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麻布の自由、JGの自由   

「第一志望のためにやってよかった…」の編集さんから、新刊本をいただきました。男子御三家の本。今となっちゃものすごく縁がない話なんだけど…

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まず最初に読んだのが「中学受験 注目校の素顔 麻布中学校・高等学校」

麻布の校風を語られるとき、まず出てくるキーワードが「自由」ですよね。その点についてはJGも同じだけれど、それはどう似ていてどう似ていないのか。という興味で読みました。

まず、本の冒頭に卒業生の桝太一さんの談話がありますが、以下のような箇所があります。
- 実際に生活してみてどんな学校でした?
「ひと言で言えば、僕みたいなオタクに優しい学校でした。(中略、ふつうの学校ではスクールカースト的に低いポジションになりそうなところ)…でも麻布では、先生もまわりの生徒も個性に干渉してこない。誰が何をやっていようといいという個人の自由が保証されているのが心地良かったです。」

この点は、私もいつもJGについて感じていたことで、娘の学校選びに関しても、かなり大きく考慮に入れていた点です。また、下記のような言い方は、あまり意識したことがなかったけど、なるほどと思ったこと:
「麻布生ってみんな背伸びするんですよ。勉強にしても遊びにしても、いろんな意味で。背伸びしていきがっている中高生なんて、端から見たらイタいじゃないですか。でも麻布では、友達も先生もそれをバカにしない。その背伸びがいつか本当の背丈になるのだと思います。」
本のオビにも採用されているこのフレーズ、うまいこというなぁと思いました。かっこいいですね。JGも、そういう面はけっこうありました。

一方、校則が少ないというか、ほとんどないということ。桝氏インタビューの中に
「麻布の校則っていうのが、「鉄下駄を履いてきてはいけない」「賭け麻雀をしてはいけない」「全裸で外出してはいけない」の3つだけと言われているんですよね」
というのがあるけれど、「言われている」ということは、その三つであっても特に明文化されたものではないようですね。というか、これは「ネタ」であって、あんまり「規則」ではないよね(^^;; 外出しなけりゃ全裸でもいいっていってるようなもの。

同種のネタとして、「授業中の出前は禁止」というのもあって、つまりは休み時間なら出前取ってもOKという発想。出前はともかく、休み時間や自習時間にコンビニで買出ししたり、昼食は近くで外食というのは実際にアリらしいです。

要するに、法律違反はするな、迷惑(授業中の出前、鉄下駄で床を荒らす)はかけるな、あとはなんでもやってみろというメッセージとして働いているわけですね。

JGの校則は「四つ」ということで、数からいえば似たようなものだけど、発想はぜんぜん違います。校章バッジをつけること、学校では白い上履きを履くこと、それから、えーと…(たった四つなのに覚えてない、これがJGクオリティ)、いったん学校に来たら外出禁止とかあったかな? でもね。いちおう、やるべきこと(バッジをつけるような、自然には行われないこと)を規定していたり、禁止事項があったり、麻布のとは位置づけが違います。

およそ、麻布生もJG生も、自分のやりたいことにとことん熱中して好き放題やっているけれど、ハメのはずし方というか、その方向は異なるような印象を受けました。男女差もあるけれど(JGではさすがに「ハダカ」は流行らないものね)、麻布では「バカをやる」という方向へ、JGでは「(権威、押し付けに)反発する」という方向へ。

だから、自由すぎる麻布では「子ども自身の判断にゆだねられる部分が大きすぎて、セーフティネットがほとんどないように思えます。実際、僕の同級生で、独自路線を歩みすぎて周囲とも関係を絶ってしまい、卒業後、社会のダークサイドに落ちてしまったと噂されているやつもいます」(桝氏)というような怖さもある。

先生方の度量が深いという点では、両校で共通するものがありますが、麻布の場合はさらに、ちょっと次元の違う懐の深さも求められることがあるようです。「そこまで?」という自由の尊重がどこから来るのか、ということはふだん外から見ている人にはわからないわけですけど、この本では、麻布の歴史にも詳しく触れていて、「なるほどそういうことだったのか」と納得できる部分があります。あぁ長くなっちゃったから続きはまたこんど。

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by an-dan-te | 2013-10-05 08:35 | 中学受験 | Comments(43)

大学受験昔々: 中学時代は遊ぶよね!?   

