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模試を前半だけ解かせる(二月の勝者)   

「二月の勝者」3巻で、模試の過去問をテスト形式でやらせるときに

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「ふつうに解かせる」と
「前半だけにして(時間はふつうで)解かせる」
を比較しているシーンがありました。成績下位の子たちの場合ですが。

それで、「後半ちぎって捨てちゃった」にするとなぜか偏差値が上がるという現象が…

多くのテストで、基本的な問題が前のほうに並び、あとのほうに応用的な問題が出てきますが、
どのみち後半解けないなら、
最初っから前半だけ提示する。

元々、本人が「解ける問題を選択して時間効率よく得点する」ができていればそんなことしなくてもいいんですが、
それがてきぱきできるような子なら成績下位になっていないわけで、
迷ったり慌てたりしないようにあらかじめ限定してしまえば成績が上がるというわけですね。

ただ、実際の入試問題は、難易度順の配置になってるとも限りませんし…

どうすれば「解ける問題を選択して時間効率よく得点する」ことができるのか。

うちには子どもが三人いましたが、真ん中(こじろう)についてはこの戦略が素晴らしくできる子で、なんの心配もいりませんでした。

ところが、上(またろう)と下(はなひめ)についてはこれが当たり前なことではないらしく、けっこう「なんでこうなっちゃったの!?(o_o)」という結果に何度もお目にかかっています。

そういう子の場合は、(入試の)過去問演習の際に、解けなかった問題を個々に振り返って解き方の確認をするだけではなくて、ぜひ丁寧に、解く順番や見切りの付け方を親子でいっしょに考えてみてください。

模試ほど構成が安定しているわけではないかもしれませんが、学校によっては同じような型で毎回作られていることも多いですから、数回分、「解く順戦略」を練習してあれば取りこぼしが減ります。

「二月の勝者」では成績下位の子について「後半捨てさせる」実験をしていましたが、別に下位じゃなくても、勉強そのものよりも相対的に「解く順戦略」が下手な子がいますから、そういう場合はきちんと具体的に工夫の仕方を練習するとよいことがあります。

…そういう、ぼーっとした子でも、大学受験になるころには「たいがい」そのへん自力でできるようになっていると思います。たまに例外(またろう)あります。

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# by an-dan-te | 2019-11-13 23:52 | 中学受験 | Comments(0)

「ジャイアントキリング」の条件   

「二月の勝者」3巻の最後に「ジャイアントキリング」という言葉が出てきます。

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これは、成績下位からのスタートで難関校に合格するびっくりケースを指しますが、
このようなことが起こる条件を考えてみます。

まず、最も中核となる条件は、「受験勉強の進行が遅れていること」。
要するに、勉強してないため、低い成績しか(現在)出ていないということです。

これは、受験を思い立つのが遅く入塾自体が遅いケースもありますし、
入塾はしていたけれど忙しかった(他の習い事など)とか、
やる気がなかった(^^;;、あるいは
勉強の仕方がわからなかった、
などの場合もあるでしょう。

そして、次に重要な条件は、ある時期を境にその後は学習がきちんと効果的に積み上げられるようになったということです。

このためには、本人の意志、能力、そして環境(時間や指導も含む)の三拍子が揃う必要があります。

そのようにして、集団のはるか後方からものすごい勢いで追いかけていき…

だいたい、入試の直前には模試がなくなってしまいますから、そこからの伸びは観測できません。最後に観測できた実力(偏差値)は低めに出ているわけです。

最後の条件としては、当日のコンディション、問題との相性などが「悪くない」ということです。「すごく良い」ならなおよいですが…

爆上げ中は、なかなか実力が安定しません。実力が安定して半年~一年を経た子であれば、多少何かあってもその実力どおりの結果を出しやすいですが、「猛追中」の子が合格をつかむには多少の運(少なくとも、運が悪くないこと)が必要です。

つまり、「勉強をしていなかったこと」「ある時点からきちんと勉強できたこと」「運」この三拍子揃うことがジャイアントキリングの条件です。

そう考えると、別に狙ってやるようなこっちゃない、とわかります。余裕を持って準備して、実力を安定させ、ドラマなく受験終了するのがなによりです。別に傍から見ておもしろくはありませんけどね。

漫画の中では、まるみちゃんという不登校の子が、のんびり受験のつもりでいたところ、JGに行きたいと突然思って成績爆上げしていますね。あと、遅れて参入したサッカー少年とか…テツな子とか…そのへんが「ジャイアントキリング」候補のようです。

スポーツとか、趣味(〇〇オタ)とかで既に得た知識、思考力、集中力を動員して受験勉強することで短期間でも成果が上がるわけです。

娘は、あんなにきちんと対策して無風で中学受験を終えたのに、大学受験ではやや「ジャイアントキリング」的に先生方をびっくりさせることになりました。勉強の進行が遅れていただけのことでなんの自慢にもならず、よいこは真似してはいけません(-_-;;


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# by an-dan-te | 2019-11-10 07:56 | 中学受験 | Comments(0)