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by an-dan-te | 2015-08-22 09:00 | 中学受験 | Comments(104)

終了組カテゴリー、待ってました!!   

放置気味の当ブログですが…

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最近は本館ブログ(音楽)がメインなので毎日はチェックしていなくて、しばらくぶりに見たら、ブログ村で新カテゴリーができていることを知りました。

「中学受験終了組(本人・親)」っていうの。

いいですね~ぴったりです。「中学受験(本人・親)」はやっぱり現役組メインかなというのがあって
(こじろう中学受験のころは、ほんとにずらり上位が現役なのは当たり前だったんですよ!!)
ポイントも4割だけにして、記事更新も間隔を空けていたけど、「中学受験終了組(本人・親)」ならそのまんまですから好きなように更新も割り振りもできますね。

今、月イチまったり進行でアクセスラボに連載コラムを書いていますが、
一年間一区切り、九月で終了です。
でも、もう一年書きませんか?? という打診をいただいたので、

二度目の中学受験が済んで、その子も四月には高校入学という人に
頼む方も頼む方だし(^^;;
書くほうも書くほうだ(-_-;;

とは思うんですけど、何が書きたいのか、何が書けるのかをもう一度まじめに考えます。

また現在、このブログには、膨大な過去コンテンツがあり、
一方、最近の更新は少ないですから、

ブログ村から飛んでくるよりも、検索エンジンとか、ブックマークから読んでいただくことがずっと多いんですよね。そんな性格を考えると、新しい記事を書くというより、参照性・検索性の向上というのがいいかもしれません。


というわけで、たぶん今週末に移動の作業をします。

長いこと…ほんとに長いこと、このカテゴリーにお世話になりました。こじろうが小六のときからだから七年間です。ここより古株は「鳥居りんこの母の人生に、子どもの受験あり !」と「地頭でわが子と挑む中学受験」くらいでしょうか。その間、三人の子どもの受験終了、出版、様々な人との出会いなどいろいろなことがありましたので感慨深いものがあります。皆様長い間ほんとうにありがとうございました(って、初めのころの読者さんはふつう残ってないと思うけど)。

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by an-dan-te | 2015-08-20 13:16 | 中学受験 | Comments(2)

本人の意図を汲むって難しいよね   

小学校の「お受験」ならもうあらかたは親の意志で決めるしかなくって、
大学の受験ならもうあらかたは本人の意志で決めるけれど
(親のほうからも「スポンサーの意向」というのは当然あるとして)

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中学受験というのはその間のどこか。

本人のためのものであることだけはわきまえておきたいんだけれど、
本人が表面上、述べるところの意見を文字どおり受け取っていいかどうかはやや微妙。

小学校四年生~六年生のときに本人が考えることと、
その六年後、十年後に考えることは違うかもしれない(というか、ふつう違う)。

親としては、
今の本人だけでなく、将来にわたる本人の意志を汲み取る
というややこしいことをしなくちゃいけない。

将来も見通すということになると、
現在見えている本人の特性をベースに、
親として子どもにどう成長してほしいというポリシーも加味しつつ、
予想と希望をないまぜにしたイメージを頼りに方針を決めることになる。

今日、akira先生のブログ記事「野球を続けたいので塾を辞めます」を読んで、考え込んじゃったんだけど、

この子の場合、とにかく発言からいえば本人の意志は
「算数は好き。ただ、宿題をやっていかないと
怒られるし、野球の方が楽しいので塾を辞めたいなあ。」
だったわけだけど、

akira先生が「うまく」説得したんですね。それで結果は、六年生になったころには
> 「あれ、野球はいいの?」と聞いたら、「あっ野球はもう辞めました。勉強の方が楽しいので」
という具合になって、麻布合格。

ということで、少なくとも数年後の本人には納得・満足してもらえる流れになったわけで、これは成功例といっていいのでしょうね。

けど、先生の「うまい」説得の中身ってのはけっこうアヤシゲで(笑)

> 「野球をやりたいなら、残り2年半一生懸命勉強して
> たとえば、大学付属に入れば10年間思いっきり野球ができるぞ」
> という話をしました。2年半と10年。どっちとる? というような話でした。
なんか、受験をするのとしないのとを比べてないんです。野球が(思うように)できない2年半(中学受験が終わるまで)と、その後の学生生活の長さを比べています。

