<   2016年 09月 ( 4 )   > この月の画像一覧   

無駄のない勉強法…   

「無駄のない」はもちろん勉強法に関していえば褒め言葉ですけど…


  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験終了組(本人・親)へ←過去問始めてる?
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと ←アマゾン
*「なか見!」機能で「立ち読み」できます♪
図書館で見かけて
「試験に受かる「技術」」吉田たかよし
を借りました。これ、前に紹介したことのある「受験うつ どう克服し、合格をつかむか」の人でして、これはほんとにイイとこ突いてると思ったんでしつこく関連記事を書いてたんですよね。

だから、より実践編(なのかな?)として何を書いてあるのかなという興味で読んでみました。

それで…

んーー(-_-;;

思ったんですけど、これ副題が「灘高が教えてくれた「超」合理的メソッド」ってついてるとおり、ほんとに本当~に合理的、無駄を省いた、削ぎ落したメソッドで

いちいち正しそうではあるんですが
「いやいやそこまでしたくないだろ」
って思った。

たとえば、この流儀でいうと過去問はまず受験勉強の入り口で解いてみるのね。高校一年生(大学受験の場合)とか小学四年生(中学受験の場合)とか。そりゃもちろん全然解けないんだけれども、そうやってまず必要な勉強の傾向を掴む。そのうえで出そうなものから対策する、というか出ないと思えばやらない。(そして当然だけど入り口でやるだけじゃなくて三か月くらいごとに繰り返してしゃぶりつくす!!)

あるいは、灘では中一がみんな校長先生のやる道徳の授業を受けるんだけど…道徳って、大学受験にいらないけどやらなきゃいないでしょ。だから道徳といって論語つかって実質漢文の授業するの。確かに道徳だから文句はいわれない。

無駄なく、といっても寝ても覚めても勉強しかしないというのではなく(それじゃそれこそ鬱になっちゃうからね)、息抜きは必要です。で、余暇の時間を持つんだけどここでも効率追求。限られた時間内でどれだけ受験ストレスを発散できるかという…それで、ストップウォッチで時間を計りながら、単位時間でどれだけスッキリできるか片っ端から実験!!(笑) それで、吉田さんの場合はベストだったのが「アイドルオタク」。アイドル番組を見たり、アイドル雑誌を読みふけったりするのですが、女の子を求める気持ちもやや満たされて大変具合よかったらしいです。「現実の女の子と違い、テレビや雑誌のアイドル観賞なら所要時間がはっきり読めます」。

まぁ…そう…正しいんだけど。一番、引っかかるのが、徹底して「試験突破のために必要な部分」に絞っていく姿勢かな。受験勉強はもちろん合格を目指してやっていくんだけれども、その中で自然にというかついでにというか、人生に必要な(あるいは豊かにしてくれる)教養を身に着けていくことが財産になるって部分があると思うのです。無駄は無駄じゃないというか…

とはいえ、これは同族嫌悪的なものかもしれないです。私自身は、大学受験のとき、まっしぐらに「効率よい勉強」をする派だったはずなんですよね。それが、人生五十年に差し掛かるまでのどこかでニュアンスが変わってきて、何が役に立つとか立たないとか、受験で得られるものとか、感じ方が変わってきた面があります。

吉田さんは大人になるまでずっと純粋だったんだね(ある意味)

それで、吉田さんが偏った教養の持ち主かというと、確かにそういう面はあるかもですが、彼が受けてきたテストというものがまた、あまりにも多岐にわたっているので、つまり多方面に向かって無駄のない受験勉強をしてきたために、あれこれ知ってる人になってるわけ。おもしろい…いやかなり変かも…

ともかく参考になる面はあると思います。(中学受験にはあまり関係ないけど)マークシート対策とか「なるほど~」と思ったし。ただ、全面的にこうやりたい人は少ないかもな…

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 中学受験(指導・勉強法) ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験 ←こちらも参加しています。
にほんブログ村 中学受験(日能研) ←こちらも参加しています。

