雪解け
2009年 02月 09日
そこでようやく我に返って、家の中を少しずつ片付けている。棚に入りきらずに床置きされていた銀本を縛って資源ゴミに、デパートの紙袋につっこまれてテレビ脇にどかどか置いてあったカリテ束やセンター模試束も捨て、受験とは関係ないが単に片付け損ねていた謎の箱なども空け…徐々に床が見えてきた。
そうすると、春はすぐそこ、という雰囲気になってきて、気持ちが少し軽くなった。
そのタイミングを見計らったように(というか、このブログを読んでいるのでだいたいの様子は知っているのだ)、友人が「優雅な生活を目指す」方向の外出に誘ってくれた。
東京都庭園美術館でやっている、「ポワレとフォルチュニイ」という展示である。これは、それ以前の貴婦人たちの衣装が、こてこてにコルセットなどで作り上げた形をしているのに対して、現在の装いに通じるスタイルを創り上げた二人の作品世界を紹介したもの。
展示されている服も、そのシルエット、生地感、凝ったテクスチャーなどほんとにうっとりするくらい素敵だったけど、またこの美術館の雰囲気がよい。写真は、展示をひとわたり見た後に、中の喫茶店でくつろいでいるところ。ゴマ豆腐のようなものが竹筒に入っていて、黒蜜をかけて食べる(^-^)
近くでバイキング形式のお昼を楽しみ、地下鉄で数駅乗って今度は「万華鏡専門店」へ。
専門店があるということ自体驚きだけど、アクセサリー程度の小さいものから、装置と呼びたくなるほど大きなものまで、ものすごいバラエティー。ひとつひとつ覗いていくと、鏡の角度や、映されるものによって、まったく趣が異なり、またその動きがとても魅力的なのだ。
友人はすでにかなり「つぎこんでいる」様子で、どうやら「作家物」にも手を出していくつも持っているらしい。店の人にもずいぶんつっこんだ質問をしている。
私がいちばん気に入ったのは、シャボン膜を作ってその膜の色の変化を楽しむ万華鏡。膜が重力に引かれて最後は破れるところまでに、虹色がめまぐるしく変化していって、最後は「黒」が勝つ。つまり、じいっと見ているだけで激しく映像が移り変わっていくのだ。単純な仕掛けで複雑な、しかも毎回異なる結果が得られる。
ペンダントタイプの小さなカレイドスコープを一個だけ買って帰った。私は多分、高価な作家物とかに手を出す方向には走らない…と思う…けど、万華鏡を手作りする講座の案内があった。これはちょっと危険なにおいがする(^^;;
今日の献立:
鶏がらダシの野菜スープ(大根、小松菜)、サラダ(豆腐入り肉団子、キャベツ、ゆで卵、プチトマト)、糠漬けきゅうり、ごはん
by an-dan-te | 2009-02-09 10:51 | 休日 | Comments(6)
我が家は昨日から日特が始まりました…
ヒロシです…ヒロシです…(古っ!)
いよいよ日特ですね!!
テストもあって授業もあってたいへんだなぁと親は思っていましたが、そのわりに日特は楽しみにして通っていました。特に学校別になってからは。親も早起きたいへんだけどがんばってね。
(もう一人控えてるとなるとまったく他人事じゃないわけだが)
庭園コンサートにも一度は行ってみたいんだけど…
でも、既に「優雅な生活」を始められているとは…
ならば、2月最後の土曜日の午後は、お暇でしょうか?
例の講座(今回はチェロ)があります
そのころは、すべて決着がついている???