野球をやりたい気持ちを逆手に取り、受験を気にせず打ち込める期間を長くしたいということであれば、
・大学がついてるところを中学受験する
・公立中に行って、大学がついてるところを高校受験する
の比較が妥当かもしれません。ほんとうに野球重視であれば後者に傾きそうですが(中学受験組が野球で長く活躍するのは難しいこと、中学受験より高校受験のほうが短くて済むことなど)、そういった諸々を言わずに「2年半と10年。どっちとる?」なんてほんと、大人ってズルイよなって感じなんですけど。

仮に、考えられるすべての要因を公平に?説明して、本人の意志を確認したとしても、あくまでその理解は現在の本人のものですから、そのとおり受け取ればhappyとも限りません。結局、どこまでいっても。

それよりは、大人が本人にとってよい道を全力で考えて、そこに向けて誘導する。

というのがこの話のポイントだと思います。

ただ、akira先生は、「算数にはセンスがある生徒でしたし、正直もったいないと思いました。」ということなので、この子にとってどっちの道が幸せかということよりは「中学受験で十分やれる」子なので中学受験方向に説得したということなのでしょうね。中学受験塾たる日能研の先生なのですから、この視点となるのは当然です。

つまり、どういうきっかけを作って本人の意志を確認するか、どういう道が本人にとっていいのか推し量る、という部分は塾の先生ではなくてやはり親がやってその結果も責任取らなくちゃしょうがないんです。もちろん、その検討の材料として先生に相談するのは役立つかもしれないし、いざ「うまく」説得するとなったらプロの出番をお願いすることになるかもしれませんが。

この話では
> 親御さんは本人次第。そんな状態でした。
と書かれていますが、案外、もう親の気持ちは「この子には中学受験のほうが向いている」という決断済みで、背中を押してもらうためakira先生のところへよこしたというのも考えられますね(^^;;

親の「中学受験サポート」の根っこは、この、「本人の真の意志を汲み取る」という部分です。
ここがぐらついていて、子どもの姿を見失って単に親の願望を投影していても、
うまく親が「誘導」「説得」しちゃっていると親自身もズレになかなか気づかないってことはありえます。(つづく)

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by an-dan-te | 2015-08-13 21:27 | 中学受験 | Comments(0)

教育虐待に陥らないためにこれだけは   

私が「追いつめる親」を読んでちょっとびっくりしたことのひとつは、(エピソードの中で)親の暴力がけっこう多かったこと。

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毎日のように殴るとか、熱いお茶をかけるとか(!)…

お茶かけると後始末がめんどくさくない?? ということはさておき、なんというか、私だって子どもたちの受験の世話をしていて感情的になったことがないなんて主張をするつもりはまったくないけれど、どんなに感情的になったときでも、殴ったりするという発想はなかった。

だって、たかが勉強でしょ?? 殴るようなことじゃないし…

教育熱心と教育虐待の境目は、自分では判断つけにくいってこともあるかもしれないけれど、少なくとも暴力が出てきたら行きすぎ。いくら勉強しなくても、点数が悪くても、命に係わるようなことじゃないし、人間として許されないってことでもないんだからね。

だから、その線はとにかくアウトっていうことでいいと思うんです。しかしもちろん、空気や言葉で真綿のように首を絞めることはできるので、暴力がなきゃOKというのはいえませんね。

(1) 子ども自身のために

この本の副題に
「あなたのため」は呪いの言葉
ってあるけど、「あなたのため」という言葉で親の勝手な願望をくくるから呪いになっちゃうわけで、
真に「あなたのため」を貫くべし、というのがものすごく重要なところだと思います。

子どもがどういう時期にどういう勉強をして、どういう学校へ行って…人生の幸せをつかむのかっていうこと。

理想像はいつでも、子ども自身から見えてくるはず。「○○家の人間だから」とか「私の子だからこれくらいは」というのではなくて、子どもの現状があって、そこを出発点に、これを足してみたらどうか、この学校に入れたら似合うか? ということを考える。

子どもの口から出た「こうしたい」にいつも従わなきゃいけないという意味ではなくて、
子ども自身が成長したあとの将来の視点まで含めて考えて、
真の「本人の意思」に寄り添うように。

ま、実際のところ難しくはあるんだけど。

(2) 将来のために今を犠牲にしすぎない

実務上、行きすぎを防ぐ便利な心得としては、
「将来のために今を犠牲にしすぎない」
というのがあると思います。合格したあとのバラ色の生活のためには、今の生活のすべてを犠牲にしてでも云々というの、それ、なんだかうさんくさいです。

