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生活を犠牲にしない大手塾生活   

塾なしで家庭学習、あるいは、大手塾ではなくこじんまりしたところで中学受験をできないだろうか? と考えている方はけっこういるのではないでしょうか。

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その場合、大手塾にかかる費用が気になっているということもあるかもしれませんが、それよりは、小学生らしい生活が犠牲になるのでは? という懸念が大きいのではないかと思います。

そもそも、中学受験をするということも必然ではありませんが、ここでは中学受験ブログなのでとりあえず「する」ということにしまして、大手塾に通いながらも生活ペースを守ることを考えてみます。

(1) 生活リズムをなるべく乱さない
夜寝る時間があまりズレたり、食事の時間がひどく前後するという生活では、健康を守りにくくなります。
日能研の場合、お弁当を食べる時間がありましたから、食事時間はあまりいつもと違わずに取れます。私はそのほうが好きなのですが、食事時間がズレても、家で食べられるほうがよいと考える方もいるかもれませんね。その場合、塾帰り後の食事はスープなど軽いものをメインに考えて、なるべくさっと寝られるようにするとよいと思います。
とにかく、塾から帰ってきたら、まぁお風呂は入るでしょうけど、ほかに余計なこと(勉強とか?)を極力しないで寝てしまいましょう。

(2) 友だちと遊ぶ時間を確保する
塾通いで、学校のクラスメイトと疎遠になることが心配になるかもしれませんが、元々、小学生の遊び時間は5時くらいまでです。塾のない日は、5時まで遊んでいいことにして、勉強するのはそのあとにすればわかりやすいと思います。
塾に行く日は遊べないかもしれませんが、たいていの子が何か習い事は行ってたりして、中学受験するしないに関わらず、毎日は遊べないのがわりとふつうではないでしょうか? 遊べる曜日もあるということであれば周囲との違和感なく過ごせると思います。

(3) 勉強は引き算で、空回りを避ける
夜は早く寝る、友だちとも遊ぶ、ということになると、勉強する時間には限りがあります。もっとも、そこを仮に削ってみても、ちょいと長くなるだけで結局のところ時間には限りがあるんですけど。
大手塾のカリキュラムは最難関校にも対応できる中身を詰めて「みっちり」できているので、そこまで処理能力がない子が、全部こなそうとすればだいたい消化不良になります。授業では必要なことをあまさず習っているのかもしれませんが、それを自分で身に着ける時間が取れなければ右から左に流れて行ってしまいます。
成績も上がりませんし、追われている気持ちだけは募ります。

それよりは、オプション授業を切ったり、必要ならメイン授業も一部割愛するとか、あるいは宿題を基本問題だけにするとか、テスト直しも「あとちょっとでできそうなところ」に絞るとか、とにかく思い切って「引き算」して、学習内容をしっかり手中に収められるようにしてしまうのが吉です。

こんなに「引き算」しちゃうと成績が上がらないのではないかと心配になるかもしれませんが、それが意外と問題ないものなんです。むしろ欲張ったあげくに結局身につかないでいると成績も下がるし親も子も疲弊します(-_-;;

ここまではできた、自信持ってできるところまで繰り返した、という部分を積み重ねていけば、ちゃんとその子のポテンシャルのところまでは成績を伸ばして、似合う学校の合格を勝ち取れるものです。

* * *

我が家の受験のときにどうだったかというと、

こじろうのときにはあまり「引き算」を意識していませんでしたが(時間はかなり要領よく使える子だったので)、5時までは遊ぶとか(本人の強い希望により)ゲーム時間を確保するとかできていました。あとから考えると、意図的にやってたわけではなくて単にそこまで頭が回ってなかっただけですけど、漢字学習やら社会科の暗記物やらが後手後手になっていた分が「引き算」になっていたかもしれません。

はなひめのときには、とにかく生活時間の使い方が要領悪いうえに問題を解くのも遅い子だったので、削りまくりました。算数の応用問題を削り、理科も応用をやめて基本のみ二回転するとか、日特は休んでしまうとか、「引き算」だらけ。でも、思い切って削るほうが成績が安定することはすごく実感できたし、二人目だったのもあってあまり迷いませんでした。

ともかく、二人とも、夜更かしして勉強するより寝る。ということについては同じです。私自身も…勉強のために夜更かししたことは(大学受験時代も含め)ありませんから、子どもにもやれとはいえません(^^;;


それでは、そうやって大手塾からの「引き算」でいくのと、「塾なし」からの「足し算」でいくのと、どっちが得かという話になりますが…(つづく)

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by an-dan-te | 2015-03-29 21:57 | 中学受験 | Comments(4)

