こじろうの宿題はしょっぱなから大ピンチ
2009年 07月 27日
完オフ初日の課題は、難題の「音楽」。学校の授業から広がる音楽鑑賞の楽しみとかいうテーマで、こじろうは、学校の授業で聴いた音楽を楽しむところに関してははまったく問題ないのだが、感想文を書くというところはたいへん難アリである。「~を聴きました。おもしろかったです。」…これでは原稿用紙四枚は到底埋まらない。さてどうすれば。
この宿題は、「オプション」であるから、当然こじろうは「やらない」と主張したのだが、この苦手(感想文書き)にこそ取り組む価値があるという父母の強力な主張により、しぶしぶ承諾。お父さんも在宅の日にやって、書き出しまでは助言をもらうということになった。
とにかく、のっけから詰まって、四百字詰め原稿用紙を前に、たらーりたらりとガマの油状態なので、まずは原稿用紙ではなく、メモ用紙に向かって、アイテムを整理するようにアドバイス。
授業で聴いた曲をリストし、それぞれについて知っていることや思いついたことを何でも書いていく。その中で、書きたいもの(というか、書きやすいもの)を選ぼうという寸法だ。
それと、純粋に「感想」だけで四枚埋めようとしても無理なので、曲や作曲家の「うんちく」を盛り込んでいくことで大いに助けになるし (原稿用紙が埋まるという意味で)、もちろん自分の感想を書くにあたっても、それにふくらみが出るというものだということを説明した。CDやDVDについている小冊子を読ませたり、パソコンで検索してみたり、同じ作曲家の別の曲を聴いてみたりしているうちにずいぶん大掛かりな作業になり、メモはどんどん膨らむが、こじろうの心は決まらな~い。
これ以上やってもしょうがない、ととにかく打ち切って曲を決めさせ、文章構成メモ作成 (父助言)。書き出すとまたこれが難航。うーんうーん。。
ついに、半分の原稿用紙二枚のところでギブアップ。まだ夕方くらいだったのだが、もうどうしてもやる気がしないということで、次の日は元からやるはずだったものと、今日の残りを必ず仕上げるから今日はこれで終わりにしたいとこじろう主張。
まぁ、原稿用紙でいって半分とはいっても、その前の作業があるから、もうだいたい八合目くらいまで来たといってもいいとは思うけど。あとは自分でやれるよね?
…と、思ったが甘かった。翌日は、平日なのでこじろう以外の四人はみんな出払ってしまい、家でひとりになったこじろうは、自由を満喫すべくまず朝の二度寝。目が覚めてもベッドで漫画など読みつつごろごろしていたら、昼になってもちっともお腹がすいてない。
それで、母の作った弁当を半分もいかないくらい食べて、残りを冷蔵庫にしまうでもなく放置して、またごろごろ…四時ごろにようやくお腹がすいて、コーンフレークを山盛り平らげた。
さて、夜になってみると、宿題も公文も一歩も進んでないし、お弁当は腐っている。
お弁当を腐らせておいてコーンフレークを食べたことで、母の逆鱗に触れて「そんな奴に作る弁当はない」と宣言され、
絶対に片付けると宣言した課題がまったく手付かずであることで、父の逆鱗に触れて「やること済むまで部活禁止」を言い渡されたこじろう。
しかたなくそれから感想文の続きを書こうとしたが、書きかけの原稿用紙がないといって騒ぎ、ふらふらと台所やら和室やら「そんなところにあるわけないだろ!!」という場所をうろうろしているので叱り飛ばされ、母がリビングの床から原稿用紙一枚目を発見、こじろうの机の上(魔窟…)から二枚目と構成メモを発見したので、管理がなってないうえ、自分の机の上も探せないのかとまた叱られ。。
とりあえずその日は夜中までかかって課題をでっちあげていましたが…中身は恐ろしくて読めません(-_-;;
というか、「まず、下書きを書くんだよね??」と雑に書き始めたはずなのに、そのまま四枚埋めて終わったことになってるのはナゼ??