近所の公立中に入ってすぐ、私が授業のつまらなさに辟易してでろんでろんになっているのを見かねて、母はすぐに塾へ通わせてくれた。

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もちろん高校受験のための塾。英数国で週2日くらいとかだったのではと思うが、その塾の授業がどんなだったか、具体的な記憶は一切ない。学校よりは楽しくて喜んで行っていたのは確かだが、スバラシかったとかそういう覚えは特にない。けどともかく一番役に立った情報は、「欠員募集のある私立中がある」ということだ。

首尾よく(運よく)、みんなより半年遅れでJGに潜り込んだ私は、早速、そのありがたい情報をくれた塾をやめた。だって、せっかく高校受験がないんだものね。私立中って、中学のうちは勉強しないためのものだと思うんだけど(?)

今どきは、中学に入ってすぐから、大学受験を意識して塾通いをする人もあると聞くが、当時はまったくそんな風潮はなかったから、みんな似たようなもんだったと思う。定期テスト前にちょい詰め込めばまぁマシなほう、というくらいの。

でも今思うと母はずいぶん教育熱心というか太っ腹というか、数学はやっておくほうがいいよと思ったらしくて、家庭教師をつけてくれた。週一回二時間。確か「A級問題集」とかいうタイトルの問題集があって、その二時間の間、ただそれを淡々と解いているという…わからないことがあればもちろん教えてもらったと思うけれど、基本的には私が解くのをただ「番」してもらうだけの…だって、そういうことでもないと自主的にはやらないもんね。お恥ずかしい話だけれど、私の勉強意欲なんてその程度。

「個別塾の落とし穴」で書いたみたいに、仮にその週一回二時間で、ずっと説明を聞いていて、自主的勉強をほかにしないんだとしたら何もいいことはなかっただろうけど、個人的にお願いした家庭教師であるため「時間内にただ生徒が問題を解くのに時間を使ってはいけない」なんて縛りもなかったわけで。この先生にとってみればずいぶん暇で退屈な二時間だっただろうけど、この平和すぎる家庭教師コマは二年半ほど、中学の間ずっと続き、それなりに効いたと思う。

週に二時間でも演習するのと、なんにもしないのとではどっちがマシ?

ゼロよりはイチでしょう。とにかく少しずつ「積んで」おく。

一方、英語のほう。これは、六年生のときに「趣味で」ラジオの基礎英語をやっていたから、その流れで続基礎英語とかいちおう聞いてはいたんだけれど、なぜかそれはあまり私の心にヒットしなかった。基礎英語のときは、編集したマイテープを作るくらいの入れ込みようだったんだけどね(そんなことやってるから中学受験で落ちたのかもしれないが)。

代わりに、「趣味で」やっていたのが、小説の英日突合せ読み。好きな小説の、ペーパーバックを買ってきて、該当する日本語版と並べる。それで、ただ突き合わせて追いかけていくの。日本語がこうなってるところ、英語ではこうなっている…こんな言い方をするのか…なんかちょっとニュアンスが違うような…とか、そういうのが好きで、よくわからないまま飽きずにそんなことをやってた。ドリトル先生とか、くまのプーさんとかもあったと思うし、中二のときに不思議の国のアリス/鏡の国のアリスでもやってみた。あれは難しくてあらかた謎だった。

これは、勉強のためにやってたわけじゃないけど、たぶん後で役には立ったような気がする。

部活では、弦楽班に所属してフルートを吹いていたけれど(管が半分くらいなのに弦楽班とはこれいかに)、あまり熱心ではなくてやや幽霊からフェードアウト。

そしてほとんどの時間は、「本」に費やしていた。礼拝中も、授業中も本を読み、昼休みは大貧民かナポレオン(笑)、学校帰りはyoyoさんと本屋に寄り、家に帰ったらまた読む。どんだけ本を読んでいただろう。

ま、そんなふうに、好きなことをして過ごすってのが中学生活の醍醐味だと思う。でも英語と数学だけはちょっと「積んで」おいたほうがあとで楽だよね…

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by an-dan-te | 2013-09-26 14:25 | Comments(12)

自立に向かう夏の総決算   

中学一年生の皆さん、夏休みの宿題は無事終わりましたか?

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受験生活どっぷりだったころは毎日のように子どもの勉強の進行状況をチェックしていた親も、中学入学後は手を引いている場合が多いと思います。とはいえ、ふだん学校があるときって、あらかた日々の生活に追われていてそんなに自己裁量の余地はないもの。宿題の締め切りも、明日とかせいぜい一週間後とか。

多少ロングスパンで段取りしなきゃいけないものといえば、定期テストの勉強くらいなんだけど、ほら、テスト勉強というものは、間に合ってなくてもとにかくテストの日が来ると終わりになってしまいますからね。ぜんぜん出来てなくても(^^;; あー済んだ済んだ、って。

