ホーム・コンサート   

ここ数年のホームコンサートのスタイルは、何かしらゲストをお呼びして、素人演奏と併せて楽しむというもの。

ジャズボーカル&ピアノのときもあったし、声楽の学生さんに来てもらって「素人が伴奏を楽しむ会」というのもあったし、チェンバロ奏者のおうちにお邪魔して開いたこともあった。

しかし、今回は、我が家二人の受験終わっておめでとう、でもあるし、ホームコンサート常連のゆかりちゃんが受験終わっておめでとう、でもあるので、別途ゲストを呼ぶあてがつかないまま、とにかく開催しようということになった。

第一部
(1) 元気いっぱい さぁいこう & 素敵だね - はなひめ
(2) 晴れの日と曇りの日スキップ & 風の丘 - るん(小三)
(3) エリーゼのために - にこばっかい
(4) 渚のアデリーヌ - A(中三)
(5) COSMOS -N(中三)
(6) イギリス組曲 第2番 プレリュード - E(中一)
(7) (歌) 旅立ちの日に - 全員(伴奏 A)

第二部
(8) ファリャ アンダルーサ - アンダンテ
(9) ゴールドベルク変奏曲より アリア - ゆかりしょう5まま
(10) The Last Emperor-Thema - ばっかいず世話係
(11) 中央線(矢野顕子バージョン) - るんちゃんママ
(12) ベートーベン ピアノソナタ《月光》 第1楽章 - Y(高一)
(13) ショパン練習曲 Op.25-2  25-9、プロコフィエフ 戦争ソナタ - ゆかり

おまけ
(14) ザナルカンドにて、アンインストール - またろう
* またろうは昨日学校がふつうにあって、発表会が終わってお茶になってから到着。

こうして実際に聴いてみると、超初心者から超上級者まで、子どもから大人まで、幅広いプログラムはとても聴きごたえがあった。ゆかりちゃんがゲスト、ということで十分なまとまりがある。

今回のホームコンサートでの新顔は、(6)のイギリス組曲と(12)の月光。いずれも、表現したい中身がきちんとあって、それを丁寧に弾いていてとても楽しい演奏だった。

全体に、「音楽が (ピアノが) 好き!!」が伝わる味のある演奏揃い。そういう意味でこんな「粒揃い」の発表会はなかなかないと思う。技術はちょっと…さまざまだけれども…。私としては、ふだんなかなかピアノを弾く暇もない、忙しい友人たちが、このホームコンサートのために時間を作って準備して、そして楽しんで演奏してくれたことがとてもうれしかった。

るんちゃんママの「中央線」は弾き語りの曲だけど、「歌えないので、歌の部分をクラビノーバでお願い」と言われて、急遽昨日の午前中に合わせをした。いろんな音色を試してみたけど、違和感なく、かつピアノの音に埋没しない音色として「オカリナ」を選んだ (はっきりいってあまり「オカリナ」には聞こえないが)。

るんちゃんママは矢野顕子の大ファンで、かつ、ピアノのテクニックもすごく確かなものを持っているので、昨日のは「Super Folk Song」のCDにあった演奏のニュアンスを、細かいところまで頭に浮かべながら弾いていることがわかる演奏だった。私もそのCDは聴きこんでいるので、歌部分を弾いていてとても気持ちよかった。

歌えたらもっとよかったけどね…(^^;;
クラビノーバって、タッチや強弱がピアノと似て非なるものなので、なんか思ったように弾けない。もどかしい。こういう用途(?)には、ピアニカを練習してあればそのほうがおもしろいかもしれない(息で細かいニュアンスが出せるから)。

そして私が、今回の発表会で一番感動した演奏は、またろうのザナルカンドである。ふだん練習しているところはなんとなく聞いているけど、まとめて聴いてみると、それに、やはりまたろうのほうもふだんよりは気を入れて弾いているのかもしれないけど、とても心のこもった、味わい深い演奏だった。音も前よりとてもきれいになった。

しばらく前のホームコンサートではまたろうの「片手」の演奏を聞いていたりするほかの参加者も、「またろうくんこの一年でめちゃくちゃうまくなったねぇ」と感心しきり。そう、うまく(?)なったというより…現時点でもやはり「うまい」演奏とはいえないが、またろうがピアノを使って何かを表現して、それを楽しむことができるようになったことがとてもうれしい。

本人は、「いつも間違わないところを間違った」とかいって気にしてたが、「そんなのどーでもいいんだよ。誰も無傷の演奏なんてもんを、またろうに期待してないって。あれ、ほんとにすごくよかったよ」と力説したら、「なんか馬鹿にされてるような」と言われてしまった。そうじゃないの。そういう問題じゃないんだよ。お母さんは褒めてるんです。
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by an-dan-te | 2009-04-30 07:51 | ピアノ

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