享楽的にだらだらと日々を過ごせというんじゃないですけど、
将来のための積み重ねであっても、今もちゃんと喜びを持ってできるくらいの範囲にしておく。
そうすればそんなに巨大な勘違いにはなりません。

そして、

(3) 親は親自身の人生を生きる

要するに、親自身のやりたいこと…まぁ自己実現といってもいいですけど、そういうものが子どもとは違うところにちゃんとあるってこと。

過去にひどい虐待をしてきた親の中には、子どもに託す自己実現以外の道を断たれたという状況に追い込まれた人も多かったと思います。特に、私の親あたりの世代というのは、特に比較検討するわけでもなく、自分に向いているからでもないのに、自動的に「昭和の企業戦士を支える専業主婦」になってしまったので、子育て以外にクリエイティビティを発揮し自尊心の元となるようなものがなく、しかもそのようなことでどんな心の闇が生まれやすくなるかについて無自覚であることが多かったのではないでしょうか。

しかし私の母は専業主婦だったわけではなく、むしろかなり稼いでいた(昔のピアノ教室は営業力が特になくても生徒がたくさん集まったんです)のですが、仕事にも家事にもアイデンティティを感じることはなく、いっちゃなんだけど「私一筋」だったようです。重いです。

だから仕事をするしないの問題に限ったことではないのですが、ともかく、子どもがどうであるってことが親の勲章として必要だという状況にならないように。


…と、これまで子育てをする中では(1)~(3)のようなことを考えていたと思います。そんなにはっきり分けて考えていたわけではないですが。

「追いつめる親」の巻末には、「親として、教育虐待をしないための心得12」というのがまとめられています。おおたさんの記述は、基本線において私が考えていたことと同じ方向だと思いますが、ずいぶん切り口が違います。「6. 「なぜ勉強しなくちゃいけないの?」を考える」とか「12. 「子どもは社会の宝」の二つの意味を思い出す」などは、なるほどそこから来たかと思いました。

12. はこれだけじゃ何のことかわかりませんが、つまり子どもは社会全体で守り育てていくものであるということ(これが一般的な意味)、それともうひとつ、子どもは決して親の私物ではなく、そのうち社会に「お戻し」しなきゃいけないということです。

子どもに親の人生を生きてもらうことはできない。子どもと親は別の人間である。結局のところ、それが問題の根っこですね。

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by an-dan-te | 2015-07-30 13:08 | 中学受験 | Comments(10)

教育熱心と教育虐待の境界   

子どもの中学受験の面倒を見ていると、これは「教育虐待」に地続きの世界だなという感じることがある。

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親が「子どものため」に世話をするのはごく当たり前のことで、たとえば食事をちゃんと作ることだって変わりはないわけだが、そこにはやはり何らかのニュアンスの違いがあると思う。

ごはんの支度をするというのは親なら誰でもすることで、
中学受験はしないほうが多数派だというのがひとつ。

おいしいごはんというのは何か目に見える成果を求めている行為ではないけれど、
中学受験というのは成果を出そうとしているというのがもうひとつ。

そして「成績」「偏差値」「学校ランキング(!?)」みたいなわかりやすく物差しがあるフィールドっていうところが決め手かなぁ??

世の中にはたいへん気の利いたお子さんもいて、親は塾の月謝を払いさえすればあとは自主的に着々と学習を進めてくれるということもあるだろうけれど、大方の子どもは、ほどほどのやる気とほどほどの段取り能力しか持っていないわけで、そこはさすがに亀の甲より年の劫、親が何らかの介入をしたほうがうまくやれるってことは多い。

親が手をかける→ちょっとうまくいく
もっと手をかける→もっとうまくいく

というあたりまではしばしば実現してしまう。しかし、親が完璧サポートしたら子どもが最難関に行けるように思うのはたいていの場合錯覚なんだけどね。子どものポテンシャルでだいたいのラインは定まっているもので、親ができるのなんてせいぜい目に見える障害を取り除いて本来のポテンシャルを発揮させることくらいなのだ。

親がどのくらい「錯覚」したままのっぴきならないところまで突っ走れてしまうかは子どもの素質による。いっそ子どもがぜんぜん箸にも棒にもかからないくらいだと(^^;; 教育虐待の重症化も起こりにくいんだけど、期待が膨らんだあとに軋みが出てくるとね。

私は自分が「教育虐待」をされたのではないと書いたけれど、自分が子どもにそういうことをする危険は大いにあると感じていたので、極力その道に踏み込まないように気をつけようと思った。