それと違って、夏休みの宿題というのは(多くの私立中では、けっこう「ドバッ」と出ますからね)、
・一ヵ月半とかの、「一見」長い期間にわたって、計画的に実行しないといけない。
・提出することになる(ことが多い)から、テストと違って、やらないと終わりがこない。
・気持ちはゆったりしているのに、案外時間がない(部活とか旅行とか遊びとか)。
ということで、これはもう、自立・自律の練習のための試練ですかってなもんです。

第一段階の、大雑把に見積もって、スケジューリングとはいかないまでも見通しをたてる作業については、夏休みの始めごろ
「中学生向け、夏休み宿題計画の立て方」
に書きました。

リクツからいえば、こうやって大まかに段取りしておけば、そうひどいことにはならないはず…はず、なんだけどね。なんだかんだとスムーズにいかないってのがお約束です。

・見積もり時間が大嘘で、ぜんぜんそのとおりに終わらない。
そもそも、ある課題を自分がどのくらいの時間で終わらせることができるか、というのを見積もるのもスキル要なので、それは磨かないとできるようになりません。「何時間かかるかなんてわからないよ~」と思っても、とりあえずあてずっぽうで書いておくことが大事。大きく違ったら…今回の経験を、今後の見積もりに生かしましょう(^^)

・今日やらなくてもなんとかなる、といって後回しにする。
この計画システムは、所定のポイントずつ消化していくようにすることが眼目なんですけど。なんだかんだ理由をつけて、だんだん後ずらししていくことがよく起こります。たとえば、「これはこんなにかからないな」といって分子を過小に変更したり、「この日も宿題できる…かも」といって分母を増やし、溜まってきていることから目をそらしてしまう。

・手のつけやすいものからつけてしまう。
見積もり時間が仮に同じものでも、心理的ハードルが高いものと、低いものがあります。ドリル系のものはやれば終わるので、比較的たやすく進めることができますが、ネタを思いつかないと書けないもの、調べなければいけないもの、絵や長い文章をかかないといけないものはつい後回しになりがちです。でも、後になってそんなのばっかり残っていると…

・フリーだったはずの日がつぶれる。
風邪を引いたり、友だちから楽しい楽しい遊びのお誘いがあったり、部活で急遽練習試合が入ったり。いろんな理由で、使える予定だった日がつぶれることがあります。ただでさえぎりぎりで見積もっている場合は即、死亡フラグが立つことに。

・手をつけてから、必要な前提が欠けていることに気づく。
宿題を実際に始めてみると、何か買ってきたり借りてきたりしないといけないものがあったり、宿題のまとめ方の条件を確認しないと次に進めなかったり。極端な話、学校のロッカーに置き忘れているものがあったり。期日に余裕があるときはリカバリー可能ですが、もう後がない状況になってから気づくと手遅れに。

計画実行にはいろんな魔物が棲んでいます。なんだかんだで結局夏の終わりには「修羅場」を迎えることになるのでしょうけど、そこからようやくいろんなことを学んでいくんですよね。またろうが中学生のときには、内申も気になるのでついいろいろ取り繕ってしまいましたが、中高一貫なら生暖かく見守ることができます。


中一のときは、親も巻き込む大修羅場を展開したこじろうも、年々なにごとかを学んだあげく、高二ともなるとなんだか涼しい顔をして夏の終わりを迎えています。慌てているはなひめをちょっと微妙な心境で見守っていたりとか。大きくなったわねぇ(^^)

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by an-dan-te | 2013-09-02 12:42 | 中学受験 | Comments(14)

自分視点で書く読書感想文!!   

子どものころ、作文も苦手だったけど、最悪なのは読書感想文というやつ。

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あれはほんとにキライで、「感想」…私、いったいどう感じてるんだろう!? 考えれば考えるほどわからないや(^^;; みたいな。ま、テキトーにでっちあげて出してはいたように思うんですが、書いててもつまらなかったし、読むほう(先生)もそりゃつまらなかっただろう。ロクに読んでなかったかもしれんけど。

しかし月日は流れ(ウン十年)、人は変われば変わるもので、今や読書感想文というか本の紹介文というか、そんなものを自主的にブログ記事として書くようになりました。

私が本を紹介するとつい買ってしまう!! という声を聞いたこともあります(笑)。

というわけで、書いて楽しい、読んでおもしろい読書感想文の書き方(先生が気に入ってくれるかどうかは知りません)をご紹介します。

「感想」という言葉に引きずられると、つい「おもしろかったです」とか書かなきゃいけないような気がしてしまいます。ここは「感想」という言葉から離れて
・自分はこの本をどう読んだのか
・この本は自分にどう響いたのか

