<   2016年 02月 ( 7 )   > この月の画像一覧   

「やる気」の源   

大人から見ると、だってあの学校にどうしても行きたいっていってるのは本人なんだから、そしたら日々あれをやってこれをやらなきゃいけないって当然わかるはずなのに…

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なんでやらないのーーー!!(怒)

って歯がゆくなることが多いと思うんですよ。

この話は何度か書いているんで繰り返しになりますが、まぁ大人がそうやって大目標からブレークダウンしていって、日々の課題に落とし込んだものをモチベーション高く実施していけるというのは(あ、大人でもできないときってあるけど)、これまでそういう道筋で成功した体験があるから、あるいは道筋についてある程度の見通しが持てているからですね。

子どもはその点、まだまだなので、だいたい、中学受験が初めての、ずーーっと積み重ねていったら遠くまでいけた、大目標に到達したという体験になるということが多いんじゃないでしょうか。

というわけで、熱望校の合格(大目標)と日々の課題のやる気なんてものは接続してない子のほうがふつうで、別に息子がやるやる詐欺したからって、親をたばかろうとしてるわけでもなんでもなくて、ただそのくらい幼いってことだと思います。

じゃあそういう、大目標についてはまるっと納得してるのに、そのための日々の課題の必然性にはぜんぜんつながってこないって子にどうしたらいいのか。

私はこのことについて「勉強のやる気は勉強から生まれる」というふうにいっていて、慣れないことだととかくハードルが高くなりがちだけど、まずはとにかく学習してみて、慣れればハードルは下がるし、何かイイコトもある…たとえば、やりきれたという自信や、覚えた分の漢字でちゃんと点が取れたとか、わからなかったことがわかってすっきり納得気持ちいいとか、「やってよかった」という実感を得る機会を積み重ねていく。やっているうちに、学習の仕方もうまくなり、効果も出やすくなるわけで、そうやって「やる気」は醸成されていくのだと説明していました。

「とにかく学習してみて」のところは、学習しやすい時間枠、環境をお膳立てするくらいのことは親が関わってでも、とにかく少しずつでもいいから丁寧な取り組みを「積んで」いく。

こうして見てみると、「自己効力感トレーニング」にも似ています。趣旨としては共通するところがあると思います。

「受験うつ」の本の中では、「遂行目標」より「熟達目標」、という表現がされていました。

「遂行目標」というのは、○○中合格!! とか、あるいは次の模試で偏差値いくつ以上!! とかね。
そういう目標を掲げて、実現のために頑張るというのも、非常に真っ当なことに聞こえますが、これって頑張ったからって実現できるとは限らないでしょう。つまり、自分でコントロールできない目標。

「熟達目標」のほうは、熟語を50個覚えるとか、やればできる(コントロール可能)目標のことです。これなら努力が無駄になることはなく、頑張れば目標達成できるわけです。

「熟達目標」が適切に設定されるかどうかで、大きな(往々にして決定的な)違いが生じます。自力で設定できる子は稀ですから、これは親の力で助ける(コーチングする)価値があることだと思います。

適切な「熟達目標」を設定して、日々の学習を積み重ねていく。この場合の「報酬」は「覚えられた」「わかった」「実行できた」というふうにこまめに受け取ることができます。だから、続けていきやすいのです。

「熟達目標」を積み重ねていったら、結果として究極の「遂行目標」である本命校合格に到達した、というのがひとつの理想形ですね。実際、「熟達目標」をうまく積み重ねていけるときというのは、学習効率としてもとても良いですから、元々無理難題の「遂行目標」なのでなければ届くはずです。

ということで、「遂行目標」「熟達目標」の話はとても納得しやすい内容なのですが、この本を読んで一番驚いたのは、モチベーション関連のもうひとつ別の話でした。(つづく)

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by an-dan-te | 2016-02-24 22:55 | 中学受験 | Comments(7)

間違った褒め方!?   

