【中学受験】中受と高受、どっちがお得?
2009年 06月 18日
こじろう中学受験
○ 不安のあった言語能力に早めにテコ入れできた
このまま放置しておいたら、中学に入って学習が成立しにくくなってしまうのでは!? という不安があったのも、中学受験に踏み切った理由のひとつ。国語の成績としては最後までパッとしなかったものの、地道に漢字や語句を積み重ね、日常生活と異なり「設問」の形で切り取った材料で練習を続けることによって、格段に向上した。
国語が科目として得意になるってことは今後もないだろうが(^^;; 他科目の学習や日常生活で困ることはなさそう。
○ 部活の充実度が高い
中学受験をしなければ行くはずだった学校(またろうが通った中学)も、さかんな部活がいくつかはあったが、たまたま良い顧問の先生がいればという感じ。こじろうは濃い部活生活が送れそう。
○ 授業の充実度が高い
上から下まで広すぎる公立と違って、あるターゲットに絞って、教材を選択し、授業を組み立てることができる。
○ 数多い選択肢から私学を選べた
中学からなら私学よりどりみどり。高校からだとぐっと少なくなってしまう。
○ 居心地のよい中学校生活
上の項目とも関連するが、雰囲気の合ったところに入って、本人的にたいへん居心地がよさそうである。
○ 時間の使い方が「少し」うまくなった
時間に追われる塾通い生活は、デメリットでもあったけれど、済んでみれば本人の時間管理スキルを向上させたともいえる。
× 小五小六と忙しすぎ
やっぱりあれはかなり異常な忙しさだと思う。
× 一日集中のすごい緊張感
2/1に凝縮された緊張感。あれは高校受験にはないものだ。一発勝負、たいへんわかりやすいが、当日に熱を出して行かれなかったら? など、心労はかなりのもの。
× お金がかかる
。塾代はどっちにしろかかるのだが、拘束時間の長い中受のほうが高め。三年間の月謝は言うに及ばず。
またろう高校受験
○ 高専という選択肢が広がった
これはまたろうにとってとても大きなメリットだった。
○ 本人の志向がはっきりしてから選べた
やはり、12歳で選ぶよりはずいぶんわかりやすい。
○ 本人の成長を待つことによってできることが増えた
塾に通うなどの勉強を成立させるスキルがある程度追いつくのを待てただけでなく、数学など、勉強の中で得意なものも出てきた。
○ 多彩なメンバーの中でイベントを通して学んでいく
体育祭・合唱コンなどの行事や、職業体験や見学、講演など総合学習については、相当充実していて、むしろ入ってから感動した。リーダーシップを取れる人材や、各方面で才能を発揮する人材にも事欠かないし、その一方いろんなトラブルも起きるし…まぁ何事も経験だな。
○ ぶっちゃけ、高受のほうが勉強がぬるい(^^;;
結局のところ、中受の勉強のほうが圧倒的に細かくてウルサイ。高受は、基本が本人任せなこともあって、基本的にアバウト。将来的には、ぬるくてよかったといえるのかどうか微妙だが…
○ 安い
説明不要。
× 高校入試のシステムは複雑怪奇でわかりにくく納得もしにくい
一発試験で片付く中受と違って、いろんな枠があったり、内申の数え方も中学を通した「相談」とか、わけわからない。公平性とかを考え出すと、あまり納得しにくい面もあるのは確か。もっとも、当日の緊張はその分緩和される。
× 内申で苦労した(-_-;;
これはまたろうだから。
× 中二のとき、いじめに悩んだ
中二というのは、だいたいが「ざわつく」時期。そのときに、雰囲気から浮いて孤立していたため、ターゲットになりやすかったのは痛かった。もちろん、私立に行っていたらいじめがないということではまったくないが、馴染める学校が「もしあれば」その分は良かったと思う。
…結論。はなひめはまたろうでもこじろうでもないのであまり参考にならない(笑)
今日の弁当:
鶏肉とカシューナッツの炒め物をとにかく入れて、あとは適当という弁当。
by an-dan-te | 2009-06-18 07:41 | 中学受験 | Comments(29)
こじろう君もまたろう君も学校選びピッタリ!でしたね。良いな~
うちも、結局はその子なりの人生を歩んでいるのだなあと感じます。
東洋経済の中高一貫校特集を読んでいると、今後高校受験に
