【中学受験】併願校の真実   

こじろうは結局5校受けたし、あと4校は願書の準備もしていた。10校受けたなんて話もけっこう聞く。

それだけ受けるとなると、お金も気力も体力もたいへんだけれども、そこはまぁがんばるとして、準備(過去問対策そのほか、学校について知ること)がどれだけできるのか? というところが気にかかってくる。もちろん、本番が近づき、「全落ちを避けたい」という思いがどうしようもなく高まってくる中で、受験校を増やすほうがなんとなく「安心?」という気持ちはあるのだが、ほんとうに「数撃ちゃ当たる」もんなのだろうか。

偏差値表の上で、「押さえ」に見える学校だって、過去問もろくに解かないまま、その学校への想いもたいしてないまま受けて、その学校を第一志望にして全力で向かってくる人と比べられて合格が取れるのだろうか。

もちろん、10校のすみずみまで過去問対策などできようはずもないし、仮にできたところで、その分第一志望の対策が万全でなくなってしまうなら、何をやっているかわからない。

…はっきり言って、10校全部に気持ちをきちんと集中することなんて、子どもはもちろん、親だって無理である。わけわからなくなっちゃう。

まず、「すべては第一志望のために」。第一志望については、悔いのないよう、やると決めた過去問はしっかり解き、明らかになった弱点は手を尽くしてふさぎ、複数回にわたる説明会も時期ごとに足を運び、六年秋の文化祭・体育祭でも貴重な時間を割いて子どもを連れていこう。ここはケチるところではない。こじろうにとっては、2/1に受けた学校(今通っている学校)である。

それと、「がっちり押さえる実質第二希望」。偏差値表において他の併願校より上である必要はまったくない。学校の教育方針、雰囲気、場所など、すべての点において、ほんとうに子どもがそこに通うことをリアリティーを持って、うきうきした気分で想像できるところ。こじろうにとっては、2/2午後に受けた学校である。

ここは、志望校の日特などでは対策をしてくれないから、家庭でしっかり考えなくてはいけない。過去問をひととおり解くだけでなく、どんな年の問題が出ても初見で余裕を持って合格点を取る自信があるようにしておく必要がある。

この二校を軸に、あとの学校は「できる範囲で」。我が家の場合は、説明会に行きそこね、書店で願書を買って済ませた学校まであった(これはさすがにあまりお奨めできない)。過去問も、さらっと一回解いて、こんなもんかなという感触がつかめればよしとしよう。

1月前半に受けた、寮のある学校は、実際に通うことを考えていない学校。1月後半に受けた学校と、2/2午前に受けた学校は、2/2午後に落ちた場合、あるいは風邪などで受けに行かれなかった場合に備えると同時に、どうしても受かりたい2/1と2/2午後のために、調子を上げていけるように慎重に考えて選択。

2/3, 2/4, 2/5の三日間、出願準備はしてあった三校については、いずれも第一志望と同じかそれ以上の難易度であるだけでなく、問題相性もよくなくて、(こじろうにとっては)難関ぞろい。それでも、過去問は一回分とかいちおう解いて、「なんか危なそうだね」のままで終わり。

我が家では、この三日間は完全に「ボーナスステージ」扱いで、2/1に落ちていたら受けるけれども、あまり勝ち目はないので、まぁ受けるだけ受けてみて、2/2午後校に行けばいいからということになっていた(そのためにも2/2午後は何が何でも受からなければいけなかった)。

さらに、2/6は2/2午後も受からず、その学校の複数回受験も落ちた場合の、最後の砦。

そうやって整理して考えると、九校の受験校でも、頭が整理できて、今何をなすべきかがわかる。


だから今、たくさんの併願校候補を並べていると、頭が混乱して焦ってしまうかもしれませんが、秋までに「軸」を決めてください。メリハリがつけられれば、落ち着きます。

すべての中学受験生と、その保護者の方に、エールを送ります。

f0185839_750328.jpg今日の弁当:
ゆでオクラは昨日夜の残り。おかかふりかけをまぶした。
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by an-dan-te | 2009-06-19 07:50 | 中学受験

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