というわけで、「心が折れない」勉強法などについては、私が生活実感として持っているものと「まるっと」一致していた「受験うつ どう克服し、合格をつかむか」(吉田たかよし)の本なんですけど…

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「間違った褒め方」についての記述のところでは、おぉぉっ!? と思いました。

私、この本で「間違ってる」とされた褒め方をめっちゃしてたなと思って(^^;;

いつでもけなすってのはそりゃまずそうですよね。「なんでこんな問題ができないの!!」「だいたいあんたは…(グチグチ)」とか。まぁなかなか褒めるところがない生活態度だったりすると褒めるのも苦しいですが、なんにせよ8割褒めるくらいで行けとはよく言われることです。

でも褒め方が問題だという実験が紹介されていまして…

要するに、「テストの結果がよかった」と褒めるときに
結果についてのみ言う
「きみは頭がよい」と褒める
「よく頑張ったね」と褒める

を比べてみると、
・頭を褒められた子は次に簡単な問題を選ぶ(難しい問題を選んで解けないとイヤ)
・努力を褒めれた子は次に難しい問題にチャレンジしようとする
というのです。

褒められるとそれが快感でまた次も、と思うのは人間の性質上当然ですが、
頭を褒められると、もっと褒められるには努力しないですいすいできちゃうのがイイ、みたいなことに。

この著者がこれまでに治療してきた数多くの受験うつの子によくあるのが、「才能がある」「天才だ」のように幼いころから褒められたケースだというのです。褒め伸ばしのつもりだったかもしれませんが、いつか「現実」をつきつけられたときに、そのギャップはコントロール不可能なギャップになるというわけです。

…それをふまえて我が家を振り返ってみるとですね…

褒めたくなるほど努力の子って、うちにはいなかったので(笑)、「頑張ったね」みたいな褒め方をした記憶があまりありません。テストの振り返りのときとかに、「これをやっていったからこれができたね」とかいうのはわりとよく言ってたと思うけど。

一方、「才能」をほめることなら日常的にしていました。なにしろ我が家は三人とも超がつくほど凸凹くんなので、
・またろうは、空間把握能力に優れていて、数学が得意。
・こじろうは、数の感覚に優れていて、算数が得意。
・はなひめは、言語能力に優れていて、国語が得意。

それぞれ、ものすごく違うタイプの人間です。得意なところにおいては、「ちょこっと」やっただけで、ばーんと点が取れて、超コスパいいんです。その他のところは、ハラホロヒレハレ(-_-;;

「この空間図形が、「みえる」んだ!! すごい」
「こんなのでも暗算でいけちゃうんだ!! すごい」
「よくわかるように書けてるよ!! すごい」

だって、すごいと思ったら、そりゃ褒めるよ。うちの中に、あからさまな比較対象もいるもんだから、親としては素直に感服して褒めたくなるんです。それに、自分が得意なところをよく知って、それでほかをカバーしていく(実際に凹部分を補える場合もあるし、あるいは凹のままだけど凸で稼いでチャラにする場合もある)考え方も、とても大切。私だって、よしぞうだって、結局大人になるまでに、何を磨いたのかっていえば、そういうことでしょう。

別に、そうやって才能を褒めて育てたことが、現実と乖離するほど自己愛を育てたとも思わないです。

たぶん、褒めることにそんなに臆病にならなくていいと思う。ただ、いつも、現実に即して、具体的に本音で率直に褒めてれば、大丈夫。

受験うつになりやすい褒め方というのは、もっとざっくり包括的に(?)褒めてるのかもしれないですね。テストで偏差値がたいしたことなかったり、受験でどこかに不合格になったら、必然的にへし折られてしまうような。

ちゃんとピンポイントで具体的な事実を褒めてれば、褒めることが努力であれ才能であれ、

才能がある部分は、少ない努力で、大きな効果が出せる。
苦手なところは、なかなか大変だけど、こうすれば、ここまではできた、とか。
試験を受けてみれば、上には上がいるけど、ま、やっただけのことは(自分ができるだけのことは)結果が出る。

というようなことがわかるし、そこそこ現実と折り合いつけながらもそこそこ自信を持ってやっていけるんじゃないかな。

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by an-dan-te | 2016-02-22 21:58 | 中学受験 | Comments(4)

心が折れない勉強法   

「心が折れた」のかもしれないと思う話を聞くと、私は「勉強の量と質をやりきれる分に調節して様子を見て」というようにしていました。

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特に、「質」は重要です。やってもできないような難しいものは論外、ほんとはその子が本気を出せば解けるはずのものであっても、心が疲れているときにハードルが高くっちゃ手が出せないので、とにかく思い切って簡単なものから。イメージとしては漢字と計算(計算だって難しいのあるから、十分簡単にね)、それが難なくこなせるならば基本の一行題、というふうに徐々に。