今日の弁当:
鶏ささみカツ、厚焼き卵、枝豆、大根とにんじんのきんぴら、カレーの残りのじゃがいもとにんじん、梅干、昆布煮
by an-dan-te | 2009-07-27 07:28 | 中学生活 | Comments(14)
そして、物をあったところに戻すということも大層苦手で、そこらへんにひょいひょい置いては、その後大捜索状態。
そういう躾に手を抜いた覚えは無いんだけれど、どうしてそうなっちゃったのかなぁ。
(夫の家系はすごぶるきっちり系で夫だけ?<-これだぁ)
>とりあえずその日は夜中までかかって課題をでっちあげていましたが…中身は恐ろしくて読めません(-_-;;
そうそうそう。私もヤツがやっつけ仕事で仕上げた学校の宿題なんて絶対に見ないことにしています。だって、見たらスルーするわけにもいかないし(笑)。とにかく終わればヨシ、とハードルは下げに下げて今や白線状態です。
小学校レベルね…こじろうは、「気の利いた小学生」レベルに一生達しないかも(;_;) とりあえず「ふつうの(?)小学生レベル」をクリアしてほしい。。
> 躾に手を抜いた覚えは無いんだけれど
躾の問題じゃないですよね。まさに生来の素質としか。
私もよしぞうも、勢いで長文を書くのくらいなんでもないんだが(笑)誰に似たのか!?
読書記録は、一行感想つきなんですね。一行なら、どうでもいいと思えば即座に書けるし、なにか意味のあることを書きたいと思うと難しい。たぶん難しいことを求めてるわけじゃないと思うんですけどね?? コピーライティングの教室じゃあるまいし。
・おもしろかった。もう一度よみたい
・途中で退屈した
・主人公がかっこいい
・ありえない、あほらしい
・シリーズの続きを予約した
・みんなにもおすすめ
とか、数パターン用意しておいて近いものをチョイスしつつ使いまわしするのはどうだろう(^^;;
そういえば、はなひめの自由研究をどうにかしないといけないんでした。貴重な、何もない土日をマターリ空費してしまいました(^^;;
> ハードルは下げに下げて今や白線状態です。
白線!! ナイスです。
とにかく前に進めばおーけーなのね。
今日は母が仕事に行ったのをいいことに、午後から子どもたちだけで近所の屋外プールに行ったらしい。私の帰宅時間をやたら気にして電話してきたのはそういうわけだったのね。どしゃぶりの中びしょびしょになって私より遅れること5分して帰宅。
まだまだ夏休み始まったばかりなのに叫びたいっ!
感想文系の宿題は5つ。そのうち、まず任意提出の音楽鑑賞は無視。
書くことがとてつもなく苦手なこまたろう、あまりの多さにびびったか、珍しく早く着手したが、2コ書きかけのまま、学校のキャンプに突入。書きかけ原稿(PCに入っているので散逸しない)を見て、卒倒寸前の母・・・体裁を整え、提出することに意義があるって言ったって(それもたいへん難しいことではあるが)、これではまた「再提出」くらうのが見えている・・・
読書系は、幸い「感想」文ではなく「紹介」文が最低3本。対象になる本の読書ばかり既に10冊以上サクサク進んでいるけれどいっこうに書くほうは進捗していない。アマゾンの書評引っ張ってくるわけにいかないからな。そのほかに沢山書くものがあるのだけど、大丈夫かい?もう受験小学生じゃないのだから、始業式の日(翌日が授業開始で宿題提出日)に手伝ったりは絶対しないからね。夏休み最後の週は連載を何本もかかえた作家みたいになるわよー。売れっ子みたいになればいいけど、遅筆の髪かきむしり作家スタイルだきっと!
そうそう、なんかやたら親がいないことを望んでいるっポイときがありますよね(笑) やりたいことがあるんでしょう。
> まだまだ夏休み始まったばかりなのに叫びたいっ!
夏休みは「燃料」が増えますよね、暑いのに…(^^;;
書きかけがPCの中に入っているというところが、とても画期的です!!
夫も、世の中にPCがなければ会社員としてやってくことはできなかっただろうというファイリング苦手人種ですし、ここはやっぱりデジタル化ですかねうちも。
それにしても、「再提出」って…面倒見がいいですねっ。。(^^;;
書く入試が多い学校は、入ってからも書くんですかね~
こじろうの学校は、書くの苦手な子がけっこういるんじゃないかと勝手に推測していますが(笑)、そりゃこじろうくらいひどいのはあんまりいないかもしれないけど。まったく、私の子とは思えない(-_-#
> 遅筆の髪かきむしり作家スタイルだきっと!
どうなるでしょうか…
昨日も、いろいろぶっちしたにこばっかい、「悪いことをしたとは思うけど、あやまりたくないからあやまらない」と、直球ど真ん中でいかりんの逆鱗をぶち抜いてくれました。