の二点を書くものだと割り切ってみてください。

例を挙げてみましょう。「のだめカンタービレ」の感想文として私はこんな記事を書きました:
もう一度読む「のだめ」-音楽でつながる瞬間
この漫画は二桁巻数ある長大なもので、ストーリーを「要約」していったらそれだけでいくらでも長くなっちゃう。そんなもの知りたきゃそれこそ自分で漫画を読めばいいんです。誰が漫画の要約なんか読みたいかね(^^;;

そこで、ズバッと自分にとって一番印象的なシーンを紹介してしまう。要するに、自分にとってこの作品の価値がどのポイントにあったのかということです。

この漫画を読んで私がいちばんわくわくするのは、なんといっても「音楽でつながる」ということなので、のだめと千秋の出会い、そして関係の深まり(音楽シーンを通じて)のことを書きます。本の紹介としてはこれだけで、あと全部割愛しちゃっていいんです。

それで、そういう本(この場合漫画ですが)を読んで自分にどう響いたのかというと、音楽でつながる人間と人間の響き合い、その「濃さ」と、その一方で、その濃密さがかえってあやうかったりもする男女関係というものに思いを馳せてしまうってことです。だから後半はその話。最後はまさに感想で「おい大丈夫かよ」でまとめます(笑)

…ね。簡単でしょ(^^)

あ、なんだか子ども向けじゃない例を引いてしまいました。では別のもうちょっとまじめな例を…

「ゴミにまみれて」(坂本信一著)

この本は、清掃作業員(市のゴミ収集車に乗っている人)が書いたものです。私はこれを読んで、とにかく、あれもこれも「もったいない」と思ったんです。
捨てられるゴミのもったいなさと、
ボロきれのように擦り切れていく人間関係のもったいなさ。

この両面で切り取るところが私の読み方、視点ですね。そして、そのどうしようもない状態から、プラスの面を見つけて進んでいこうとする著者に対する賞賛の気持ち。

どうしようもない状況の中でも人間としてやれることというのはあるものだ、とか、そのへんどんどん言葉にしていくと、わかりやすくもなり、クサくもなり。だから私はここで「私も、置かれた状況の中でやれることをがんばろうと思いました。」なんて書かないけれども、まぁどの程度の表現をするかは各自のセンスでやるとして、とにかく自分にとってどう響いたのかを書く。

この記事に対しては、後日、著者自身がコメントをくださいました(検索で見つけたそうです)。ものすごく喜んでくださって、このコメント自体感動モノです。私もほんとうに記事を書いてよかった!! と思いました。感想文書くと、ちゃんといいことあるじゃないですか(^^)


その他
体育会系音楽集団「すいぶ」
「オウムからの帰還」を読み、帰らない級友を想う
IT翻訳者に向くのは理系?文系?

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by an-dan-te | 2013-07-26 13:35 | 中学受験 | Comments(6)

中学生向け、夏休み宿題計画の立て方   

めでたく私立中の一年生になって、今年の夏は遊ぶぞーと。

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*「なか見!」がついた!! * レビューひとつ増えた!!(^^)

それはいいんですが、宿題はやらなきゃね。
部活も忙しいし、合宿やら遊びやら、たいへん「有意義に」日々が過ぎていくうちに、気がついたら八月の終わりは修羅場だったりして(例: こじろうの中一夏休み)。

そこで、大まかに見通しを立てて、着々と宿題が進んでいくように、でも、基本はゆるく生活して部活に遊びにめいっぱい夏をenjoyできるように、そして子ども自身に管理しやすい計画の立て方のご紹介。

(1) まず、全科目分の宿題をリストします。

(2) 各項目に見積もり時間をつけます。
時間が見積もりにくいものもあると思うんですが、それで悩んでてもしょうがないのでざっくりと。数学のドリルみたいなものであれば、たとえば1ページ20分として、20ページあるから~7時間とか? という具合に。

読書感想文とか、ポスター描くとかだと、何時間かかるかよくわからないのですが、ここはエイヤとインスピレーションで。たとえば感想文は4時間、とか、ポスターは6時間、とか。ポスターが6分ってわけはなし(^^;; 一方、60時間ってこともない(っつか、そんなことあったら死亡フラグ)と思えば、いいです、その間のどこかで。適当に。

(3) 見積もり時間の合計を出します。

(4) カレンダーに部活や合宿をざっくり記入して、丸空きの日を数えます。

(5) (3)を(4)で割ります。たとえば一日あたり4時間分、とかいうふうに。

項目と見積もり時間リストは、壁にでも張って、消化したら見積もり時間を削っていきます。逆に、部分的にやってみたら、見積もりよりやたら時間を食うことが明らかになったような場合は、増やすこともあり。

