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理系家族??   

私とよしぞうは同じ学科で出会ったわけだから、家族中が理系っぽいかというと実はそうでもない。

よしぞうが純粋理系なのはもちろんだし、またろうも同様。数学と理科ができて英語や社会がダメダメなのだからどこにも迷うところはない(よしぞうは国語がまたろうよりはよかったらしいが)。

一方、私の方は、中学受験時の得意科目は理科と国語。算数はいまいちで社会はぜんぜんダメ。大学受験のときには、社会と数学どっちが嫌かといわれればそれは社会、というのと、あるくだらない理由により、理系を選択。

科目でいうと、得意な順に、物理・英語・国語・化学ときて、「数学がなくて受けられるところがあったらうれしいんだけど」状態。しかしこれは相当まずい話で、ふつうに考えて、数学がない物理なんて何の役にも立たないわけで、物理系とかに進むわけにはいかないってことはさすがに当時の私でもわかっていた。

私の友人で、数学がすごく得意なくせに物理と化学が驚異的にできなかったという人がいる。この人は結局大学に入ってから文転するという細い道を通って現在の専門(心理系)にたどり着いたのだけれども、自分が何をしたいのか何をすべきなのかがわかるまでは、けっこう険しくて山あり谷あり。

私に言わせれば、数学ができて物理ができないってことはありえないと思うが (たぶんその友人に言わせれば、物理ができて数学がダメってのはありえないということになるだろう)、得意不得意がこのように「変なかたち」になっている場合は、進むべき道はたいへんわかりにくい。

しかし、わかりにくくはあるが、その分、もし自分の「変なかたち」がすっぽりおさまるフィールドを見付けることができれば、ものすごく強いということになる。

私の場合は、理系に文系が混じったような学科に進学し、就職してから「言語」に転向して、現職では「技術翻訳(の品質管理)」というところにたどり着いたのだけど、これほど私にぴったりなところはない。技術分野については話としてわかっている必要があるけど、数学ができなくてもぜんぜんかまわないし(笑)、あとは英語が読めて日本語が書ければよい。そして私の一番の得意分野は、言葉を機械的に処理すること。

ふつう、子どもたちが「大きくなったら何になりたい?」と聞かれて並ぶ職業は「お花屋さん」「電車の運転士」「幼稚園の先生」「お医者さん」…何をどうやったって今の職業は思いつかない。親も子どもをみて「この子は自然言語処理のセンスがあるね」なんて思うことはゼッタイないわけで、ずいぶん大きくなってしまってから、というより大人になってしまったあとで、自分がぴったりハマる分野をみつけていくしかない。

またろうが進むべき方向については迷う余地があまりないが、こじろうは今後ものすごく迷うときが来るだろう。こじろうは、現在のところ、得意科目が算数と理科、不得意が国語と社会ということで、それだけ聞くとただの理系みたいだけれども、算数や理科の中身はよしぞうやまたろうとはまったく違う。数や図形、空間に対するセンスやひらめきではなくて、処理能力の高さとある種の要領でなんとかしている雰囲気があり(「数学的センス」参照)、実は父ゆずりではなく母ゆずりの素養のような気がする。

そうだとすると大学に進むころには数学あたりでけっつまづいている可能性がある。母に似たところがあるといっても、言語系がとことん苦手といったらもう別人としかいいようがないし、幸い、母が持っていない何かも持っているようなので、あとは自力で父や母が思いもつかないような「あっ」という落ち着き先を探してくれることを祈るばかりである。

つまり、この家族の共通点は社会が苦手ってとこだけ。はなひめがどうなるかはまだわからないが…

by an-dan-te | 2009-01-29 12:59 | 兄弟

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