子どもを三人産んだのも、自分が一人っ子で逃げ場がなかった体験から来た部分がある。実際、一人の子どもに集中できないので、他の子のあれこれに気が逸れてるうちに「まぁいいや」という気分になりやすく、一定の予防効果はあったように思う。けどどうもいろんな事例を見ると、子どもが複数いるからって安全じゃないらしい。ある子だけに過剰な期待をかけ、別の子はわりと放置なんてこともあるみたいですね。

あと、親が子どものこと以外に関心を持ってない状況はたいへん危険なので、仕事とか趣味とか、とにかく自分が人生でどれだけ「やれてる(?)」かという感触は子どもの出来不出来とは別のところに存在する、というふうにしておこうとした。

たぶん、この二点目というのはむちゃくちゃ本質的なことで、要するに子どもがわが人生じゃないってこと…実際、子どもたちの受験を三回経験して思ったのが、私はいわゆる「教育虐待」の典型例にはハマりにくいということだ。それの主な理由は、なんというか「上」を目指してないってことで、私はある意味かなり熱心だったとは思うんだけど、少しでも「上」の偏差値をとってほしいとか「上」の学校に行ってほしいという気持ちがなく、本人にとって「ちょうどよく」居心地のいい学校へ、できれば受験勉強についても「やりきった」感触を持って入学してほしいと思っていた。つまり、子どもの幸せ追求ということでは贅沢でこだわりを持っていたけれど、「一番」とか「最難関」ということには価値を置いていなかった。

「追いつめる親」を読んで思ったのは、確かに私が「上」志向じゃなかったことは、ひとつの好条件ではあったかもしれないけれど、それで安全ともいえなかったということだ。

本の中では「子供を追い詰める「約束」」「理性の皮を被った勘定」という項目に書かれていることが大きなポイントなんだけど、要するに

・現状の問題点について「話し合う」
・「約束」をさせる。生活の条件とか、勉強の仕方とか。
・子どもが「約束」を破る
・叱る(子どもが約束を破ったから、叱らなくてはいけないという理性の形をとって)

という一連の流れ。これはまさに「教育熱心」と「教育虐待」が地続きのところなのであって、カタチだけでいえばその両者は共通している。私は上昇志向ではなかったかもしれないけれど、「きちんと」勉強をするということを体験させたいとは思っていたわけで、それはいつでも「あっち側」に転がる可能性を孕んでいた。

「こっち側」と「あっち側」の分水嶺はどこにあるのか…(まだつづく)

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by an-dan-te | 2015-07-26 11:13 | 中学受験 | Comments(6)

「あなたのため」は呪いの言葉!?   

ネグレクトの挙句、子どもを餓死させてしまうような親は論外だけど、「あなたのためよ」といいつつ親の価値観でがんじがらめにしていくのもそれはそれで怖い。肉体は死ななくても魂の殺人である場合も。

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おおたとしまささんが書いた「追いつめる親」という本は、今までの名門校アゲ路線から考えるとずいぶん毛色が違う。えー、おおたさんってそっち側(光と影の、影のほう)にも詳しいの?? とか失礼なことを考えながらページを開いたが…

最初に出てきた事例を読んでさっそく「ぐ」と詰まる。
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千佳さんが高校生になると、さすがに勉強のことをとやかく言うことはできなくなる。しかし母親はさらに干渉を強めた。理由が何かは忘れたが、とにかく毎日約3時間は怒鳴られた。精神的な成長に伴って親を必要としなくなっていく千佳さんを、なんとか自分の管理下にとどめたいという気持ちだったのだろう。ただし、本人の意志でそうしているのではない。無意識でそうしてしまうのだ。
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これ、まったく私と私の母の状況と同じ。何か些細なきっかけでお説教が始まり罵倒となり、最低2時間はかかるコース。双方泣きわめき、母が「あんたは冷たい子だ。将来かならず私を捨てるだろう」というフレーズで〆になるのがお決まり。

きっかけはやはり些細なことすぎて忘れたが、なにしろ私は品行方正(笑)とはいわないまでも、親にそんなに怒られるようなことは何もしていない。繁華街で遊ぶでもなく酒もたばこもやらないし、家と学校と本屋を往復しているだけの地味な子だったものね。子を持って知る親の恩、という言葉があるけど私の場合は、子を持って改めて思ったのが「怒られるようなことは何もしてなかったぞ」ということである。

とにかく母としては、私が母の価値観からはみ出していくこととか、母より友だちに打ち明けるようになったこととか、そういうのがたまらなく嫌だったんだろうと思う。「嫌」というと柔らかすぎる言葉で、むしろ世界が崩れ落ちるような痛みだったのかもしれない。