予定が丸空きの日に、お友だちと出かけたいと言い出したら、
「大丈夫なの~? 宿題」
「大丈夫だいじょうぶ(^^)」
…などという根拠のない会話をする代わりに、

遊びに行く日をさっぴいても、「見積もり時間÷残り日数」が初めより増えていないことをチェックできたら、「じゃあいってらっしゃい」ということになります。

逆にいうと、遊びに行きたければ、部活のある日の残り時間とか、丸空きの日の残り時間とかを利用して、「貯金」しておかないといけません。ここだけが親子の約束であればよく、一日のうちでいつやるかとか、何からやるかとかは本人に任せます。

・見積もりがあんまり違うとたいへんだった、とか
・見積もり時間が等しくても、やりやすいものばっかりから消化するとあとがしんどかった、とか
まぁそういうことは起こるかもしれませんが、それはそれで、本人の貴重な体験ということで。

(追記: あと、地味なポイントですが、夏休み宿題モノを一個所にまとめて、絶対そこに戻すというのを徹底するべきです。書いたはずのレポートを8/31に大捜索するとか(-_-# いやでしょ。)

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by an-dan-te | 2013-07-22 20:57 | 中学受験 | Comments(17)

女子校、最高!!(100%ガールズ)   

女子校のイメージっていうと、私にとっては「好きなことにとことん」というのがメインで、すごくニッチなポイントでもちゃんと気の合う人が見つかるし、周りの目(世間)ってものが気にならず自由で居心地いい感じ。

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けど、それはやっぱり自分がいた場所がたまたまそうだったということでもあるからどれだけ一般的なものかはわからないし、それと、女子校ライフを経験してない人にあの「ノリ」を説明するのは難しいなと。

そこでですね。

とあるブロ友さんからご紹介いただきましたこの本:
「100%ガールズ」(吉野万理子、講談社)

YA(つまりヤングアダルト)Entertainmentというシリーズで、ラノベ的表紙と挿絵がついてるものなので、店頭でたまたま見かけても手に取ることはなかったと思われますが。すっごい、おもしろかった!!(^-^)/

この小説は、「横浜みなと女学園」のスクールライフを描いたものなのですが、要するに横浜最難関女子校のF。そこ出身の作家さんだそうですが、ほんと隅々リアルにF校生活が書けている、らしいです。私は文化祭に一度行っただけなので直接知っていることは少ないですが、知人から聞いた話なども含めて、まるっと納得。

主人公の女の子は、小学生のとき、男の子より男っぽくてかっこいいってことで人気があった子で、お母さんの影響(希望)もあって宝塚の男役を目指しています。でも、中学校に行くと制服でスカートをはかなきゃいけないでしょ? これまでずっと男っぽい格好で通してきたのに、その格好を見慣れた子に対して、スカート姿をさらすところがどうにも抵抗あって、あえて誰も知っている人のない学校を選んだという設定です。

でも、「女子校って、女同士、すっごくネチネチしてるって噂を聞いたよ」と妹に脅されて、戦々恐々、初日を迎えます。でも、入ってみたら、実際は想像とぜんぜん違っていた…

忘れ物をしても、こっぴどく叱られるとか、白い目で見られるとかまったくなくって、なければ自分が困ることがあるだけ。
男言葉は使わなくても、やることなすことスマートでサバサバしていて、めちゃくちゃかっこいい先輩がいる。
部活も体育祭も「静かでおしとやか」じゃなくてにぎやかでのびのびはじけてる。
自分が自分らしくいるままで、ちゃんと居場所がある。

ま、「要約」してもしかたないので、「女子同士、派閥争いとかあるんじゃないの?」「似たような子ばっかりでつまらなくない?」とか、いろいろ女子校に懸念のある人はぜひ。とにかく、そうでない女子校があるということのイメージが具体的につかめると思います。

JGと、「横浜みなと女学園」はいろいろ似ているところがあります。

・よそからは「お嬢様学校」といわれることがあるが、実態は違う(爆)
・鞄とか髪型とかの規定がなく、なんでも自由である。中学生がパーマかけてもOK。ただし自分のセンスが問われる。
・成績による順位付けをしない。みな、神様の前では迷える子羊。
・礼拝はあるが、テストの前には単語帳開いて暗記タイムにしたりとか、便利。ただし私語は迷惑なので厳禁。