実用書じゃないけど文句ナシのおもしろさ↓
ブログやってなかったころのこじろうの様子がちょこっと載ってます。
中学受験 叫ばせて! (地球の歩き方BOOKS) ←アマゾン

by an-dan-te | 2016-09-27 21:58 | 中学受験 | Comments(4)

夏の疲れから秋の復活へ   

今回書くのは、「こうしたらうまくいきました~」的なイイ話ではなくて、
なんもしてませんが本人の資質でなんとかなりました的な結果オーライな話です。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験終了組(本人・親)へ←ようやく涼しくなるかな?
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと ←アマゾン
*「なか見!」機能で「立ち読み」できます♪


こじろう六年夏、なんとなく気分も体調も低調になって塾も休みがちになり、
天王山のぼるどころじゃない感じ。

この疲労感の原因って、別にそんなめざましくハードに勉強してたからってのとは違いますが、
むしろ、なんというか…
あーやらなきゃなーと思いながらたらたらしている(遊んでいる、ごろごろしている、ゲームしている)時間が長く、
それって楽ちんじゃなくてさすがにこれってどうなのって本人も思っているし、
案外精神的にはきつい場合もあるんです。

それに、これまでと違う教材として「メモチェ」が導入され、
本人もいちおう塾に言われたとおり一日1つか2つずつ進めているけど、
ぐるりと回って二回目に突入してみたらば赤字がまったく同じ(賽の河原)
この徒労感も疲労を高めます。

で、そんな状態からなんとなく立ち直っていったのはなぜかといいますと…

ひとつには、秋の入り口となる公開模試(当時はセンターと呼ばれていた)の結果が別に悪くなくて、年間平均偏差値ジャストという出来であったこと。

あんなに「登り損ねた天王山」状態であっても測定可能なほど実力が落ちてはいないってのはけっこう驚く話じゃないですか?

というか、実は、驚くポイントはむしろそこじゃないんですよ。
ふつう、精神的に低調だと成績はぐんと下がります。
しばらく勉強してないくらいでそんなに実力って下がらないものですが(せいぜい地味に~ずるずる~って程度)
「ツカレ」てるとてきめんに成績下がるものです。

それが、ほとんど下がらないなんて、これはこじろうがすごいんです。
テスト用紙を目の前にするとスイッチが入っちゃって、取れる点は掻き集めたいという…

テスト時間中に気合でがんばって、
その分勉強しないで済ませたらトクじゃん!!

みたいのがこじろうの哲学(らしい)

で、実際にそんなに悪くない結果が出て、「まぁなんとかなるんじゃないか…」

そしてもうひとつ。後期日特が始まって、熱望の第一志望、最新過去問をテスト形式でやったわけだけど、この秋の入り口で突然の「20点くらい余裕ある合格点」が出て、「オレいけるんじゃね!?」

…これは大きい。

実態に最も近い測り方で、「大丈夫な線」に到達してることがわかったんだから。

そんなこんなで立ち直ったこじろう。つまり、なんで立ち直ったかというと
「テストに強く、かつ第一志望過去問と相性ばっちりだったから」

…ハイ、参考になりませんね。

ただ、精神的には立ち直って、塾を休んだりすることもなくなったこじろうだけど、結局勤勉にはならなくて(^^;;
六年後半の勉強態度とはとてもいえなかった。
まぁでも最低限のことは押さえていたし(計算、漢字・語句、メモチェ)
過去問は念入りに仕上げたし
実力がすごく伸びたとはいえないけれど合格はしたわけです。

この話から何らかの教訓を引き出すとすれば
勉強は、しないでいれば疲れないってわけじゃない。しゃきっとやってしゃきっと遊ぶのがよろしい。
勉強は、した分が賽の河原にならずちゃんと身になるように、難易度や繰り返し頻度やもろもろ、調整すべし。
精神的に崩れたときは、わかりやすい成果が出るのが何よりのクスリ(といってもふつうなかなか成果が出ないんだけど)。

このへんを改善したのがはなひめの受験だったかなとは思います。

あとね…ほんとこじろうってテストに強いわ(-_-;; 今でもツボを押さえる大学生です(^^;;

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 中学受験(指導・勉強法) ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験 ←こちらも参加しています。
にほんブログ村 中学受験(日能研) ←こちらも参加しています。