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父親は見てみぬふりだった。千佳さんが助けを求めると、「ごめんな。大人になるまで我慢してくれ。大人になったらお母さんの気持ちもわかるよ」と言われた。両親の仲は、悪くはなかった。
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ここもそっくり。私は大学生になったころ、うちの状況は異常だという確信を持つようになり、大学の公衆電話から会社にいる父に電話をかけて助けを求めたが、父は「二人で話し合って解決してくれ」と言うだけで何も助けてくれなかった。父は母にも私にも十分な愛情を持っていたとは思うが、その二人の関係がこじれて虐待に発展していても、そこに分け入ってくる勇気はなく、見れども見えずを貫いていた。

そんな具合で、この本はなかなか心穏やかでは読めなかったのだが、読み終わって思ったのは、私が受けたのはこの本で取り上げられているような「教育虐待」ではないということ。親の価値観の押しつけという面では同じなんだけれども、やはり何か歪みの性質が違うような気がする。

母は、私が「世間的に恥ずかしくない」学歴を身に着け、そして24歳くらいまでに(笑)嫁き遅れず結婚することを望んでいたが、なにしろピアノ科出身でもあるし、いわゆる難関大のランキングというものはあまり知らず、関心がなかった。母にとっちゃ東大早大慶大上智ICUその他、じっぱひとからげでノープロブレムというくくりであったと思われる。だからたとえば、私の駿台での成績が多少上がろうが下がろうが、そのことについては別に何も言われたことはない。

母は、私が母と違う好みや考え方を持った人間であるとか、成長して母から離れていくとか、そのこと自体が許せなかったので、もちろんそれじゃ私にはどうしようもないわけだけれども、逆にいうと、私は何か努力をして母の意向に沿うようにするという道が断たれているので、母の価値観に沿って長年がんばってしまうというようなことはできなかった。

そのことは幸いなことだった…!?

教育虐待の場合は、「あなたのため」といって勉強をさせる、重圧をかける、仮に同じ程度のことをしても、それでやれてしまって大学まで行けてしまう、あるいは大人になってしまうという場合もあれば、途中で押しつぶされてしまう場合もあるけれど、とにかく子どもの側が一生懸命努力して「上」を目指すことによって、少し後まで破綻せず突っ走ることができるというのが曲者だ。

そして、その限りにおいては、子どもの教育においてむしろ成功した、「成果」を出した親ということになる。

うまくいっている間だけを見れば、単に教育熱心な「よい」親との違いは傍から見てそんなにはっきり区別できないかもしれない。

それなら教育熱心なのと教育虐待まで行くのの境目はどこなのか、どうすればそこを踏み越えないで済むのか…(つづく)

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by an-dan-te | 2015-07-21 22:26 | 中学受験 | Comments(6)

いじめ対策、学校と先生ができること   

岩手の中二自殺で、中学校の対応に非難の声が集まっているようです。「殺人学校」呼ばわりしている教育評論家もいるくらいです。

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私は、学校の対応はものすごく常識外れというほどのものではなく、「ふつう」かなと感じました。
「良い」という意味ではありませんが、「よくある」という意味で。

公立中学校において、先生はいじめ対応以外に山ほど仕事がありますし、心理の専門家でもありません。どうすればいじめがなくなるかもわかりませんし、学校をよくすることに対してモチベーションを持っていないことが「ふつう」です。努力してもしなくても毎年生徒はやってきますし、仕事もなくなりませんから。

前に、またろうがまさに中二だったときにいじめで大変だったという話を書いたことがありますが
(「ある公立中のいじめとその収束」参照)
いじめはほとんど空気を吸って吐くように日常的に存在していて、先生もいちいち対応できる分量ではありません。ジャージがゴミ箱に捨てられたり、靴の中にはちみつがべったり塗ってあったり、そんな程度では警察に連絡するようなことでもありません。(またろうが受けていたのはカツアゲでも、怪我するほどの暴力でもないので)

無視やからかいや物への暴力や、怪我しない程度の本人への暴力…毎日積み重なれば本人にとっては重大な問題です。私とよしぞうは担任の先生に直接相談しに行き、対応してくださるという話でしたが…

対応そのいち、校長先生が朝の会のときに「いじめはいけません」って話をしたのですがそんなものでおさまりません(笑)