「志望校対策」(日特、NNなど)に思うこと   

久しぶりに、中学受験終了ほやほやの人とお話しする機会があって、「志望校対策」についていろいろ考えた。

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各大手塾の志望校対策講座は、それぞれ特徴があって、好みが分かれそうだけれども、私の知っている範囲で大雑把にいうとこんな感じ。
(以下で、直接自分の子どもが通って知っているのは日特のみ、テスト受けたのも早稲アカのみなので、ほかは伝聞です)

・日能研(日特)
塾内生のみ。学校の近くの校舎にみんな集められるので、遠くなっちゃう場合もあるけど(その場合学校も遠いということだが)、人数が集まるのはよい。レベル別にクラス分けがある。
昔(こじろうのころ)は受講資格が決められていて、足りないと入れなかったけど、今は希望すれば誰でも入れる。それはいいことなのかどうか?

その「日特」から何人受かったかについては、トップシークレットらしくて教えてくれない(爆)

超難関校(開成とか)だけじゃなくて、N偏差値60近辺で複数回受験があるような学校まで単冠で講座が設けられているのは大きな特徴。しかしそういうところはそんなに気合いが入ってなくて、たいして頼りにならない志望校対策だったりすることも。日能研こそそういうところに力を入れたら売りになるんじゃないのかなぁ~

なぜか過去問をあまり扱わず、類題を他学校の過去問から集めてきて演習する。過去問は自分でやれってことになってる(添削は日特でなく通常校舎の先生に出す)。

・サピックス(SS)
基本的には、自分がふだん通う校舎でそのまま志望校対策講座が受けられる。人数が集まらないといくつかの校舎でまとめられることもある。近いことはいいことだ。年によって、どこで何が開校になるかは異なる。
偏差値で受講資格は切らないらしいけど、時期的に近づいてくると、現実を見て志望校を変えて講座も移っていく。結果的に、最後まで残った子の合格「率」はちゃんと高いようだ。というか、開成・麻布・桜蔭・JGの「対策」の力強さについて疑いの余地はない(…ほどの実績である)。

こじろうやはなひめの学校あたりはハナもひっかけられないので(笑)単冠講座はない。

・早稲アカ(NN)
他塾生OK、っていうかウェルカム。いわゆる「そっくり模試」、入試の形式、傾向や難易度はもちろん、紙質まで真似たテストで選抜するので、単に偏差値で切るよりもっと、その学校に受かりやすい子を選抜している(のかどうか、少なくともその意図を持ってるはず)。

そのテストで高得点をマークした子はとりわけ熱烈歓迎なので、講座の曜日に都合が悪くて受講できないと断っても個別授業が設けられるほど。

内容はオーソドックスに徹底した過去問演習が中心になるが、それぞれの学校の入試指導で長年実績のあるベテランが詳細添削(記述もちゃんと書けるまでFAXで往復)。

やり方がえげつないとか体育会系ノリが嫌いとか内部生に冷たいとか、好まない人はけっこういるけど「志望校対策」の力強さについては定評あり。

レベル分けして何クラスもあるので、最上位クラスなら合格率は9割以上だったり、最下位クラスなら「合格した人もいる」という程度だったり。ポジションによって結果が占える。

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それでね、親としてはやっぱりココ(志望校対策)ってすごく気になるところだとは思うんだけど、
ものすごーくざっくりいうと、やっぱり「実力」が元から足りてる子は志望校対策が多少すばらしくなかろうがちゃんと受かっている印象。そういってしまうと身もフタもないけれど…

それで、じゃあちょいと足りないところを押し込む役には立つのかというと、まぁ多少は立つと思う。
けどそんなに極端なことはほとんどの場合うまくいかないから考えないほうがいい。併願までまとめて取りこぼす危険もある。

私が志望校対策で「いいな」と思うポイントは、

・特にしっかり勉強になって、身に付くものがある!!
惚れた学校が心血注いで作った優れた問題を題材に、とことん考えたらそりゃ勉強になります。
特に、記述が必要だったりして何度も修正・検討して往復しなきゃいけなかったり、
国語の読解がややこしかったら、個別の先生とか親とか大人が、真剣に子どもと寄り添って読み解き方・考え方・表現の仕方を身に着けさせなきゃいけなかったり、
するわけでしょ。そこまで濃密にやったら、確実に残るものがあって、それは将来にきちんとつながります。

・実力も十分あって、志望校対策もしっかりやったら、合格率MAX!!
実力も足りている学校を熱望していて、上記のような「とことん」の志望校対策をしたら、ほぼ確実に合格します。本当に行きたい学校を、しっかり狙って合格すれば、そりゃ下手な鉄砲を数撃つよりいいです。

この二つ。つまり、元々相応の志望校があってそこを熱望し、しっかりした対策もして、合格する、というのが個人的には理想。理想というのは、無駄に消耗することなく、入ってからもスムーズに馴染めて、六年間で得るものも大きいという趣旨です。そういう意味で、サピや早稲アカは対象校が狭いのが難点だけど、日能研は対象校があっても対策がウスいのが難点かなぁ。

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by an-dan-te | 2015-03-23 13:11 | 中学受験 | Comments(6)

きょうだい間でお金の公平とか(アクセス進学ラボ最新記事のお知らせ)   

3月になりましたので、アクセス進学ラボに最新記事でました。→「気になる進学費用の実態は?

