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失敗のカオを立てる   

一月受験について、こじろう最初の併願面談でお勧めされたパターンは、「三回か四回受けろ」でした。

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その狙いは、成功と失敗、両方の経験を積ませることです。
受けて受かるのは自信になるし、でもそれだけだと慢心にもつながる。
受けて落ちるのは不安にもなるけれど、でも本気注入のきっかけになるかも。

模試を受けて偏差値がいくつだ、という結果を受け止めることならこれまで何度となく経験しているのですが、のっぴきならない「合格/不合格」をつきつけられる味わいはやはりそれと違います。

両方を経験して一回り大きくなって、本命に向かっていけ、と。

話としてはわかるのですが、チキンハート、かつ、めんどくさがりな私としては結局、わざわざ「落ちる」ような日程は組みませんでした。

不合格のあと、立て直せなかったら怖すぎる。

でも、親の、失敗をあらかじめすべてよけておくみたいな考え方は、いいのか悪いのかわかりません…


私は、なるべく失敗をよけてしまおうとする過保護親でしたし、こじろうもはなひめも不合格を体験していませんが、それでもおもしろいなと思うのは、親がそういうつもりであっても結局、すべての失敗をよけ切れるわけじゃないってことです。

こじろうのときは、1月31日の通し過去問での「算数からまわり」で、ほんとうに冷や汗をかきましたし、
はなひめのときは、最後の公開模試で「ここまではいかないだろう」というラインを大幅に割り込むドボンをやらかしてれました(-_-;;

これらは、落ちそうな学校をわざわざ受けるというような、作りこまれた「失敗」じゃなくて、自然になされた失敗で、事前には「そんなことないほうがいいだろう」と思うような事態なんですが、あとから考えてみれば、その失敗で子ども自身が真剣になった、慎重になった部分があったなと。

こじろうは、満点を目指してざくざく解いていく代わりに、解きにくいところを残して本気の見直しをして、確実に八割取る作戦に出ました(意識的に失敗を生かしている)。
はなひめも、周囲がどうあれ、自分で集中するということを実践しました(こちらはかなり無意識的かも)。

いずれにせよ、きちんと「失敗」の顔が立っています。

ここから入試本番までの限られた期間に、親が仕込みを入れようが入れるまいが、なんらかの失敗はするでしょう。ここはコントロールできなくても、それはそれでいいんです。ただそのあとで、気持ちを整理して、うまく流れに乗るところを、本人がうまくできない場合は大人がサポートしてやるといいと思います。失敗の顔が立てば、きっと本物の成功に手が届きます。

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by an-dan-te | 2013-12-18 13:54 | 中学受験 | Comments(7)

成績急降下のときは   

成績急降下というのは、たまたま悪い成績を取ったときの話ではありません。

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こじろうみたいな子はわりとコンスタントに実力発揮してくれますが、またろうやはなひめみたいな子は別に実力推移とは関係なくとってもドボンなテスト結果を出してくれたりします。そういうのをいちいち気にしていても意味がないので、たとえば直近三回くらいのテストの様子を見て判断するとします。

それでもやっぱり成績急降下としか思えない場合、対策としてどういうことを考えますか?

成績低下は勉強不足!! もっと勉強させよう!! って思いますか?

成績急降下の原因は様々ですが、おそらく「もっと勉強させよう!!」で解決するものはありません。

勉強をさぼっている、あるいは、まじめにやってはいるけどやり方がよくなくて効果が出ていない。という場合、そりゃもちろん実力が伸びないでしょうけど、でも、「実力」ってそんなに急降下するものではありません。もちろん、周囲が勉強している分、だんだん相対的には落ちていきますけど、案外その落ち方は小幅下げで、急降下と見えるようなものじゃないはずです。

(1) フォームを変えたとき
全体ではなくて特定の科目の急降下であれば、何かそこに限定した原因があるでしょう。こじろうが、最初わやくちゃだった国語を、漢字語句からこつこつと底上げしていてとりあえずある程度日本語の読み書きができるようになって(^^;; なんとかなったかな? と思ったあとの、六年冬近く、ぐだぐだと急降下。