対応そのに、担任の先生がいじめをした側とまたろうを両方呼び出していわゆる「手打ち」…
いじめた子「ごめんなさい」(←先生が無理やりいわせる)
先生「もうしないわネ」
というのがありましたが、またろう曰く、これ最悪だそうです。その場にいたたまれない気持ちなのはもちろんですが、いじめがエスカレートすることはあってもこんなことではおさまりません。

他に何をすればよかったのか、私もそんなにいい知恵があるわけではありませんが、ちゃんと効果のあった対応もありました。「クラス替え」です。

いじめをした子とされた子を物理的に離し、いじめられた子のクラスには、いじめっ子たちにも押さえの効くリーダータイプの子と、力のある担任を配置します。

これは効果ありました。ただ、この手は学年の変わり目にしかできません。それまでの半年以上が非常に長く感じましたが。

起こったあとの対策としては、なかなか特効薬はないように思います。クラス替えはいいですがいつでもできるわけではなく、そもそも単学級の学校ではそんなものはありません。

ほんとうは起こったあとにどうこうするより、いじめが起きにくい風土を醸成するほうがずっと根本的な対策といえます。公立中よりはるかにいじめが少ない私立中は多数ありますから、それをモデルに考えれば何をするべきかはわかるはずです。

しかし、突き詰めて考えれば考えるほど、公立中のなかで、いじめが少ない風土を目指していくことは実際問題難しいだろうとも思います。第一、生徒を選抜することはできませんし、「空気の教育」をしようにも学校として強力なポリシーを作ることもできません。校長先生が異動になればまたがらりと変わってしまいます。やれることに限りがあるのです。それに加えて、いじめ撲滅(低減)を目指すモチベーション自体が教職員の中で非常に曖昧というか希薄です。

結局、学校の変革を待つより先に、私は公立中から私立中へ逃げ出し、子どもも下二人は私立(もちろん私立ならどこでもいいわけではない)に入れて、個人的に平和をむさぼっていた(いる)わけですけどこれって世の中全体ではちっとも解決になってませんね。

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by an-dan-te | 2015-07-10 13:29 | 中学生活 | Comments(8)

長い夏休み、時間枠を作って活用しよう(アクセスラボ最新記事のお知らせ)   

七月になりましたのでアクセスラボ最新記事が出ました~

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テーマは夏の時間活用です。季節ですから。
長い夏休み、時間枠を作って活用しよう (←記事リンク)

いやー、自分が小学生のころは、
目の前に夏休みが広がっているときには、あれもこれもできるような気がしていたのに、
終わってみたらあれもこれもやれてなくって、なんかあっという間に終わっちゃった…
ってことに必ずなっちゃうのはなぜだろう、って思っていました(^^;;

ま、今も、何にも用事がないはずの日曜日がなんであっさり終わっちゃうのか、って思ってますけどね。

今は「なんで」のところはなんとなくわかっています。
人は、区切られた時間なら出せていたパフォーマンスのまま、
長い時間突っ走るってできないんです。

だから夏休みも、時間をできるだけちゃんと区切って、何をやる「枠」なのかラベルを貼って活用していくのがコツです。

そもそも、各塾がいっせいに色めき立って「天王山」とか煽っているのは、この「枠」づくりを手伝ってあげようという親心です(商売上の必要性ももちろんありますが)。

「枠」のサイズと「やること」の大きさが合っているとやりやすいんで、うちでは(はなひめの六年生のとき)枠のサイズをいくつか設定して、やることによって使い分けていました。「枠」はぎっしり詰めたりしないで、ちゃんと小さな隙間(気分転換、休憩)や大きな隙間(遊び)を持たせます。それでも「枠」なしでのんべんだらりとやるよりきっと捗りますから、ここはあまり欲張らないで設定するのが吉です。

いわゆる夏休みの計画というようなものも特に立てないで、枠の大きさごとに「やることリスト」を用意して、リストの中は優先度順、リストが短くなったら追加する、というようにやっていました。

このやり方のいいところは、計画倒れというものがなくって、「やれたところまでが計画です」。
枠をきちんきちんと消化していれば100%達成といってよく、
仮に予定が狂ったりとか(数日寝込んだり)しても、その分の枠を「なかったこと」にすればそれで終わり。

はなひめの小六夏はそんな感じで、とても「やりきった」雰囲気で〆ることができました。
「やりきった」気持ちでいければそんなに疲労感はたまらないものです。

あ~計画からすごく遅れちゃった、とか
なんかだらだら過ごしちゃった、とか
あれもこれもやらなきゃ、キーー、とか

「疲れ」ってわりとそういうものでしょ。勉強の場合、別に身体的に「筋トレ」「走り込み」してるわけじゃないので、疲れは勉強量に比例しません。やることをきちんきちんと消化していくと、疲れを溜めずに気分よく秋を迎えられます。

