることが数年後まであてはまるかどうかはなんともいえない。それに、大手塾のテストも受けてない現状で、いったいどのくらいの学校なら手が届くのはまったく未知数。

だから、四年のうちたくさん回ったからって、六年で回るのの代わりになるかというと難しい問題だけれど。「似合う」と思える学校なら(つまり、似た感じの子がいっぱいいる学校なら)がんばれば、届くのかな?? という想像(幻想?)も持てるじゃないですか。そう考えると、なんか、楽しい。

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by an-dan-te | 2010-10-13 21:00 | 中学受験 | Comments(0)

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