実用書じゃないけど文句ナシのおもしろさ↓
ブログやってなかったころのこじろうの様子がちょこっと載ってます。
中学受験 叫ばせて! (地球の歩き方BOOKS) ←アマゾン

by an-dan-te | 2016-09-21 23:30 | 中学受験 | Comments(12)

モチベーションの保ち方(アクセスラボ最新記事のお知らせ)   

「あの中学に合格したい」→「それには成績をもっと上げないと」→「毎日こつこつ勉強する」なんて、ストレートにつながる小学生がいたらびっくりしちゃうよね。

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験終了組(本人・親)へ←やる気はどこから来るのかな?
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと ←アマゾン
*「なか見!」機能で「立ち読み」できます♪

あ、稀にはいるらしいんですよ。たとえば、スポーツなり音楽なり別ジャンルで既に、「コツコツ積み重ね」→「上達」→「大きな成果」というような強い体験を積み重ねてきた子とか。だから、幼少のころから親のお膳立てでさんすうこくごのドリルをこなしてきたような子よりむしろ、ハードな習い事に熱中してぶいぶい言わせてた子のほうが、中学受験に切り替わったときにモチベーション高く勉強をこなせる子になるかもね。

もちろん、うちの子たちはそうじゃなかったんですけど…

その場合はどうすればいいかっていうと、まぁやれるようにやればいいってことですが、中学受験が
「コツコツ積み重ね」→「上達」→「大きな成果」
の初体験になるわけで、これはこれでとても素敵なことですね。

でも、じゃあ、そもそもどうやって「コツコツ積み重ね」のところからやる気にさせるかって話が、アクセスラボ記事
「モチベーションの保ち方」
で、読み返してみると我ながらこれまでの繰り返しのような気もする、っていうか、使いまわし(コピペ)したわけじゃなくて新たに書いてますけど、大事なことに戻ってきちゃったみたいな。

そう、結局、長々長々ブログその他書き続けてきましたけど、一番大切なことは、
「勉強のやる気は勉強から生まれる」
そして、その結果生まれる「やる気量」みたいなのがその子のキャパであって、
そこに無理なく盛れる分の勉強をして、行けるところが似合いの学校。

それ以上のことは何もないです。

一番大切なことは書ききったので、アクセスラボ連載も終わりです。

中学受験が済んだときに、
「勉強って楽しいよね」
って思っていてほしいです。つまり、ナントカ中学合格が大きなモチベーションになるのはもちろんいいのですが、話はそれで終わりじゃないですからね。

「○○中学合格」が目的としてあって始めた中学受験生活。なかなか勉強のやる気が出ないなか
「勉強のやる気は勉強から生まれる」方式、ボトムアップでやる気を組み上げていき
結果、合格することで
「コツコツ積み重ね」→「上達」→「大きな成果」の道筋がとおる。
これが、人生この先、自分で「やる気を出す」ときの原動力になるわけですね。

そして、「勉強をする」こと、つまり今まで知らなかったことを知り、わからなかったことがわかり、バラバラに知っていたことが有機的につながっていくのが楽しい。学ぶことで、考えることも表現することも、より自由になる。

「勉強のやる気は勉強から生まれる」
がさらに豊かになっていく。

そうやって、上から下から、自分のやりたいこと、やるべきことに向かっていけるようになるのが中学受験の理想です。

現実問題、細かくいうといろいろあるけど(レポート提出遅れとか…)
大きくいえばまぁ理想に近づいたという感じがあれば上出来。

子どもの数だけ「やってよかった中学受験」がありますように。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 中学受験(指導・勉強法) ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験 ←こちらも参加しています。
にほんブログ村 中学受験(日能研) ←こちらも参加しています。

実用書じゃないけど文句ナシのおもしろさ↓
ブログやってなかったころのこじろうの様子がちょこっと載ってます。
中学受験 叫ばせて! (地球の歩き方BOOKS) ←アマゾン

by an-dan-te | 2016-09-07 08:14 | 中学受験 | Comments(2)

中学受験で子どもが歪む?   