一日いちにち、一週間いっしゅうかん、やりきって次。

経験上感じたのは、結果として少なくしか勉強してなくても、心が疲れることがあるということ。やるべき課題が山になっていて、でもやる気が起きなくて、だらだらと時間が経って、少ししか勉強できずに一日が終わる。いつも、課題に追われているような気がするんだけれど、実際にはあまり勉強してなくて、ゲームは進んでいるとか(^^;;

それって、現実問題、ほとんど遊んでるんだけど、心は疲れていく。

ってこと、ありませんか? だから、「やりきれる」ってことが特に重要なんじゃないかと。

なので、「受験うつ どう克服し、合格をつかむか」(吉田たかよし)を読んだとき、おぉすごく一致していると思いました。

でももっと徹底しています…

私は「十分に易しい課題」ということで「漢字・計算」を思い浮かべましたけど、この本の中で提案されている「自己効力感トレーニング」はさらに基本的なところから始まります。

ところで、「自己効力感トレーニング」ってよい呼称ですね。上記のような、「やりきって次」というのも、狙いは要するに自己効力感を高めることです。

第一ステップは、なんと勉強ではなくて「机に向かって座る(10分間)」というものです。座ってる間、ぼーっとしていてもいいし、漫画を読んでいてもいい。とにかく座っているということを自分の意思で達成する。そして、その「課題」に取り組んでいる間、不快ではない、というところがミソのようです。

そのあと「音読(5分)」「計算ドリル(10分)」「漢字の暗記(10分)」「通常の受験勉強(15分)」というように進めていきます。音読~計算~暗記と、必要な心のハードルが低いところからきちんと並んでいるのですね。

いったん心が折れてしまった場合、ここまで徹底して、「ここまでは大丈夫、では次」というように自分で自信の持てるペースで進んでいくほうがかえって早道なのでしょう。

「予防」ということでいえば、そういう趣旨を頭に置いて、やりきれる課題設定ということで考えていけば十分かなと思います。

はなひめの受験のときには特に、はなひめが「ゆっくりさん」だったもので、ものすごく意識して量も減らし内容も基礎に偏ってやらせていましたが、それは「ツカレ」防止にとてもよかっただけでなく、学習面でも案外きちんと進むものだなと感じました。

そう、「無理」がなければゆっくりでもちゃんと前進しますし、歩みを止めずにいけばそのうちずいぶんな道のりを行けるのです…

とにもかくにも「適正」な課題設定というのが大事です。私はあくまで親からみての感覚でやっていて、あんまり理屈で説明できませんが、この本では
「ちゃんと週ごとに目標を立て、ストップウォッチで計測して記録し、「確率7割程度で」成功するような目標設定を探る」
よう勧めています。もっと高い確率で成功するようなぬるい設定だと、頑張る意欲がわきにくいといっています。明らかにうちの設定はこれより「ぬるめ」だったと思われますが(^^;; 別にそれで悪いということはないようです(性格にもよるかな…)

この本で想定する受験勉強のメインターゲットは大学受験なので、本人が実行できるこのような形を勧めているのでしょう。親が観察しながら進めていく場合はそこまできっちりしなくても大丈夫だと思いますが、道に迷ったらきちんとやってみといいかもしれません。

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by an-dan-te | 2016-02-17 17:32 | 中学受験 | Comments(2)

「心が折れた」ときの答案用紙   

私が「心が折れた」と表現していた状態のことを「受験うつ」と呼び、研究と治療に真っ向取り組んでいる人の本がありました。
「受験うつ どう克服し、合格をつかむか」(吉田たかよし)

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この人は、灘、東大の工学部からNHKを経てもう一度大学に行ってお医者さんになっているという変わり種で、なんと受験生専門のクリニックを開いています。心身の不調を抱えてふつうのお医者さんにかかったら、お医者さんは不調の脱出をすることの面倒は見るにしても…合格の面倒はみませんからね(^^;;