注目が集まるかも、的な話もあって、面白いなあと思いました。
わたしはまだ終わっていませんが、上の子を通して、
「案外悪くないのかも」という印象はあります。
早慶に「入りたい」だけならば、高校受験の方がはるかにラクなような。
高校受験のぬるさしか知らない子と、中学受験の修羅場を乗り越えた子が、大学受験で戦うと、そこに因果関係はあるのか?というのは、ちょっと観察してみたい気がします。
5年生長男について本日のお題についてとっても悩んでいます。
うちはSに行ってますが、あの生活ってどうなんだろうと。。
特に男子は高校受験の選択も悪くないのではと考えつつも親子揃って忙しいスパイラルにはまっている今日この頃です。
そうなんですよね~またろうは、中学受験できないし、さりとて内申とれないし、ってことでどっちもダメじゃん!! と思っていたのですが、中学生の間に本格的反抗期が来なかったため親がある程度は手出し口出しできたんですよね。もっとも、本格的反抗期が来るくらいの子であればもうちょっと自分でどうにかできたの「かも」しれませんが…
そうなんです、うちは両方体験するから、はなひめのときは自信を持って選べるのかなと思ったのですが、ちっともそんなことなかったです(^^;;
公立中から都立高校というコースも青春を謳歌できそうでいいですよね。大学受験ということだけでいえば、中学受験のときにきっちり勉強しておくほうがスムーズな気もするけど。
私も「中学受験、ここまでしなくちゃいけないの!?」と思ってましたいつも…。ほどほどに勉強して、受かるところに行くというのも悪くないと思うのですが、大手塾に通っているとそういう雰囲気じゃなくなってしまいますよね、いつの間にか。
アンダンテさんがあげられた高校受験の×3つは(またろうくん型の)息子にとてもキツかったような気がします。中受で良かったのかな。。。
>中二というのは、だいたいが「ざわつく」時期
やっぱりそうなんでしょうか。
息子がイキオイのない反抗期に入ったようで、何を言っても「あー」と「うー」と「別に」「普通」などしか返って来ないので(言い返してもきませんが)もう本当に面倒くさいです。こんなのがクラスにうじゃうじゃいたら先生も大変だろうなー。
そして、こんな面倒なのと受験について真剣に話をするのも大変だっただろうから中受で良かったのかな とも思います。
でも、長男の卒業した中学の評判が近頃悪くて、、、前はこの地域では一番総合評価が高い、と言われていたのですが。次男に「私立ダメなら公立」作戦が使えなくなるとすると、結構厳しいものがあります。〈このことは、近々ブログに書こうかと思ってますが〉
結局のところ、受験生本人のタイプや、進学先の状況、塾や習い事との関係、その時の経済的な問題(不況ということもありますし)、など様々な事柄を総合的に判断して、あとは、どっちの方向に舵をきるかの決断をいつどのようにするか、ということでしょうかねえ。
・・・結論になってませんね。
結果オーライですよ(^^)
中学受験の難点のひとつに、準備期間がみょーに長いというのがありますが、駆け込みで間に合えばラッキーです。
なんかね。中二というのは、親や教師への不信感だけでなくて、自分のもやもやの中身もよくわからないままうねっている状態だとかで、トラブルが多かったです。中三になるとある程度落ち着いたようです。
そうですよね。結論出ません。それだけに、まぁ結局のところどちらでもあり、本人次第といってしまえばそれまでですけど。でもけっこう大きな別れ道ですよね。
公立中は、何年かたつと雰囲気激変してたりするので、またろうのときわりとよかったとしても、はなひめのときにどうだかはわかりませんね。
もっとも そんな勉強方法でも 大学入るのか、それも政経学部にって思うと、中受の意味って…。
もっとも夫いわく、自分は学歴を手に入れるだけが目的だったし、それでよかったと思うけど、自分のような学力(特に英語力)だったら今の時代 入社することもできない…。やっぱり それじゃあ まずいだろうとのこと。
そう考えると どんな環境でも コツコツ努力するpinkが公立中学、基本は遊びたいchobiが中受という選択に 行きついてしまいます。pinkには中受の算数に歯がたたなかっただろう…とか、chobiが中学でサッカーをやりながら5教科勉強するのはつらいだろう…という現実判断を別にしてもね。