これは、これまで記述問題を「書けるはずない」と放棄して、選択問題や抜き出し問題に注力し、白々した見栄えの答案ながらそこそこの点数を出していたこじろうが、長い記述問題に手をつけるようになったことによるものでした。記述の答えとしては、「あさって」ではなく「あした」くらいの、方向は合っているが表現が稚拙すぎるというようなものが書かれていて、でも点にはならず。フォームを変えないほうが(=記述を無視したほうが)結果はよかった、というものです。

何か成長があったとき、あるいは今後の成長をめざして、やり方を変えたときは、慣れない間は得点しづらいということがあります。でもこれはそんなに問題のない急降下です。後退しているわけではありませんから。入試本番の前には、その学校に合わせて時間配分などを確認し、調整すればいいことです。

(2) 基礎があやふやなとき
基礎がしっかりしないまま、とにかく宿題などに追われて勉強はしていた、というときに起こりがちな事故です。たとえば五年の間はなんとかなっていたのが、カリキュラムのらせん階段を一段上り、六年カリキュラムに突入したら一気に崩れた、など。

この急降下は、カリキュラムの節目を越えたところで起こることが多いと思います。対策は、一にも二にも、大きく戻して簡単なものからしっかり積み重ねること。応用は省きまくって、勉強の全体量は減るくらいであっても、とにかく足元が固まってくれば回復します。ゆめゆめ、焦って難しい問題を追加しないこと。

(3) 体調不良
はっきりした病気、たとえば高熱を出しているとかであれば無視する親はいませんが、もうちょっと漠然とした、疲れがたまっている、頭がすっきりしない、だるい、などの不調が続くとき、子どももはっきり言い出さない、親も状態が正しくつかめない、ということがあります。

体調不良によっても当然成績がどんと下がることがありますが、その場合、成績が下がったからって焦って、勉強を追加したら最悪ですね。しっかり休んで(気分も転換して)、元気回復する以外の対策はありません。

(4) 心が折れた
(3) と (4) は伴って起こる場合もあります。勉強は運動ではないので体が疲れるというのとは違いますが、それでも「やらされている」感が強いと心が疲労します。中学受験をすることや、塾に通うこと自体の納得がいまいちだった場合ならなおさらです。

対策は(3)に準じますが、なにより親が一歩引いて冷静になることが必要です。そもそも何が目的だったのかと。

* * *

と、偉そうに書きましたが、実際のところ、こじろうの六年夏後半の不調は(3)と(4)の合わせ技だったと思っています。客観的に…というか相対的に考えれば、たいして勉強してないじゃないのといいたいところではありますが(爆)、主観の問題ですからね。結局、休みをとったり、勉強時間を少なくしたり、話し合ったりとしているうちに、だんだん後期日特やらで盛り上がってきてなんとかなってしまいましたが、順調な流れとはちょっといえなかったと思います。

はなひめのときは、そういう意味でいうと理想的な流れでした。ゆるゆる始まって、徐々に本人が受験勉強の流れを自分のものとして取り込んでいき、調子を上げていくというような。そうすると、勉強時間は長めでも、気持ちが疲れにくいです。

これは、私が一人目よりは冷静だったということもありますが、まぁ本人のキャラの違いですね。なかなか一筋縄ではいかないものですが、うまくいっていないとき、それに気づいて立て直しができるのであれば大きな問題にはならないで済むでしょう。

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by an-dan-te | 2013-12-11 13:34 | 中学受験 | Comments(10)

よしぞう流、集中コントロール   

何人かの方から質問されて、そういえば書いてなかったということがありました。

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本番記事でこういう記述がありますが
----いよいよ初本番!!
これまでの緊張体験の中で、不安で胸バクバクになってしまったことがあるかと聞くと、それはないといっていたそうなんだけど、もしそうなってしまったときはどうしたらいいかというのを、呼吸から自分に言い聞かせる言葉までレクチャーしておいたそうだ。
-----
いったいどういう呼吸や言葉なのか、というたいへんもっともなご質問です。しかし私が把握していないので(汗)よしぞうに聞いたところ、「子どもによって違うので一般的には役に立たない」とのことでした(-_-;;

