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大曲の季節   

ピアノ発表会本番が近づくと、そわそわうきうきとピアノに向かう私。

ようやく仕上がりに近づいてきた曲が、弾くと楽しいからというのも (多少は) あるけど、むしろ、次に弾く曲を何にしようか?? という曲選びが楽しいから。曲選びくらい、発表会すんでからにしたらよさそうなもんだけど、やっぱりつい、気がせくじゃないですか(^^)

例年、ヤマハの発表会が済むと、「大曲」を選んでいる。発表会は当然のことながら、自分の技量でなんとか弾ける範囲の曲で、聴き栄えがして、それでいてあまり知られてなくて…などの困難な条件で選ぶが、発表会が終わったところで取り組む曲は、誰に聞かせるでもないので (先生は別として)、純粋に憧れの曲。つまり到底弾けない曲になる。

もともと、子どものとき「エリーゼのために」まででピアノをやめてしまい、三十年経って、子どもの添え物としてピアノを習い始めて、結局自分のほうが本格的にハマってしまったのは、ショパンのスケルツォ第二番がきっかけであった。

それから、毎年一度は弾けない大曲にチャレンジする習慣になってしまい、えっちらおっちら、三ヶ月とか四ヶ月とかかけて取り組んでいる。ふつうでいって「マルをもらう」状態になるわけではないので、自ら「ここまでにします」と宣言したところで終結、という習い方である。

これまでやった曲には

ショパン スケルツォ第二番
ショパン バラード第三番
ラベル 道化師の朝の歌
ショパン バラード第四番
ベートーベン ピアノソナタ「ワルトシュタイン」

と、プロの演奏会で弾かれるような、そうそうたる曲が並んでいる。いずれも、例えばピアノをまったく習ったことのない人が、「どうしても『別れの曲』が弾きたい」とか突然思い立って、一音一音拾っていって三ヶ月かかって一曲を、というのと同じノリである(そういえば「101回目のプロポーズ」とかいうのがあったな)。

もう先生も、最初のスケルツォで「のけぞった」あとはすっかり慣れて(あきらめて?)何でも持っていらっしゃいという感じ。「道化師の朝の歌」は特に「私も弾けないのに~ (弾けないわけないけど、連打音が苦手で演奏会では弾かない曲らしい)」と驚いていたけど、私が「そこらへん適当に飛ばせばいいし」と押し切り、むしろ終わるころには、「これはかなり楽しめましたね」と意見一致するくらい、いちばん、曲らしくなったかも (低レベルの比較)。

先生の「私も弾けない」はプロとしての発言であって、私の視点でいうと (勝手に楽しむ)、曲の難易度の順番は少し、ずれる。それにしてもどうにもこうにもならなかったのがバラード第四番だが。

で、「今年の一曲」は何にするかという話だが、ここんとこ頭の中で「鳴っている」気になる曲は「ショパン バラード第一番」。弾けるところ「も」ありそうだし、やっぱり三番・四番ときて一番もやるでしょう。でもなんで特にバラード第一番なんだ? 他に気になっていた曲もあれこれあったはずなのだが。例えば、ドビュッシーの喜びの島とか。

そういえば、何で今その曲が気になっているかというと、やはりプレ発表会のあれでしょう。大人の会の中で一人だけ反抗期真っ盛り(?)の高校生くらいの男の子が出てきて、超バランス悪いバラードの一番を弾いたが、あれだな。

そう考えると、そもそもの「大曲シリーズ」の開始点となったスケルツォも、発表会で大学生の男の子がすごく印象に残る演奏(*)をしたのがきっかけだった。つくづく私はかわいい(かっこいい)男の子に弱いなと思う。。

(*)…バラード一番と違って、かなりうまいんだけど、プロ的完璧さはなくて、かわりにジャズの香りが漂う不思議なショパン。


f0185839_7385753.jpg今日の弁当:
はなひめが学童に持っていく弁当のみ。こりゃ簡単だ。ちょいちょいですぐできちゃう。

by an-dan-te | 2009-07-28 07:33 | ピアノ

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