結局 学歴…という判断ではなく、そこでどんな生活を送れるのか、なにを身につけたいのかという視点が 学校選びには欠かせない
なというのが 現在進行中の感想でしょうか。
私が中受して一浪して、というプラマイ0みたいな環境でした。それを含めての実感としては、赤ちゃんのオムツが自然にとれるように、年相応の判断や苦難は必要だな、ということでした。遊びも含めてです。向き不向きもありますけどね。まぁ、私の血を引いている子どもたちなので、私立には不向きと夫を押し切りました。まったくまたろうくんタイプの長男は今大学生ですが、高校の第一志望は東京高専だったんですよ〜ダメでしたが(笑)自分がやりたいことが見えてからの(高3の12月!)がんばりは、まさに別人28号でした。今年の夏は知床と小笠原に行くんだそうです。コイツは世の中がどういう状態になっても生き抜いていける、と親ばかですが思います。妹は初の試練でヒーヒー言ってますが、どうなりますか(^^ゞ西原理恵子さんじゃないですが、1000万稼げる男を捜すより自分で500万稼げるようになれ、です(^.^)
公立中の内情というのは、1年1年全く違うので「過去の近所の評判」はあんまりあてにならないですね〜
まだゆっくり考える時間があるし、空くんがそのうち自分で結論だしてくれそうな気もしますね。
またろうは、内申で激しく苦労したけど、逆にいえば、きちんと出すもの出せる子だったら、あまり無範囲テストで高得点を取るような勉強をしないままでも、それなりの高校に行けるんですよね。
それはそれで、大学受験ということでいうと後で困るかも??
> そこでどんな生活を送れるのか、なにを身につけたいのか
そうですね~
> 自分がやりたいことが見えてからの(高3の12月!)がんばりは、まさに別人28号でした。
土壇場で、火がついたんですね。私は、またろうやこじろうの「本気」をいつか見たいと思ってるんですが、私の目の黒いうちに見られるかどうか…(-_-;;
> コイツは世の中がどういう状態になっても生き抜いていける
すばらしい~
その境地に達してみたいものです。
またろうは世の中がどういう状況になってもまったりしている、とは思うんですが(笑)
担任様は、小テストで何点とっても能天気な息子を見て正直「こんなに大らかで大丈夫か?」と思われていたそうです。(はい、大丈夫ではありませんでした。)
幼かったのは頭だけではなく体も。小六~中一にかけて、沢山の乳歯が抜けました。先日も学校で抜いてきて、友達に「おれその歯、四年生頃抜けた」、「まだ生え変わってんの?」と驚かれているそうです・・・・
えっ、歯の生え変わり遅かったですか??
またろうがものすごく遅かったのですが、頭にも関係あったのかな(^^;;
歯医者さんで相談したら、「レントゲンとれば様子はわかるけど、生えた歯を抜くことはできても生えてこない歯を生えさせることはできないんだからほっとけば。そのうち生えるよ」といわれ…
確かにそのうち出てきました(-_-;;
もちろん、低下の原因を調べて対処してこの場で踏ん張ってもよいし、より効果的な場を求めて転塾してもよいし、中受を撤退して高受に切り替えてもよし、どんな未来であれ目の前に広がっているわけです。
どの道も案外悪くはなく、そうかといっていいことばっかりじゃないですけどね。まだ迷う時間もあるし、いちばん好きなのを選んでください。いちばんいいのがどれかわからなかったら、残るのは「好み」ですからね。
それは気がかりですね。でもそこは特に、焦って何かをしようとしてもどうにもならないところなのですよね…
今日の記事「左右同型右から攻めよ」は***さんに捧げるつもりで書きました(^-^)
こんなところに反応してすみません。
うちの息子、生え変わりものすごく遅かった(遅い)です。
中1でたくさんゴロゴロと抜けました。気持ち悪いくらい一気に抜けましたよ。
頭…というか、精神的なものと歯の生え変わりの研究はされてないんでしょうか?。興味深いんですが(苦笑)
(いわゆるお勉強)に能力を使わない、みたいなことを幼稚園の先生に言われました。
だいたいそれが7歳前後ってことで小学校入学時期と一致するそうな。