このクリニックでは、うつ状態からどう回復するかだけでなく、どうすれば合格をつかめるかの勉強方法まで指導するというわけです。さらに、病気でなくても効果的な勉強方法を教わりに行くこともできます。

「うつ病」という言葉がありますが、「受験うつ」という呼称(吉田たかよしオリジナル?)は「病」の字を除いたところがミソです。

いわゆるクラシックなうつ病は、何をする気力もなく寝込んでいるのがベースですが、「受験うつ」は大人でいうと「新型うつ」に似ています。「新型うつ」というと、会社には行けない(無理に行こうとしても体がいうこときかない)けれど好きなことなら遊びには行けたりとか、そういう状態ですね。

「受験うつ」もそれに似ていて、学校や塾に行けなくなったり、勉強をすることができなくなったり、テスト成績が急落したり、でもゲームはやっているとか、そういう状態です。別に詐病ということではありません。体の不調も本物で、激しい肩こり、背中や腰などいろんな部分が痛くなることもありますし、微熱がなかなか下がらないこともあります。

大人の「新型うつ」と異なる特徴は、子どもの「受験うつ」の場合、だらだらと落ち込んでいるというよりむしろアクティブに怒鳴る(「うるさい!」「ほっといてくれ!」)、暴れ出すなどのことが起こりやすいことだそうです。

過去記事「成績急降下のときは」でも書いたように、勉強不足では成績は「急降下」しません。急降下するには別の理由があります。

その理由を探るのに、答案用紙は非常に確かな手がかりとなるのです。単に点数が悪いというだけではなく。

心が折れているとき(受験うつ)というのは、脳の働きがふだんより低下していますが、一様に低下するわけではなく、特に能動的に考えを生み出す、まとめるということができなくなります。そのため、一問一答のような形式、選択肢などでは比較的低下しにくいのに対して、記述式で解答しなければならないものや、大意をつかまないと判断できない問題、要約などが著しく難しくなります。

あるいは図の読み取り…さらには「補助線を引く」なく積極的に試行錯誤をする必要のあることは壊滅的だそうです。

そんなわけで、受験うつになった子の答案用紙には特徴的な「模様」が表れる、とこの著者はいっていますが…

もちろんですが、記述ができない、大意が取れない、補助線が引けないというのがその子の元々の実力ならうつでもなんでもないわけで(^^;; 以前の状態との比較も重要になります。

だから常日頃から、我が子の答案用紙を観賞しておくというのはけっこうお奨めです。「受験うつ」でなくてもちょっとした学習上の課題にすぐ気づけますから。

吉田たかよしさんは、この15年間に一万枚を超える答案用紙を診断してきたそうです。へんなお医者さんですね(←ほめてます)

吉田さんは自分自身が高三のときに「受験うつ」に陥り、でも校長先生の適切な指導で立ち直り、東大に現役合格できたという過去があり、それもあってこの課題に真剣に取り組んでいるとのことです。

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by an-dan-te | 2016-02-13 08:32 | 中学受験 | Comments(4)

答案用紙をヨムとわかること   

またろうとこじろうは、同じ親から生まれて同じ家、同じ保育園で育ったのにまったく違う「人種」なのですが、それはたとえば答案用紙を比べてもわかります。

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比べるといってもまたろうは中学受験をしていないので日能研答案では比べられませんが、同様のテストを受けたものとして、中三時の市進テスト(高校受験用。こじろうは受験しないけど英語単科で通っていた)があります。

またろうもこじろうも数学が一番得意なのは同じで、最高記録の偏差値(中学受験ではあまりお目にかからない80台)もほぼ同じなのですが、答案用紙の「模様」が激しく異なります。

市進のテストは、基礎的な問題から超絶難しい問題まで、およそ前から順に並んでいました。またろうの答案は、簡単な問題からランダムに(?)ぽろぽろとミスをしつつ、でも空間図形を切ってどうのこうの(あまりややこしくて私は見る気もしませんでしたがよしぞうは挑戦して間違えました)というやたら難しい問題は正解。

一方、こじろうの答案は、前のほうからぴっちりノーミスクリアしていき、最も難しい大問ひとつ(ラス前)をさくっと飛ばし、そこまでではない大問(ラスト)のカッコ2までは解くという隙のないテスト戦略。