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by an-dan-te | 2015-07-01 21:24 | 中学受験 | Comments(2)

早め通塾開始のメリット   

「遅い通塾開始から追いつく方法」記事の続きです。つまりここでいう「早め」は五年生でなく四年生、大手塾の本格カリキュラム開始時のことであって、低学年のことじゃありません。

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新五年生で通塾開始しても、塾のカリキュラムに「穴」があるわけではありません。入試が始まるころになって、「あれもこれも習ったことない」「四年生でしかやらなかったんだって!!」なんてことはないんです。必ず、ぐるぐる繰り返し出てきて徐々に深めていくシステムですからね。

なので、そのぐるぐるの何回目かのところからは合流してゆるゆるとついていけば、なんだかんだで入試に間に合うように「到達点(その子のポテンシャルからいって妥当な偏差値)」に落ち着く、言葉を替えていえば、成績の伸びがだいたい止まることが多いでしょう。

こじろうやはなひめも、仮に四年生から日能研に行かせていても、結果に変わりはなかったと思います。

それならば、四年生から行かせる意味はまったくないのかというと、私はそう思っているわけではありません。

大雑把にいって、「急ごしらえ」の場合と「じっくりフル期間」の場合の違いは、安定性だと思うのです。見た目だいたい同じ偏差値は出ていても、どうかしたときに崩れるかどうか、あるいは、幅広い出題傾向に対応できるかどうか。

日能研の志望校対策って、わりとウスくて、圧倒的に「偏差値/データ」で見る受験になってるでしょう?

私は、子どもを通わせている当時、そのことがやや不満でしたが、考えてみれば、それはそれで理に適っているのかもしれません。

「持ち偏差値60の子が、偏差値58の学校を受けたら、絶対負けない」

そんな、偏差値で読む受験指導をしているのは、原則としてすべての子がオールラウンダーであることへの信頼ともいえるでしょう。三年間で完結する、しっかりしたカリキュラムを組んできて、特別な志望校対策でがんがんにチューニングしなくても、偏差値どおりの結果が残せる子を育てる。

大規模塾で、ひとクラスの人数も多く、費用はリーズナブル、それでそれなりの成果を上げるには、よい戦略のような気がします。カリキュラム、教材、授業、テスト、データ、そういったものをものすごくしっかり作って、ピンポイントの志望校対策や、記述の添削往復など、個別に手のかかるところは薄め。

それで確実に成果を出していくには、ほんとうは四年生から来てほしいんだと思います。あんまり駆け込みで来られたら、カリキュラムが生きませんから。

早めに塾通いを始めることで、塾に通うということ、それに合わせて生活のリズムを作りその生活の技術(持ち物管理とか時間活用とか)を身に着けるということ、勉強をするということそのもの、など、そういったことを丁寧に立ち上げる余裕が生まれます。

塾でも、理科や社会はいきなり覚える・計算するでなしに、興味を持たせるところから話を進めても間に合います。

こじろうの受験のとき、第一志望には受かったけれど、置いてきぼりになっていたのは、途中式をきちんと書くとか、後で活用できるノートの取り方とか、地図をじっくり自分で調べることとか、プリントを自力で整理することとか、勉強内容の優先順位を自分でつけるとか、そういうものでした。

足りないところを足りないまま、ある部分は親が補って、成績はまぁとりあえず出てる。

そのまま中学生になるのは、やはり、中学受験ということを体験することから得られる果実の、一部を取りこぼしているといわざるをえません。

もちろん、時間というものは、何かに使えば、ほかのことには使えないわけですから、早め通塾して中学受験の側の成果が大きくなっても、遅め通塾で得た別の成果は得られないことになりますよね。

だから、どっちがいいとは決まったものではないんです。中学受験の結果として違うから、というよりは、中学受験の成果として得られるものの中味が微妙に違うから、四年生通塾開始と、五年生通塾開始はやっぱり違うものです。どっちもありだとは思います。

はなひめのときは、四年生から「近所のぬるい塾に通う」という折衷案を選びました。これは我が家的にはちょうどよかったと思うのですが…でも親はめんどくさかったです(-_-;; 趣味とでも思わなくちゃやってられません(というわけでブログ書いてたんですが)

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by an-dan-te | 2015-06-23 08:19 | 中学受験 | Comments(3)