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この記事は要するに、私立に行くと学校に直接納めるお金以外に意外とかかるもんだから、行くなら余裕みといたほうがいいよってだけの内容なんですが…書いてたら長くなっちゃって…話がそこまでで終わっちゃいました。

お金関係でもう一段つっこむと、気になる話題としてはきょうだい間の公平!? ってことがあると思います。

私立に行くとそのように、なんだかんだお金がかかるものだし、あまりその辺りを細かく気にしなければいけないようだと大らかに私立ライフを楽しめませんから…
…たとえばですが、お金のかかる部活に入りたいとか、希望者が行く短期留学に参加したいとかいわれたときに、お金の理由でやめさせないといけないってのも切ないかなと。

そういうことを考えれば、余裕がないなら最初からざっくり公立コースにしてむしろ浮いたお金で、習い事とか塾とかもろもろの資金が出せるようにスタンバイしておくのがいいかもしれない。

となると、私立×三人ではずいぶんなお金がかかります。

うちはなんだかんだいって、またろうが完全公立コース(公立中→国立高専→国立大)なので助かっています。一方、一番高いコースがこじろう(私立中高大…しかも理系は高い…そしてたぶん院まで)、その差はけっこうクラクラくる金額ですから、またろうまでこじろうと同じだけかかってたら家計逼迫かなと。はなひめの大学がどうなるかはまったくわかりませんので、こじろうと同じくらいかかるコースか、それよりは安いコースになるのかは未知数です。

お金のことでいえば思いっきり不公平、アンバランスです。

遺産分けの段になって(たいした遺産が残るとは思えませんが)、もしもまたろうとこじろうとはなひめがお互いに、誰がいくら余計かかったとかいってバトルを始めたらえらく不毛なことですが…
冗談ではなくて、そういう話ってけっこう聞きます。元々はわりと仲の良いきょうだいだったのに、「お兄さんだけ、大学出してもらってる」とか裁判にまでなっちゃったり。

けど、我が家の場合、別に「長男だから大学にはやらなきゃ」「女の子に学問はいらない(←笑)」とかで分けているわけではなくて、たまたま本人の状況に合わせて選んでいったらこうなっただけで、お金のかかってないまたろうも、別に私立に行かせてもらった弟妹をうらやましいとか一切ないとは思うのですが。

いちおう、またろう本人にも、かかったお金がずいぶん違うことについてどう思うかを聞いてみましたところ、高専に行ってよかった(ということはつまり、公立中に行ってよかった)と思っているのでお金の違いは気にならない、あと自分が一番親に手間かけさせた(そして心配をかけた)自覚はある(^^;; とのことでした。

そう、こじろうがお金という意味ではいちばんかかってますが、中学に入ったあとはほんとにメンテナンスフリーというか、何も心配する必要がなくここまで来てしまったので、親の気持ちも含めた「コスト」的には案外、またろうとこじろうって、トントンに近かったりします。

結局のところ、親の側から見て、それぞれの子どもに必要、またはかけたほうがいいと思うお金と手間はいつもかけてきた、その判断基準についてはブレがなかった、という自信があれば…そしてそれがちゃんと子どもに伝わっていればそれでいいのかなと思います。

でも、たまたま三人きょうだいの一番上が、私立に行かせたいと思う子であって、下はまだ未知数、しかも三人とも私立にやるのはお金が不安ということになったら、悩むかもね?? それがたまたま、一人目がまたろうだったせいで迷わないで済んじゃった。

こじろうは早々とお金のかかるコース確定だったけど、中学入ったらめっちゃ学校にぴったり適応して、さっさと安定感を醸し出してくれたから親は何にも心配しないで済んじゃった。

はなひめは、これからのことはわからないけど、(比較的)ドラマのない中学受験を経て、充実の女子校ライフを楽しんでいる。学校の面倒見も細やかで、たぶんかなりあとのほうまで塾いらず。

…ということは、案外うちの子どもたちって親孝行!?

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by an-dan-te | 2015-03-03 13:05 | 中学受験 | Comments(12)