テスト巧者なのはこじろうだし、たぶん本当の意味で数学が得意なのはまたろうで、中身まったく別人なのですが、結果の数字だけ見るとほぼ同じ。

ちなみに、こじろうとはなひめの答案の模様を今度は日能研のテストで比べるとすると、これまた最高偏差値に関してはほぼ同じ(平均はこじろうのほうが上)、得意科目が違いますが(…ご存知のとおり)、模様もずいぶん違います。

自分の取りやすいところを全体から拾ってきっちり押さえるこじろうスタイル、
丁寧に解いていって(前からほぼマル)…途中でタイムアップ、以下空白のはなひめスタイル(-_-#

「こじろうスタイル」で集中的に白くなってるのは「記述問題」という感じ。

ま、ともかく、それぞれの「脳みそのカタチ」に合わせて答案の模様も様々。

こうした模様をよく観察すれば、これからどういう勉強をしたらよいかもわかりやすいですし、
調子を崩した場合も、何がまずいのかを速やかに発見することができるでしょう。

中学受験で、親ができるサポートは何なのか、人によって考え方はずいぶん異なると思いますが、
できあがった答案の模様を「ヨム」というのは、
もし親がある程度中身に関わる気持ちがあるならば、何より第一にやってみるべきことといえるでしょう。
(別に親自身がその問題を解けなくても大丈夫)

前に書いたことがありますが、
--------
成績急落は、勉強不足ではなく心が折れているサインのことが多い。
勉強を足すことでなく引くことを考えるのが吉。
--------

これも、単に「急落」ということでなく、模様をヨムことでもう少しはっきりしたことがわかるはずです。

たとえば、六年のかなりどん詰まりに来てこじろうの国語が「がたっと」来たことがありましたが、これは、模様を見ると、
「黒くなっている」
つまり、これまで完全無視だった記述にチャレンジしてみて、あさってではなく明日くらいの答案が書けているがまだ点にはなっていない、そしてそれで時間と集中力が取られてこれまで取れていた部分まで手が回らなかったということがわかりました。

スタイルを変えるときは突然がたっと来ることもありますね。だから別に心が折れているとか何かまずいことが起こっているというわけでもないのですけど(しかし本番にがたっと来ても困りますけど)。


先日、書店でふと目に入って衝動買いした本には、いわゆる「心が折れた」状態のときの答案の「模様」について詳しく書いてありました。(つづく)

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by an-dan-te | 2016-02-11 23:18 | 中学受験 | Comments(2)

前期日特、迷いどころ   

日能研の六年カリキュラムがスタートするときは、日特をどうするか悩まれた方も多いのではないでしょうか。

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五年生も、ひたすら「時間がない!!」って感じだったと思いますが、
六年生も、さらに拘束時間が延びてこれじゃいつ勉強するのよって。

前期日特に行くメリット
・入試問題(複合的、応用的)に触れる
・親の憩いの時間ができる

前期日特に行くデメリット
・テスト直しなど家庭学習の時間が不足
・日曜日に早起きしなきゃいけない(^^;;

結論から先にいえば、こじろうはずっと通い、はなひめは最初試してすぐやめるという結果になりました。

過去記事
前期日特…とるんだ!?
初日特
前期日特あきらめました

結局のところ、何を基準に考えればいいかというと、一週間また一週間と経っていくときに、
「時間に追われて、やるべきことがやりきれていない」
と感じるのではなくて、
「やるべきことをきちんとこなして、一歩一歩前に進んでいる」
と感じられるようにするということです。

とにかくそう感じられることが大事で、実際にやっている「やるべきこと」の中身が、
よそ様より少なかろうが、宿題の指示から逸脱していようが、
そんなことは小さな問題です。

それぞれ、受験生本人+それをサポートする親にとってのキャパがありますから、
そのキャパにおさまるものを課題と認識する。

そしてそれはやりきる、ということです。

そうやって毎週まいしゅうを過ごしていくほうが、
疲労感はずっと少なく、そして
むしろこなせる課題の量(と質)は向上します。そういうもんなのです。

で、どうやって収めるかですけど…

【塾】
・クラスを下げる
・授業のうち、あまり生きていないところを欠席(はなひめなら、算数の二日目)
・日特を取らない

【家庭学習】
どうしても譲れない線(計算・一行題・漢字・語句、テスト直し)を除けば
どこもリストラ対象として検討する余地あり。「栄冠への道」でさえも。

【生活】
・勉強以外の時間を圧縮
・勉強を効率よくする

私の好みとしては、お風呂とかごはんとか爪切りとかの時間を少し短くして、
勉強ももっと1ページが短い時間で解き終わるようにしたらいいんじゃないかと思ったんですけど、