遅い通塾開始から追いつく方法   

大手塾で中学受験をする場合に、新四年生から始めればカリキュラムに従っていけばよくてスムーズですが、遅くなってから合流しようとするならある程度の配慮は必要です。

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「遅く」といっても程度がいろいろですが、ここではとりあえず、四年の途中、新五年、五年の途中くらいを考えます。六年になってからだとさすがに「駆け込み受験」感が漂ってきて別の話になりそうなので。

途中から入ると、当たり前ですが、入ってすぐの成績は本人の本来のポテンシャルほどは出ません。いわゆる、「偏差値30からの~」という感じになります(^^;;

早めに追いつかせたいと思うのは親心ですが、そのために
「周りも足踏みして待っているわけではないのだから、
追いつくためには、みんなより余計に勉強しなければ
と思っていませんか?? 流れに乗るまでは、みんなより多い勉強量でがんがんやらせないと。乗ってからは、ややトーンダウンして通常どおりでもいい。そんなイメージ。

…昨日、久方ぶりにインターエデュを見たら、たまたまそんな書き込みを目にしたので、つい気になってこの記事を書いています。

何がいいたいかというとですね、
「追いつくときにも、自分のペースで行くのが吉」
「勉強量が周りより多くなくてもちゃんと追いつきます」
ということなんです。

理解力や、論理的思考能力、処理速度とかいうことは本人の「ポテンシャル(という表現が適切かどうかわかりませんが、たとえば新四年生から通っていた場合に出せる成績)」に大いに関わってきますが、もうひとつ、
「どのくらいの勉強量をコンスタントにこなせるか」
言い換えれば
「どのくらいの勉強量をこなすと一番よい成績を上げられるか」
ということも本人の能力によって大きく異なります。

だから、そもそも、流れに乗った後の勉強量よりもっと多くこなすとか、そんなの無理というか、考えるだけ無駄なんですね。

むしろ、こなせる勉強量自体が、慣れで多少上がってくるものですから、
最初は、小出しに。
だんだん、増やしていって、通常状態に。
と思うほうがうまくいきます。

最初は、塾に行って帰ってきて、「楽しかったよ!!」…お弁当もきれいに食べて、エライエライ。
無事、テストも受けられた!!…そりゃよかったね(←成績問わず)

それだけでもかまいません。そこから、漢字は毎日少しずつやろう…計算も追加しよう…一行題もやろう…宿題は基本問題だけやろう…テストの直しもあとちょっとでできそうだった問題はやろう…と、長期計画で勉強量の「ふつう」を目指します。

そうやっていって、たとえば、「ふつう」に到達するまでに三か月かかったとします。その間、勉強量は「しょぼい」んですが、別に成績的にみんなとの差がぐんぐん広がっていったりはしないものです。

むしろ、ぐんぐん上がるほうがふつうです。そして、助走期間の三か月に、通常走行期間の三か月~せいぜい半年くらいを足すとほぼ「ポテンシャル」どおりの結果が得られて、
あらうちの子、天才じゃない? このままぐんぐん上がったらどうなっちゃうかしら♪
と思う頃にはピタリと止まります(笑)

こじろうもはなひめも、新五年から日能研ですが、似たような経過を辿りました。はなひめのときのほうが、親の経験値が上がった分、立ち上がりのカーブはずっと急でしたが。どう変えたかというと、やることを最初から増やしたのではなくて、逆に減らして「基本」に絞ったんです。そのほうがスムーズに立ち上がるようです。

中学受験の話と違いますがおもしろい体験をしました。こじろうが中三のとき、あまりに英語が(勉強してなくて)ひどかったので、高校受験用の塾に英語単科で通わせたことがありましたが、最初のころの英語偏差値は40いくつか(o_o)でした。そこから週1の塾授業を聞くだけ(授業の復習や宿題は全ブッチ)で、みるみる直線的に上がっていき、四か月後くらいには60くらいになり、でもそこでピタッと止まりました(^^;; 模試の結果を英数国合わせると、ちょうど「こじろうの行く高校に外部受験で合格できそう」なところに落ち着きましたから、まーそういうふうにできているのかなぁと。

大雑把にいえば、ペースを守っていけば「なるようになる」んです。無理をすると、「なるようにもならない」危険があります。


と、いうことになると、ではちゃんと早くから(新四年から)通塾した場合のアドバンテージってどこに行っちゃったのよ、というのが気になると思います。(→つづく)

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by an-dan-te | 2015-06-18 16:58 | 中学受験 | Comments(11)