ただ、いちおう基本的な考え方を書いておきますと、自律神経のバランスがうまいこといく、というのが目標ですね。緊張しすぎて頭真っ白、足がくがく、心臓ばくばく、手はぶるぶるというのじゃ困りますけど、一方、ぼわーっとしていてテストに集中できないというのも困るわけで。

つまり、「緊張-弛緩」でなく、自分でコントロールできる集中。

このありかたは、子どもによって様相がぜんぜん違うのですが、こじろうの場合、ふだんの模試とかでは(あるいは、ピアノ発表会や学芸会のようなときには)よい集中にもっていくのがほんとうにうまくて、「本番強いこじろう」のイメージがあります。ところがもっともっと緊張したときには、緊張が暴走して、うろうろせかせか歩き回りながら「落ち着け~、落ち着け~オレ~」みたいなことになってしまう、手がふるえる、というようなことがないではありません(滅多にないんですが)。

それで、よしぞうとしては、そうなった自分をリセットする方法を教えておきたいと思ったので、太陽神経叢(みぞおちのあたりの神経のかたまり)をじんわり刺激する…要するに、ゆっくりした腹式呼吸ですね。いわゆる、「丹田に気を集める」というような表現はこのことを指しているのでしょうか。

いったん緊張リセットしたあと、ほどよい集中へ持っていくための、言葉や、イメージ。

…ま、ふつうですよね? 特に目新しいことではない。

よしぞうは、そういうことを誘導する声かけがうまいと思います(別にそういう仕事をしているわけじゃありませんが)。子どもの状態をよく見る、感じるということがすべての基本だそうです(よしぞう談)。そのほかに、自分がどう意識したり、動作したりすると、自律神経系にどういう影響があったかという、内観のようなものをせっせと経験として蓄積して役立てているように見えます。

自律神経は、手を動かしたりする神経と違って、ふつうの意味では随意コントロールできませんが、自分がどう考えるか、何をするかで影響はあるのですから、その経験則があればある程度コントロールできる理屈です。

はなひめの場合、ぼわーっとしちゃうほうが問題で、あまり緊張が暴走するような場面を見たことがありませんが、それでも本命入試の日にはこれまで見せたことのない暴走が起こるのかどうか、それはやってみないとわかりませんでした。

よしぞうは、はなひめに、集中するためのイメージトレーニングなどをしてみようとしたこともあったのですが、はなひめがそういうことを受け付けず(眉唾っぽくてキライ)、あまりうまくいきませんでした。それで、一月二回目や、2月1日には、送りのときの「会話で『ちょうどいい集中』に向かうよう誘導を試みた」といいます。

2/1はともかく(本人の力できちんと集中に向かっていけていたと思います)、あまり乗り気でなかった一月二校目についてはよしぞうの貢献大と感じました。日常的な会話の中に、少しずつ前向きな気持ちになれる要素を盛り込み、さらにそれをこれから向かう学校にぼんやりからめていくのがコツだそうです。

一方、私がこれまでに出来たことは、「次のテストも悪いとほんとうにクラス落ちするよ!!」とえげつない脅しをかけるとか、あと、意図したことではありませんが遅刻気味で焦って走っていくとか、そういうことです(爆)。これもかなりの確率ではなひめの集中を高めるらしかったですが、まさかこの手を本番に使うわけにはいきませんね。

(ところで、「緊張コントロール」に関して、よしぞうはまたろう受験についてほとんど何もしていません。またろうは、「ぼわーっ」の度合いがすごくて、MAX緊張して理想状態に近づくくらいだったので(?)問題なかったんです。電車も乗り間違えず、受験番号も書き忘れず、すべての学校を受験できたのですからよっぽど(ふだんより)緊張していたのだと思いますけど。)

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by an-dan-te | 2013-12-03 13:17 | 中学受験 | Comments(11)