本人できない(したくない)んだからしかたありません。結局、親子で話し合った結果の落としどころが日特削る、だったのです。その他、「栄冠への道」の一部とかももちろん犠牲になってますけどね…

ともかく、「やりきれる分量」に整えた週サイクルをなるべく早く確立することが、この一年を乗り切る鍵となります。ここは、がんばりどころ!!

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by an-dan-te | 2016-02-08 18:43 | 中学受験 | Comments(6)

習い事との両立は(アクセスラボ最新記事のお知らせ)   

中学受験をすることの大きなメリットの1つは、抽象的な思考が芽生えてくるこの時期に、体系的に学習しておくことで、今後の大きな成長に向けて種まきできるということだと思うのですが、

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あたりまえですが、小四~小六の「ゴールデンタイム」は何かほかのことに活用したってオイシイわけで、

やりたい(やらせたい)習い事が他にあると、両立が悩ましいんですよね。

というわけで、二月の記事は
「中学受験、ほかの習い事との両立はできる?」

我が家の二回の中学受験では、二回とも別に「両立」してなくて、受験生である間(小五、小六)は受験優先。
ただし、その前の小四では習い事優先にして、どのくらいそれに熱中したいかを試すというふうにしてました。

結果、本人たちも「まぁいいや」程度だったので迷わずにすみましたが(^^;;
続けたい、でも受験もしたいということだったら、大変でしたね。

サポート側(私)に体力と気力があんまりなくて、
車もなくて、
時間もないから、

けっこうこりゃ厳しいよ。

というか、よく考えてみたら、それぞれの習い事を、もし本格的にやるんだと、別に中学受験との両立をしなくても、親の送迎その他サポートが当たり前のように必要になってくるようだったので、土台無理だったという話もありますね。

その点、中学に入ってからの部活だったら、いくら熱心にやっても、自分で弁当持って自分で電車乗り継いで遠征でもなんでも行きますもん。やっぱ楽ですわ。

でも、本人のガチやる気があって、かつ、親のサポート体勢もあって、すれすれの両立をこなしてきた人はそりゃ強いです。中学受験も、習い事も、どちらの実りも得た上で、さらに時間活用のエキスパートになってるんですから。

だいたい、トップ校って、決まってピアノうまい子も多いですよね。

大人になって、ピアノサークルに出入りするようになったら、そこにいる男性陣は、ほとんど東大・京大・東工大卒とかで、その難関大ぶりは極端な偏りです。

頭の良し悪しというのも、いろんなベクトルがあると思いますが、入試で測るような能力でいえば、そのベースは処理能力、処理速度で決まります。基本スピードに優れた頭の持ち主であれば、ささっと勉強してテストでも高得点を取り、ほかのこともして、両方楽しめるというわけです。

よしぞうはまたろうの父で、典型的なADHD(不注意)ですが、スピードで補うことができたところがミソなようです。似た凸凹を持っていても、またろうはスピードを置き忘れて生まれてきたので、受験向きとはいえませんでした。

私は小六のとき、(なんと)フルートを習い始めたり、基礎英語を聞くのが趣味になってそれも熱心にやってましたが、中学受験は全落ちだったわけで、そんなハンパな両立(←してない)をよいこは真似してはいけません。

難関校に合格、しかもスポ少で…とか、コンクールで…とかそういうきらびやかな両立話に心ひかれたときは、そういう資質または並外れた根性と体力があるのかよく考えてください。

中学受験メインで、息抜きの習い事という組み合わせは、無難で、どなたにもお奨めです。それでまた、そのたいしたことないポジションの習い事も、それなりに将来効いてくるもんなんですよ。悪くないです。

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by an-dan-te | 2016-02-06 08:37 | 中学受験 | Comments(4)