はなひめの学校には礼拝はないけれど、基本的にノリは似てると思います。最初は自分をどこまで出していいかすごく緊張してたけど、もうリラックスできる環境になったみたいで、気の合う人・趣味の合う人もぼちぼち見つけて、先輩はかっこよくて憧れだし、100%女子校ライフを楽しんでいる模様。私も、話を聞いてるだけでちょっと若返った気分になります。

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* カスタマーレビューが1個ついたよ!! 誰かに頼んだわけじゃないけど、ずいぶん「ヨイショ」してくれてるから、なんか知ってる人のような気がする
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by an-dan-te | 2013-07-01 13:29 | 中学受験 | Comments(18)

空気読めない!? 女子校育ちの弱点その2   

「女子校力」の中で、恋愛下手ともうひとつ、弱点として取り上げられていたのは、「空気が読めない(空気を読まない?)」ってことです。

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本のオビには、「それって意味ありますか!?」と元気にビシッと指摘している女性のイラスト。えーと私も、上司の発言の矛盾を指摘するとかごくふつーにやってますけど、それで別に嫌がられるとかないし、仲良しグループじゃなくて仕事やってるんだから、そりゃもう率直を旨としてやりとりしたほうがいいんじゃないかと思っているのですが…

これがまさにKYのなせるわざというか。あまり世間では一般的ではないようです。

私のいる職場は、外資系であることと、会社の中で特異的に女性が多い職場であることから、私以外の女性も「本音と建前を使い分けない」「男のメンツ(?)をわざわざ立てたりしない」というカルチャーがあり、それでもってちゃんと回ってます。

しかし世の中そういう職場ばかりではないようで、「女子校力」の本の中には
「これはぼく個人の感想ですが、女子校出身者は非常にやりにくい。男ってプライドをくすぐられて頑張る生き物でしょう。共学の子はそこをちゃんと押さえる。でも女子校の人は、ぼくが見逃してほしいミスを面と向かって『あんたのせいじゃん』と言ってくる」(大手百貨店、三十代男性社員)

また、仕事が速くて正確で、気配りもできて派遣社員やバイトの女性からも好かれている女子校出身社員を企画会議に同席させたら、男性上司がある業者に発注を決めたことについて「疑問があります」といきなり言い出す。ほかの人は、その上司がその業者を気に入っていて優先的に発注していることがわかってだまってあげてるのに、そこを読めずに「同じクオリティの仕事をして、もっと安い業者があります」と指摘してしまう。「彼女の意見はまったく正しいだけに、上司のメンツは丸つぶれです」(外資系メーカー、女性管理職)

女子校出身者側からも「男性のメンツが読めない」「余計なことを言ってしまう」と言い、企業社会(男性社会でもある)の中での生きづらさを感じる人たちは、「女子校は楽しかった。人生最良のときだった。でも世間知らずになってしまった。共学に行けばよかったと思う」という、そうだ。

「そうだ」というのは、「女子校力」の中ではそういう人が多かったように書かれているけれど、私はあんまりそんな話…「男性のメンツが読めない」「余計なことを言ってしまう」ことで悩んでいるという話を聞いたことがない。最も「世間」がない学校といわれるJG卒の人をたくさん知っているのに(^^;;

というかそもそも、上に引用した例でいえば、ミスや、業者との癒着を見ないフリして過ごすってそれどんな余裕のある会社!? と思うんですけど。

思うに、空気が読める、読みすぎることもそれは長所でもあり弱点でもあり、空気が読めない、読まないこともまた然り。好きなことに真剣、とことん、自分のやりたいことを人目を気にせずやれる六年間を過ごし、「自分は自分」という力を良くも悪くも身につけたら、「共学に行けばよかったと思う」なんて言わないで、その特徴をよいほうに生かしていけばよいでしょう。

結局のところ、「世間」「スクールカースト」があるとかないとか、もちろんその中間階調がいろいろあるわけですが、それはひとつの視点、ものさしであって、それのどのへんがいいと思うかは人それぞれ。たとえば、今、はなひめが通っている学校は、あまたある中学校の中でいえばものすごく「世間がない」ほうに属するだろうけれど、私が知っている昔のJGに比べればほんのり「ある」ようです。でもそれはとてもはなひめに合っていると思うのです。

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by an-dan-te | 2013-06-16 08:44 | 中学受験 | Comments(12)

第13首: 逢ふことの絶えてしなくは(反実仮想「まし」)   

逢ふことの絶えてしなくはなかなかに
  人をも身をも恨みざらまし

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「絶えて~なく」は決して、絶~っ対、なければと、強い否定を表します。逢うというのは男女の逢瀬ですが、それがそもそもまったく全然なかったら…

なかったらどうなんです!?