HN「あおいとり」さんとのコメント往復をしていてふと思ったのですが、
この話で出ている「受験算数の難しさ」に限らず、

  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験終了組(本人・親)へ←夏休み、元気に過ごしてる?
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと ←アマゾン
*「なか見!」機能で「立ち読み」できます♪

勉強量の多さであったり、
夜遅くにシフトしがちな生活であったり、

中学受験勉強(もしくはその生活)が子ども(もしくは小学校生活)を歪ませるという意見・懸念はよくあります。
私はそのような意見に対してあまりピンと来ないことが多いのですが、
(我が家に関しては「やってよかった中学受験」としか思わないので)

でもそのような危険が本質的にあるということは理解できます。

それは、この年齢の子どもが、親の強制力が効きやすい年代にあるからで、
親か意識的に、または無意識的に、無茶に誘導することがしやすいからです。
また、親が「子どものためを思って」暴走しやすい構造があるからです。

話を「ピアノ」に変えてみたらわかりやすいかと思うのですが、
ピアニストに育てようと思ったら、
「『本人のやる気』や『本人の向き不向き』がわかるまで待っていたら遅いです」
(私が前に桐朋子どものための音楽教室のコンサートに行ったときにそこのエライ人が言ってたこと)
という事情があるため、
「親御さんが決めて、音楽環境をお子さんにプレゼントしてあげるというものなのです」
ってことで、その道に入るならば親主導でものすごい時間と熱意を音楽方面につっこむことになります。

幼いころからの「音楽環境」がなくてはピアニストになれないのはもちろんですが、
幼いころからの「音楽環境」があればピアニストになれるってものではもちろんないので、

子どもの状況を見ながら賢く撤退または趣味シフトができないと困ります。
どう困るかっていうと、子どもがつぶれます。音楽の道でも食えないし音楽以外のことはしてなし…

そうやってつぶすのは虐待といってもよいですが、
同じことをしたらそれが虐待どころかピタリとハマって、才能が開花する場合も(稀に)あるわけですね。

でもピアノをやらせて数年経ったら嫌でもわかると思うんですよ、ほんとは…
「ピアニストの線はないな」って。
でも、音楽を楽しむことはその人の素質に応じてどんなレベルでもできるでしょう?
方向転換して趣味で楽しむ音楽を学んでいくことはできます。そのときに、幼いころたっぷりふれた音楽的環境は、楽しむための素養となってその人の人生の支えのひとつになります。
しかも「ピアノをやらせて数年経った」ところでまだ若い(というか小学校低学年か?)のでそれから何でもできますからね。

中学受験でいえば、開成に行くんだって、灘に行くんだって、ピアニストほど狭い話じゃないですが、
それにしても向き不向きってのは当然あります。

向いてないレベル、傾向のところに押し込むことが至上命題になったらそりゃ、歪ませたりつぶしたりすることもあるでしょうが、

無理のない内容と量の勉強、将来への種まきになってそこからすくすく育って行くような学び、その範囲でできる準備をして似合いの学校に入れればいいことです。子どもを歪めて入れる開成より絶対高い価値があります。
(別に歪ませりゃ開成に行けるとも限りませんし!! ってかその可能性はウスい)

入試問題を見て、こんなのを解けるように勉強させるのは子どもを歪ませると思うならば、そりゃやめておきましょう。もちろんです。
ただ、おそらくですが歪んだ子どもを取りたいと思って組まれている入試ではない以上、そういうのが(無理なく)解けるようになる子を取りたいと思ってその入試をやってるんでしょうね。それはそれで、よその話と思ってほっとけばいいことです。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 中学受験(指導・勉強法) ←ランキング参加しています。
にほんブログ村 中学受験 ←こちらも参加しています。
にほんブログ村 中学受験(日能研) ←こちらも参加しています。

実用書じゃないけど文句ナシのおもしろさ↓
ブログやってなかったころのこじろうの様子がちょこっと載ってます。
中学受験 叫ばせて! (地球の歩き方BOOKS) ←アマゾン

by an-dan-te | 2016-09-04 10:23 | 中学受験 | Comments(6)