人というのは恋するあの人、身というのは我が身。相手も自分も恨むことがなかっただろうに。

「ざら」は否定の助動詞です。時代劇なんかで「ござらん」とかいってますから否定っぽい感じはなんとなくわかると思いますが、この助動詞、前にも出てきました。第六首の、「知るも知らぬも」の「ぬ」です。

「ざら」と「ぬ」ではまったく顔つきが違いますから、慣れるまではえぇ~っと思いますが、とにかく頻出なので嫌でも慣れますし、意味は紛らわしくないので大丈夫だと思います。いちおう表で書いてみますが、別に丸暗記しなくても、出てきたときに「あーこれね」と思っていればよいです。

未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
○ ず ず ぬ ね ○
ざら ざり ○ ざる ざれ ざれ

「ず・ず・ぬ・ね」って、なんじゃそりゃというへんてこな活用に、「ら・り・り・る・れ・れ」のラ変が並んでいます。こういう、変な活用にラ変がくっついているのってよくありますね。

大事なのは、「ざら」が未然形だってことです。まだ起こっていないこと(未然)、というか、ほんとうと違うことなんですね、この場合。「恨んでない」といったら現実と反するんですが、それで次の「まし」につながるんです。

「まし」というのは助動詞ですが、この意味は「反実仮想」と呼ばれています。現実に反する仮想です。裏を返せば、現実にはものすごーく恨んでいるんですね、あの人も我が身も。

「なかなかに」というのは、「かえって」とか訳すことが多いですが、「どっちつかずで中途半端」という「なかなか」なんです(「ちはやと覚える百人一首」の中にある、かなちゃんの説明より)。

逢いたいのか、逢いたくないのかって、そりゃもちろん、逢いたいんですよ。むちゃくちゃ、逢いたいんです。でも、逢ってしまって、でもそれからずっと逢えない、もうそういうのって、かえってもう、つらい。

[訳読]
逢うことが全くなかったならば、かえって、あなたのことも自分のことも恨まないだろうに。

逢えないつらさがあまり鋭くて、なんとなく不倫を思わせるこの歌ですが、あの有名な歌合せ(「恋すてふ」「忍ぶれど」)のときに詠まれたそうで、リアル恋を詠んだものではないんですね。でも、実生活上も恋の多い人だったとかで、実感はこもってるんです(たぶん)。

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by an-dan-te | 2013-06-08 08:12 | 中学生活 | Comments(2)

恋愛下手!? 女子校育ちの弱点その1   

「世間」がなく、スクールカーストがない女子校でのびのび過ごした卒業生たちは、ほとんどの場合「最高に楽しい六年間だった」のように中高女子校生活を肯定的にとらえているようですが、「生まれ変わったらまた女子校に行きたいか」「娘を女子校に入れたいか」というと、意見が分かれます。

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女子校育ちであるがゆえの弱点を抱えて、その後の人生で苦労したと思えば、「共学校」に傾き、そうでなければ「また女子校に」となるわけです。

弱点というのは、大きく分けて二つ(というか、本質はまとめてひとつなのかもしれないけど)、「恋愛下手」と「KY」。

共学校であれば、実際に恋愛をする機会も多くなるだろうし、第一、日常の話題の中心が恋愛ということもふつうにあるので、それはもう、経験値の違いは大差。

そこは否定しようがないけれども…私の場合、大学は共学、というかほとんど男子大学みたいな(女子一割)ところだったので、男友だちには不自由しなかったし、予定どおり(?)在学中に結婚相手も決めたので、困りませんでした。周り(同窓生)をみても、結婚したい人はしてるし、したくない人はしてないし、別に誰も困ってないような気がするので、いいんちゃう? と思うんだけど…

男子が多い大学なら、「女子力」や顔面偏差値(^^;; に関わらず、聞き上手ならモテます。
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男子校出身者は勝手に三国志のうんちくとか話しているので、こちらは相槌を打てばいいのでラクなんです。女子校時代に友だちのオタク話を聞いていたので、自分が興味ないジャンルの話も楽しく聞く技術をもっているんで。なんでそんなに彼は三国志が好きなのか? って部分を聞いていくと、自然とコミュニケーションが成立する。わからないことがあれば遠慮なく質問すればいいんです。相手はうれしそうに基礎から教えてくれるので(笑)
---- 「女子校力」第三章より

まぁこんな感じ。わざわざ興味ないジャンルの話を聞くことはあまりなかったですけど、知らないことでも聞いてみたらおもしろいということは多々あります。世界も広がったし、元々興味のある分野はすごく深めることができて、私にとって大学は、無料カルチャーセンター状態。パラダイスでしたね。

ただ、私としては単なる「友だち」のつもりでも、いろんな話を聞いて、教えてもらっているうちに、相手がいつの間にか「その気(男女として)」になっていて、でもこっちは「その気」でないというトラブルを多発させたのでやはり問題はあったともいえます。最後は、「あー、私が選んだのはこの人(よしぞう)なので!!」と宣言して決着をみたわけですが。

でも、「女子校力」の本の中では、女子校出身者は、元来、恋愛に興味が薄いくせに、ひとたび恋におちると、余裕を持ってかけひきすることができず、「がっついてしまう」となっています。「がっついてしまう」の詳細はここに書きづらいので「女子校力」のほうでご覧ください。でも個人的には「そんな人いるかな??」とすごく不思議なんですけどね…

というわけで、どういう方向性でトラブるかというのは異論あるとして、経験値不足で恋愛がぎこちなくなる可能性が高いということは否定しにくい傾向です。

とはいえ、結婚ということでいえば、何人にモテようが結婚する相手は一人いれば十分。
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結婚は一人としかできない。多数にモテても結婚相手がダメなら不幸になります。反対に、一人の男性からにしかモテなくても、その男性がいい人なら幸せになれる。モテってどうでもいいことじゃないかと思うんですよ。非モテ女子校の発想かもしれないですけど
---- 「女子校力」第三章より

私も、「いいじゃない恋愛下手でも」。率直を旨につきあっていけば開けるべき道がちゃんと開けるでしょうと思っています。

というわけで、やっぱり女子校卒の悩みどころの中心といえば「KY」。次回、「空気が読めない」編につづく(のか?)

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by an-dan-te | 2013-06-04 13:23 | 中学受験 | Comments(6)

スクールカーストと女子校   

私が持っている女子校のイメージって、「とことん好きなことがやれる六年間」というのが中心にあります。だから、はなひめにも(なんとなく)女子校を薦めたんだけれど。

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本音をいうと、「いじめが起きにくい(と思う)」というところも重要なポイントだったんです。

でも、「とことん好きなことがやれる」ということについては単純に、女子のアタマ数が多くて、同好の士がみつかりやすいという紛れのない説明がありますけど、それだけじゃないですね…気兼ねがないというか、どれだけニッチなことに没頭していてもそれで白い目で見られることはないというような。それは、いじめが少ない雰囲気とも深く関わることだと思うけれど、それをはっきり表現することができないでいました。

そこへ、「女子校力」(杉浦由美子、PHP新書)という本を読んで、「スクールカースト」という言葉を知り、いろんなものがストンと腑に落ちました。「スクールカースト」というのは、学校のクラス内で、暗黙の地位というものが厳然としてあって、それはかなりの精度で共有されていて、みんながそれに従って生活している、ということです。

たとえば、「桐島、部活やめたってよ」というような小説は、スクールカーストがある状況をうまく描写しているのだそうです。どうりで、世間では売れているのに、私が読んでもちっともおもしろくなかったはずだ(^^;;

女子校は、男子がいないことと、それからスクールカラーがあることで、かなり均質な集団になります。なので、「世間の目」に当たるものがない。容姿とか、何に没頭しているかでのランク付けがなされにくいのです。

「豊島岡はあらゆる種類の女の子がいて共存できる学校といわれています。スクールカーストもいじめもない。オタクの子が描いたホモ漫画がクラスじゅうにまわってきて、それをギャルの子が読んで『微妙に絵がうまくなってるじゃん』なんていったりして、違う種類の女の子たちが認め合って、お互いに干渉しない。まるで楽園のようでした」(この本の「はじめに」に載っている豊島岡卒業生の弁)

スクールカーストがあることと、いじめがあることは「同じ」ではありません。歴然としたスクールカーストがあっても、それに従って整然と生活が行われていて、いじめのようなインタラクションがないということもありえます。しかしスクールカーストはいじめを発生しやすく、またエスカレートさせやすい土壌であることは確かです。詳細を書くと長くなりますので、それについては「教室内カースト(鈴木翔、光文社新書)のような本を読んでいただくとして…

つまり、大きくいうと
「世間」があること→スクールカーストがあること→いじめが起きやすいこと
はつながりがあるのです。そう思ってみると、学校見学や、説明会の際に聞いた話、見た風景などから学校の雰囲気の特徴というものをつかみやすいと思います。

スクールカーストがないのがよい学校ということでもなく、逆にいえば「世間知らず」「KY」にもつながるという弱点があります。良い悪いではなく特徴のひとつの軸と考えるとよいでしょう。
#「弱点」についてはまた別記事で。

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by an-dan-te | 2013-06-02 21:24 | 中学受験 | Comments(33)